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MIUコンサルティングオフィス・社会保険労務士三浦剛のブログです。

通常国会召集、国会人事労務に関しての動向にも注目を!

2012年01月24日 | 社会保険労務士
 ちょっと忙しくしていました^^;
 またまた久しぶりのブログになってしまいました<(_ _)>

 さて、今日から国会。
 消費増税を柱とした社会保障と税の一体改革はどうなるのか?これが一番でしょうが、人事労務関係も目が離せません。企業にとっては、今までの人事労務管理を根底から見直さなければならないような恐れ(あくまでも今のところ可能性ですが…)がある法改正が予定されています。

 継続審議となった労働者派遣法は、政府案を大幅修正(製造業務派遣の原則禁止などを削除)して成立の見込みと言われています。

 有期労働契約法制(有期労働契約への規制強化)
 これがどうなるのか?昨年12月26日に労働政策審議会は、有期労働契約のあり方を建議しています。その中で「有期労働契約が5年を超えて反復更新された場合には、労働者の申出により期間の定めのない労働契約に転換させる仕組みを導入することが適当である」としています。また、いわゆる「雇止め法理」について、これをより認識可能性の高いルールとすることにより、紛争を防止するため、その内容を制定法化し、明確化を図ることが適当としました。

 そして、高齢者雇用の義務化。希望者全員65歳までの継続雇用義務化の方向が打ち出されています。

 パートタイマーへの社会保険適用拡大もどうなるのでしょうか?

 職場の上司のいじめや嫌がらせなど、いわゆる「パワーハラスメント」の防止策について検討している厚生労働省のワーキング・グループから報告書案を出されました。

 早め早めに対応を考え、準備することが重要ですね。

 私も一生懸命考えて、お手伝いをしていきます。