みつばちマーサのベラルーシ音楽ブログ

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トーダル"アリガトゴザイマシタア!"日本滞在記 3 「上野」

2008年03月14日 | トーダル
 東京上野では、マーサ父の友人で、「月と日」を聴いてからトーダルのファン、というAさんが待ってくださっていた。
 Aさんは、トーダルが初来日し、しかも東京経由で京都へ行くと知って、
「ぜひ東京でお会いしたい。」
と連絡してくださったのである。しかも、お昼ご飯を上野公園にある高級料亭「韻松亭」でご馳走してくださるという。(韻松亭のサイトはこちら。)

http://www.innsyoutei.jp/index.html


 出発前にそのことを聞かされたトーダルは、びっくり。そりゃそうだろうな・・・
 そういうわけで、東京はただの乗り換え地点になるのではないか、と思っていたのだが、Aさんのおかげで、トーダルと捨平に東京を見せてあげることができるようになった。

 日本に着くなり、創業140年の老舗高級料亭に案内され、やや緊張気味のトーダル。
 懐石料理はどれもこれも本当においしく、美しく、繊細で、日本人の私でも感動するぐらいだったので、トーダルはショック状態でしたね。
 Aさんは世界中を写真旅行に出かけ、南極に2回も行ったこともある方でした。その南極の話をうかがいながら、食べるお食事。(マーサとはちの子には量が多すぎて、最後のほう痛恨の思いで、残してしまった・・・悔しい・・・)

 睡眠不足と時差ぼけ、今までいったことがないアジアの異国の地に降り立ったばかりという状況、初めて会ったばかりなのに自分のファンだと言う日本人から、ご馳走される超豪華な懐石料理。さらに南極の話。
 ・・・という渦巻きのような状態にぐるぐると吸い込まれたトーダルの心境はいかばかりか・・・
「何と言ったらいいのか、言葉が見つかりません・・・。」
とトーダルはAさんに言っていました。
 さっそく、日本での洗礼を受けたね。(^^;) 相当強烈なショックだったと思うよ。そしてトーダルが「日本」に驚かされれば驚かされるほど、うれしくなり、隣でほくそ笑むマーサであった。
 だってさ・・・せっかくはるばる遠いところを来たわけだし、トーダルには日本のことをいろいろ見聞してもらいたい、と思っているのだよ。できたら、日本のことを「一生忘れられないような国でした。」と思ってほしいわけですよ。 

 トーダルは「ベリーナイス、ベリーナイス。」と言いながら、食べていました。初めて飲む日本酒にも大喜び。
 そしてベラルーシには一度も行ったことがない、というAさんに
「ぜひ、白い塔の森に遊びに来てください。案内します。」
と熱心に誘っていた。南極に行ったことがある人に誘える場所といえば、ベラルーシでは白い塔の森ぐらいしかないかもね・・・。
(白い塔の森について詳しく知りたい人はこちらをクリック。)

http://belapakoi.s1.xrea.com/logs/tbs0415/menu.xhtm


 韻松亭の建物にもすっかり感心し、庭の梅の木や蜜柑の木の写真を撮るトーダル。上野公園も観光できたし、本当によかったです。
 上野公園では、公認の大道芸の許可をもらっている木琴の演奏家(「自分も許可もらおうかな?」と言っていた。)や、2月なので枯れた蓮の広がる不忍池や、「制服がおもしろい。」と中学生のグループを勝手に写していました。

 画像はトーダル撮影。先を歩くベラルーシ隊とAさん、マーサ父の後姿が写っていますが、春には満開にある桜並木とリヤカーをひいているホームレスらしき人を写したかったものと思われる。
(確かにあんな高級な食事の後、こういう情景を見ると、日本に来たばかりの外国人はびっくりしてしまうだろう。
上野公園では、咲いている梅の木の下で、観光客らしき女性二人連れがほほえみながら記念撮影していたのだが、そのすぐ横に大きなゴミ箱があって、ゴミが足元にあふれており、やたらやかましい英語の音楽を近くの店が流し、さらに梅の木のそばでホームレスの人が寝ていた。
「東京は少々『カオス』の街だと思う。」と自分の意見を述べておいたら、じゃ、キョートはどうなのか、ときかれた。それはトーダル自身の目で見てもらいましょう。東京だけ見て、それが全部日本だと思われるとちと困る。でもその前に富士山がベラルーシ隊を待っているのであった・・・)
 
 (上野で撮った画像は「フォト蔵」サイト上で見ることができます。こちらをクリック。)

http://photozou.jp/photo/show/180896/8733330



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