蘭舎作り 「棚の製作」

<2016/11/24>単管パイプハウスの組立

単管パイプジョイントを使って温室内に内張りと鉢台を兼用する単管パイプ製のハウスを作ることにした。

単管パイプ組み立てシュミレーション
　　　　　　

パイプハウスは8.6ｍ　X　5.2ｍの大きさになる。
棟は６ｍと2.5mの単管パイプを接合する。
これに棟用パイプジョイントと５ｍの梁と２．７ｍの垂木２本がついた３角型が６セットぶら下がる。


相当な重量になるので足場（東側と西側で2セット）を組むことにした。
東側の足場を組んだ。
　　　



<2016/11/25>単管パイプハウスの組立

単管パイプのカット
桁パイプジョイントの角度20℃から、垂木の長さを割り出し単管パイプを高速カッターで切断する。
　　　

<2016/11/27>単管パイプハウスの組立

柱（21本）となる単管パイプを束石に固定するためのボルト用の穴あけ（D=10.5mm)をする。
　　　

<2016/11/28>単管パイプハウスの組立
西側の足場組み
　　　

<2016/11/29>単管パイプハウスの組立
組み立て開始
棟用ジョイントを通した６ｍ単管棟を足場の最上部へ持ち上げる。
一人でやるので大変だ。
　　　

側面北側の柱を外側に倒して張りを桁ジョイントに挿入する。
　　　　　　

側面南側も同様にして桁ジョイントに挿入する。
　　　　　　

順番に４本の梁を結合した。


<2016/11/30>
１年前の今日、蘭舎作りに取り掛かった。
ブログを読み返すと最初はビニールハウスを作るつもりだったようだ。
いろんな心変わりを経て現在に至っているが、十分に楽しめているというのが実感だ。
蘭には旧舎でもう暫く我慢してもらい、もう少し楽しもう。
負け惜しみはこの程度にして、棚作りが進まない。
単管パイプを使って組むのだが、棚を上に延ばして内張りシートを張ってもシートが破れないように直行クランプの替りにパイプジョイントを使うことにした。
温室の中にパイプハウスを作るイメージだが、
これが曲者で図面通りの角度が出ていなくて、単管を切り直した。

<2016/12/01>単管パイプハウスの組立

両側の垂木を入れていく。
棟全体を上方に持ち上げてジョイントに垂木を挿入する。
棟をゆっくり下ろしてジョイント部を固定する。
　　　

<2016/12/06>単管パイプハウスの組立
やっと骨組みの柱、桁、梁、棟の組み立てが終わった。
奥側の足場を取り外した。
　　　
　　　　　　　　　　　　



<2016/12/07>鉢台の組立

鉢台の組み立てに取り掛かった。


<2016/12/08>鉢台の組立

鉢台の組み立て（続き）


<2016/12/15>内張り

内張りを張るためのビニエースのカット


<2016/12/20>鉢掛け製作

両側面の鉢掛け製作
　　　

<2016/12/21>暖房器の設置

仮置きして位置決めする。
煙突を付けてポリカの穴あけ位置にマークする。
　　　

<2016/12/24>内張り：ビニエースの取り付け

側面にビニエースを取り付けた。
当初ステンレスワイヤーを使ってカーテン式に開閉出来るように考えたが、サニーコートの筋が邪魔をしてカーテン式ではスムースに開閉出来ないことが判明。上下手動でかき揚方式に変更した。
単管をサドルバンドで挟んで2箇所を５M　X　20mmのボルトで固定した。
意外としっかり固定できたので屋根面のビニエースにも使えるかもしれない。
　　　　　　

<2016/12/25>暖房器の設置

煙突の通るメガネ板を取り付ける。
ちょうど妻面のポリカの穴あけに良い位置に内張り用単管パイプがあって邪魔になってしまう。
一旦内張りシートの屋根を抜けて上に通し、ポリカに穴あけすることにした。
　　　　　　　　　

<2016/12/25>鉢掛の製作

中央棚の鉢掛けを制作した。
１ユニットで幅1900mm 奥行1750mm 100mm間隔で13列とした。
これが4ユニット必要となる。
角材は30mm X 30 mm


<2016/12/26>暖房器の設置

メガネ板の取り付けが終わったので、暖房機・煙突の正確な取り付け位置を決める。
　　　　　　

<2016/12/26>鉢掛の製作

制作した鉢掛けを中央棚に仮置きした。
　　　

<2016/12/27>内張り

暖房機の位置が決まったので周りの単管パイプにビニエース（７本）を取り付けた。
高速切断機でカットしてドリルビスで単管に固定する。
これで全てのビニエースの取り付けが完了した。
　　　　　　

<2016/12/27>鉢掛の製作

窓側棚の鉢掛けを制作した。
１ユニットで幅960mm 奥行1750mm 120mm間隔で12列とした。
これが片側4ユニットで両側で８ユニット必要となる。
角材は35mm X 35 mmを使った。


以前に２ユニット作成済なので並べてみた。
　　　

<2016/12/30>鉢掛の製作

灯油バーナーで鉢掛けを焼いた。
　　　　　　　　　

<2017/01/01>暖房器の設置

メガネ板の上部のL字ジョイントとポリカ開口部までの水平部の煙突の長さを決める。
温室外部に二重になった空気取り入れ口を10cm出して位置決めした。
水平部の追加煙突の長さは６．５ｃｍとなった。
　　　　　　　　　

開口部のエッジにアルミテープを貼った。


<2017/01/05>内張り

2m X 100mのサニーコートをカットして内張りに張る。
　　　

最初に側面の４隅に30ｃｍ幅で固定する。


写真では分からないが、側面の地面から50ｃｍ幅のサニーコートを固定し、更に側面のビニエースから下方に２ｍ幅のサニーコートを張る。


棟から両屋根に張るサニーコートのたるみ防止のためステンレスワイヤーを片側２本づつ取り付けた。
　　　

<2017/01/06>内張り
北側側面から上に張っていく。
といっても、ガムテープで仮付だ。
　　　　　　　　　　　　

南側側面
　　　　　　　　　

<2017/01/09>内張り
棟から順にスプリングで止めていく。
　　　

<2017/01/10>内張り
妻面を残して内張り完了


内張りの上側
　　　　　　

<2017/01/10>暖房器の設置
メガネ板周りの内張りが終わったので煙突を本付けする。


位置決めの所までダクトを順番に差し込んでドリルビスで回らないように固定し、ダクトの繋ぎをアルミテープで塞いだ。
　　　

メガネ板の隙間を円錐形の傘で塞ぎ、同様にアルミテープで固定する。
　　　

<2017/01/11>暖房器の設置
空気吸入ダクトを取り付けた。
　　　

<2017/01/11>内張り
東側妻面の内張り、出入り口はカーテンを２重に重ねる。