防火扉について

長年お世話になっているお客様の点検。
今回はテナントさんが一部、変更になった後の初の点検。

テナント部分の改修工事は当社ではないため、
こういった工事の後の点検はかなり気を遣います。

自動火災報知設備だけでも感知器の個数や種類を確認するなど、
結構やることが盛り沢山になります。

その中である設備に違和感がありました。




画像の入り口部分には「防火扉」があります。
この扉は感知器連動なのですが、室内に感知器がない。。。

スケルトンの時には間違いなく軽天にぶらさがってたはず、
と思いとりあえず画像左側の点検口を覗いてみると・・・。




やはりありました。取り付け忘れです。

防火扉は「建築設備」になるので忘れられがちです。
今回は点検で発覚したので何よりです。

オーナーさんにはその旨をご報告しまして、
テナント工事をされた業者さんにクレームで処理する
方向との事でした。

消防用設備の点検には様々な意味があると思いますが、
工事後の状況確認をする上では意義ある点検になったと思います。




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