屋内消火栓修繕。

今年、当ブログより点検依頼を頂いた船橋市内の工場のお客様。

既設工場に最近、入られたため消防用設備がどこまで
機能するのか心配だとの事で、点検報告も兼ねてお仕事頂きました。

ありがとうございます。

設備は「消火器」「自動火災報知設備」「消火栓」といった内容。

消火器や自動火災報知設備は特段、問題ありませんでした。
しかし、消火栓がどうしても水が揚がってきません。

締め切りではポンプは問題なく圧が揚がるのですが、
放水試験では水が揚がってきません。

症状から呼水槽に入る配管のフート弁に異常が考えられます。

工事については専門の別業者さんをお呼びして症状を確認、
やはりフート弁だろうとの事で修繕となりました。

そして引き出してみますと・・・。



これが水の吸い口になります。吸うはずがありませんよね。。
長さがあるので途中切断し、引き出してみると・・・。



水に浸かっていた部分が錆びてます。
この工事業者さんにお話を伺ったところ「水質と経年劣化」との事。

水が良くないと10～15年程度でこうなるケースもあるそうです。



新しい配管とフート弁に交換です。
こういった錆への対策もして下さいました。
(※企業秘密との事で写真はNGです。)

この後、放水試験も問題なく圧が出ました。

点検報告も無事終わりました。この度はありがとうございます。

消火栓の修繕が出てしまい、その点だけ金額が多くなってしまいましたが
これで問題なく設備が機能するので安心かと思います。



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