夏椿はツバキ科の花。ツバキに似ていますが花びらがツバキより薄く、軽いしわが寄っています。夏に咲くので白く、清楚な感じが涼しさを感じさせます。
別名は沙羅の木。お釈迦様が亡くなられた時にそばに生えていた木が沙羅双樹です。平家物語の出だしの部分「祇園精舎の鐘の声、諸行無常の響きあり、沙羅双樹の花の色、盛者必衰のことわりを表す。・・・」でも有名です。
しかし、夏椿と沙羅双樹は全くの別物で、沙羅双樹は熱帯樹で日本では育たないそうです。なぜ間違えられたのかは分かりませんが、インドのような夏の暑い時期に咲くこと、清らかな花であることからではないかと思われています。
北鎌倉の名月院の夏椿を PENTAX K20D + TAMRON 90mm F2.8 Di MACROで撮影しました。
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