めいすいの写真日記

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ニコライ堂を訪れる(録音入り)

2008-10-02 | 街角
 JR御茶ノ水駅から、100mほどの所にあるニコライ堂(東京復活大聖堂・・・・・千代田区神田駿河台4-1-3 国指定重要文化財)。昔から、名前を知っていたが詳しくは知らず、お茶の水に行くたびに気になっていた建物だった。
つい最近、「東京を旅しよう 東京都文化財ウィーク2008」(121ページ・・・無料)という分厚いパンフレットをもらったので、中を見ていたらニコライ堂は「ビザンチン様式による日本最大のギリシャ正教の聖堂で、中央の丸いドームと内部のアーチ構造が特徴です」と書いてあった。
  今年7月に、トルコを旅しイスタンブールでギリシャ正教の総本山であったアヤソフィアを見たばかりであったし、3年前にはロシアを旅してロシア正教(ギリシャ正教と同一宗派)の見事のな教会群を見て感銘を受けていたので、立ち寄ってみることにした。詳しくは「めいすいの海外旅日記」トルコ編第7日、ロシア編をどうぞ。



 この聖堂は頂上までの高さが35メートルある。7年かけて明治24年に完成したが、駿河台は高台であったため、当時は東京中から見渡すことが出来、ランドマークになっていたそうである。しかし、今は高層ビル群の谷間の中にある。
 平成4年から10年にかけて大修復工事が行われ往時の美しい姿を取り戻したという。



ちょうど12時に、この聖堂の頂上部の鐘が鳴るというので録音機を持参した。鐘は12回鳴った。

ニコライ堂の鐘の音 SONY PCM-D50 を使用しデジタル録音 MP3に変換 43秒 audiotechnica STEREO MICROPHONE AT822 使用
 


 内部は拝観料を払って見せてもらう。入り口から啓蒙所(中央付近)という空間までで、それ以上は立ち入れない。また、撮影禁止である。しかし、イコンなどは見事である。そのため、絵はがきを購入した。これはそのうちの一枚である。ステンドグラスも10枚くらいあり、とても素晴らしかった。

 受付に女性が二人いたので、十字の切り方を聴いてみた。ローマンカトリックとギリシャ正教では十字の切り方が異なるという記憶があったからである。そうしたら、懇切丁寧に教えてくれた。
 親指と人差し指、中指三本で、「父と子と」といいながら上から下、そして「聖心の名において」といいながら右から左(ローマン・カトリックは切り方が左から右と逆)に十字を切る。これを二回くり返す。そして「アミン」。「主よあわれみよ」と3回程度唱えるとのことである。
 ろうそくを一本手渡されたので、それをまず捧げ、次に教えてもらったとおりの方法で祈りを捧げた。何か良いことがありますように。
 そうしたら、しばらくして私にとって「これから安心できる、とても良いこと」があった。それはちょっと話すことは出来ないが・・・・・。



 こちらは、大聖堂の脇にあるニコライ記念堂。
 なお、ニコライ堂の名は日本に正教会の教えをもたらしたロシア人修道司祭(のち大主教)聖ニコライにちなんでいる。

 1枚目、PENTAX K20D + SIGMA 10-20mm F4-5.6 DC 、2枚目、4枚目PENTAX K20D + SIGMA 17-70mm F2.8-4.5 DC MACROで撮影、3枚目は絵はがき

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