めいすいの写真日記

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フランスの旅から (5) ・・・アルルの風景とゴッホの5枚の絵

2009-08-27 | 旅の写真
 ヴィンセント・ファン・ゴッホ (Vincent van Gogh 1853年 - 1890年) は37歳の短い生涯で2000点ほどの作品を残したといわれていますが、アルルで過ごした1888年から1890年までの作品がそのほとんどであり、また、私達がよく見かける絵です。

■アルルの跳ね橋



 南仏アルルの街中から3Kmほど離れた郊外にある「跳ね橋」のヴァン・ゴッホ橋。ゴッホの描いた「アルルの跳ね橋」は第二次大戦の時に破壊されてしまい、別の場所に復元されたものです。



 跳ね橋の上流は田園風景なので、雰囲気の良く似た場所に設置したということになるのでしょう。



 ゴッホは何点か、跳ね橋を描いていますが、この絵が一番有名なようです。現地の説明板にもこの絵が載っていました。描かれている橋の名前はラングロワ橋ということです。

■糸杉



 アルルを含めてプロヴァンス地方に、ゴッホの描いた「糸杉」らしいボリュームの糸杉がないかと探していました。結局、歩いて観光している時には、数が少なく、あったとしても小形でイメージには合いませんでした。
 この写真は、走るバスの中から撮ったので、手前がちょっとぼやけてしまいました。この「糸杉」、私は日本では見た記憶がありません。



 ゴッホがアルルで精神病に病んでいた頃に描いた作品といわれる「糸杉」。燃えるような情熱とともに、ここには狂気が感じられるような気がします。ニューヨークメトロポリタン美術館所蔵の絵。

■ひまわり



 「糸杉」と違い、ひまわりは至るところで栽培されていました。花の咲く時期は終わりに近づいているようで、畑のすべての花が茶色がかっている場所もありました。ガイドさんが「ひまわりから油を取る」と説明していました。この写真も走るパスの中から。



 ゴッホは「ひまわり」を何度も題材にしています。これはロンドン・ナショナルギャラリー所蔵の絵。ゴッホは「花瓶に挿したひまわりの絵」を7点制作しており、6点が現存し、1点は焼失しています。日本にもあり、東郷青児記念館に展示されています。

■夜のカフェ



 市内フォーラム広場の「カフェ・ヴァン・ゴッホ」。ゴッホが実際に「夜のカフェ」を描いた時のものではなく新たに建てられたものだそうです。



 星空の下、ゴッホもカフェに通うことがあったのでしょうか?

■病院の庭



 ゴッホが耳切事件の後、精神病とされ入院した病院跡に「エスバス・ヴアン・ゴッホ」という総合文化センターが1892年にオープンしました。建物の外観や中庭が100年前にゴッホが描いた「病院の庭」の姿そのままに再現されています。



 中庭には、説明版にこの絵がありフランス語で解説がされていました。

PENTAX K7 + TAMRON AF17-50mm F2.8 で撮影

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