岡山市の水を守る岡北の会

旭川流域で有害物質が浸・流出する危険性のある御津産業廃棄物処分場を建設・操業することに反対し、岡山市の水を守る活動を発信

申し入れに対する岡山市からの回答が届きました

2011-01-07 | 記事
 昨年12月6日の申し入れに対し、岡山市から回答(1月6日付け)が届きました。その内容は次のとおりです。



 平成22年12月6日付け御津の産廃処分場設置に関する申し入れについて、下記のとおり回答します。

【申し入れ項目1】
 御津虎倉では、岡山市が管理型産業廃棄物処分場の設置を許可し、地元住民は許可の執行停止などを求めて提訴しています。
 当該処分場は、(1)設置場所の問題、(2)設置施設の問題、(3)管理者の問題、があり市民と社会の安全を守るため、御津虎倉の産廃処分場設置許可を取り消してください。


 本市が行った御津虎倉地区の産業廃棄物処理施設設置許可処分に対し、地元住民から許可処分取消訴訟及び許可処分の執行停止が申し立てられていることは事実ですが、本市は、廃棄物の処理及び清掃に関する法律に規定された許可基準に適合するか否かを厳正に審査した結果、許可基準に適合することから許可したものです。
 許可基準に適合する場合には許可しなければならず、本市の裁量で許可を取り消すことはできません。

【申し入れ項目2】
 御津河内では、OMエコクリーン(株)が安定型産業廃棄物処分場の設置を申請し、岡山市が審査しているところです。
 当該処分場は、(1)設置場所の問題、(2)廃棄物と設置施設の問題、(3)管理者の問題、があり市民と社会の安全を守るため、御津河内の産廃処分場設置は許可しないでください。


 御津河内地区の産業廃棄物最終処分場設置計画につきましては、法が定める許可の申請に先立ち本市産廃条例に基づく事前手続きが行われているところであり、現在、審査会において、計画者より提出された事業計画書及び生活環境保全調査書について、申し入れの内容も含めた審議検討が行われているところです。
 また、計画者より法に基づく許可の申請がなされた場合には、法に規定された許可基準に適合するか否かを厳正に審査してまいります。

1月7日、コープ東川原店の前で署名を集めました

2011-01-07 | 記事
 1月7日午後、岡山市の水を守る岡北の会の会員らが岡山コープ東川原店の前で、ハンドマイクや口頭で御津の産廃処分場の中止を求める署名を呼びかけました。

 買い物客らは、「御津の産廃は反対です」と言ってすぐに署名する人や、話を聞いて「旭川の上流に産廃処分場をつくる計画ですか?それは反対です」と言って署名して「頑張ってください」と会員を励ます人もいるなど多くの人から署名と共感が寄せられました。
 この行動には9人が参加し、1時間で97筆の署名が集まりました。
(筆数を75から97に訂正。2/4事務局)