めいすいの写真日記

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モロッコの旅(1)・・・カサブランカ

2015-03-21 | 旅の写真

3月9日から10日間、モロッコの旅をしました。そのときの写真を「モロッコの旅」として何回かに分けて載せて
見ようと思います。はじめはカサブランカから。

カサブランカの人口は500万人で、モロッコ第一の経済都市。第2位は首都ラバトの190万人。
リン鉱石(世界の75%を産出)と農産物の輸出港として大きな役割を果たしています。その中で一番の観光地は「ハッサン2世モスク」です。

● ハッサン2世モスク

 ハッサン2世モスクは、1986年から1993年まで8年がかりで造られたモロッコ最大のモスク。メッカ、メディナ(サウジアラビア)と共にイスラム教の
世界3大モスクの一つです。
 大西洋に面した9haの敷地に、2haの建物が建てられています。中央のミナレットの高さは200mで世界一。内部には2万5千人、敷地内には8万人が
収容可能でラマダンには、実際に集まるといいます。設計はフランス人のミッシェル・パンソー。基礎材料の大理石、御影石、石膏、瓦、タイル、木材は
国内から集められました。職人と芸術家約1000人を全国から動員した国家的なプロジェクトであり、ベージュにグリーンの色調はセンスの良さが光ります。
費用は国王の蓄財と国民の寄付によって建てられたそうです。

新しい建物なので、世界遺産にはなっていませんが、将来指定されることを目指しているようです。

海側に作られた図書館。

壁面の微細で美しい彫刻。

 ハッサン2世(在位1961-1999)は、コーランの「神の座は大水の上にある」より、「モスクを海の上に造りたい」と願い、
大西洋に突き出た形に、このモスクを建設しました。周りには大西洋の波が押し寄せていました。

● 映画「カサブランカ」 

 映画「カサブランカ」は1942年のアメリカ映画。
 第2次世界大戦中、フランスがドイツに占領されていた頃の、フランス統治下のモロッコを描いたラブ・ロマンス映画です。
 アカデミー賞の作品賞、主演男優賞、撮影賞(白黒部門)、編集賞、音楽賞などを受賞しています。
 撮影はすべて、ハリウッドのスタジオやセットで行われました。
 ハリウッドには今も、1番重要な舞台となった「リックス・カフェ」が残っているようです。
 しかし残念ながら、私を含め、この映画を見てカサブランカを訪れた人の多くが、今はその雰囲気が失われていると思うようです
 また、カサブランカに住むモロッコ人の多くは、映画「カサブランカ」のことを知らないようです。

 

 カサブランカのメディナにある「リックス・カフェ」。映画「カサブランカ」のカフェを模して2004年に
造られました。私たちのバスはこの前で一時停止して写真をバスの中から撮りました。

 映画「カサブランカ」の1シーン。右 イングリット・バークマン、左 ハンフリーボガード 「君の瞳に乾杯」のセリフが
この映画を一躍、有名にしました。

詳しくは、 「めいすいの海外旅日記 モロッコ 第1、2日 旅のはじめに カサブランカへ」をご覧下さい。

 



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