家から自転車に乗って、しばらく行った、 さいたま市西区塚本町の農家。その入り口にたくさん植えられていた芍薬の花。その豪華さに目を奪われました。
この一重の赤い芍薬の花は、直径が15cmはゆうにありました。一重の花は日本古来の和芍薬ということのようなのですが・・・・。
芍薬は牡丹の花によく似ていて、ボタン科ボタン属の植物ですが、牡丹は木、芍薬は草ということで異なります。牡丹の開花時期が4月20日頃から5月5日頃に対し、追いかけるように芍薬は5月10日頃から5月末まで咲きます。
このピンクと黄色のグラデーションの花は、とても魅力的でした。牡丹は「花の王様」で花王、芍薬は「花の宰相」で花相と呼ばれます。
芍薬の根を乾燥させたものは、「赤芍」、「白芍」として鎮静、鎮痛剤として使われる生薬です。生薬名は「芍薬」。
花言葉は、「はにかみ」、「慎ましやか」、「恥じらい」。
PENTAX K5 + TAMRON MACRO 90mm F2.4で撮影