めいすいの写真日記

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モハメド・アリ ・・・ 空前絶後の最強ボクサー

2010-05-17 | スポーツ


 つけ麺の店「つけめん番長 銀」というお店に入ったら、モハメド・アリの写真がカウンター正面の上部に、
そしてポスターが店の奥に飾られていました。
 この店の主人がモハメド・アリが好きで、彼のように最強の店にしたいという願いが込められているのかもしれません。
 私はこの写真とポスターを見て、再びモハメド・アリの魅力的なボクシングを思い出すことになりました。

 でも、元世界ヘビー級チャンピオン、モハメド・アリ ( カシアス・クレイ ) の全盛期のボクシングが一体どのようなものであったか
ということを知る人は、20代、30代の人では、ほどんどいないのではないでしょうか。



Float like a butterfly , Sting like a bee 」 (蝶のように舞い、蜂のように刺す) と形容される彼の美しいボクシング。
 手をだらりと下げ、ウィービング・ダッキングで相手のパンチをよけ、華麗なフットワークでパンチを繰り出すスタイルは
とてもヘビー級ボクサーとは思えぬスピードと優れた運動神経を持つ人のものでした。




 でも、いくら言葉を尽くしても彼のボクシングの素晴らしさを伝えることは出来ません。しかし、幸いなことに今は、Yutube で、
その面影は偲ぶことが出来ます。ハイビジョンテレビの実況中継が見れたなら最高なのだろうけれど。
 この動画、初めての世界ヘビー級タイトルの防衛戦であるソニー・リストンとの第二戦 ( 1965 )、アリのパンチが速すぎて、
何故リストンが倒れたのか分からないほどです。

 ただ、残念なことにアリはベトナム戦争に反対するなど良心的徴兵拒否をしたため、世界チャンピオンのタイトルを剥奪され、服役 (その後無罪)、
3年7ヶ月後カムバックしたのですが、往年のフットワークが見られなくなってしまったのはとても残念なことでした。




 こちらの動画は世界チャンピオンのジョージ・フォアマン戦 ( 1974 ) 、アリの足は止まり、ロープを背にし、コーナーに追い詰められ、
史上最高のハードパンチャーともいわれたフォアマンの猛攻を腕でブロックして耐えしのぎ、打ち疲れたフォアマンを
最後に逆転KOする壮絶な試合です。
 ただ、晩年の試合はこのようにハードパンチを受けすぎたため、引退後パーキンソン病にかかってしまったともいわれています。

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