みつばちマーサのベラルーシ音楽ブログ

ベラルーシ音楽について紹介します!

2009年3月8日コンサート 1

2009年03月12日 | トーダル
 毎年恒例のトーダル「国際婦人デー(3月8日)コンサート」で、日本の歌「さくら」がベラルーシ語で歌われました。
 ベラルーシ語で歌う日本の歌「月と日」について詳しくはこちらをご覧ください。(HP「ベラルーシの部屋」内)

http://belapakoi.s1.xrea.com/chiro/katudou/songs/index.html

 
 コンサート2週間前、トーダルから電話がかかってきました。
「今年も国際婦人デーにコンサートをするんだけど、会場は大ホール(約1200席)! で、婦人デーだから『さくら』を歌うクセニヤに着物を着せたいんだけど・・・。」
 おお! それはすごい! と思いながらも
「着物・・・着替えるに40分ぐらいかかるよ・・・。」
と話すと、トーダルは
「そんなに? それは困る。」
なぜなら、「さくら」のときだけ着物をきてほしいのだとか。そりゃそうだ。クセニヤちゃんが他の歌を歌ったり、バイオリンを弾いたりするときもずーっと着物を着ていたら、笑っちゃうよね。
 でもまあ、お客さんに楽しんでもらおうというトーダルのアイデアなので、そのままやめてしまうのも、もったいない。
 3月8日の本番までに何とか考えときましょう・・・ということになりました。

 とにかく着物は着付けに時間がかかるので問題。
 トーダルの話によれば、「さくら」の前に演奏する曲にはクセニヤちゃんは登場しないので、その間に着替え、「さくら」が終わった後、すばやく元通りになって次の曲に間に合うようにする・・・ということだった。

 マーサがいろいろ考えた結果、桜模様の入っている浴衣と簡易帯(どちらも日本文化情報センターに寄付されたもので、着物展で展示してある。)で何とか時間を短縮することに・・・
 当日は開演1時間前に会場に行って、楽屋でクセニヤちゃんと着替えの練習をしました。浴衣もそのまま舞台袖に残し、時間のロスを減らしました。
 で、私が座る席も通路に面した席にしてもらい、「さくら」の前の前の曲が終わったら、通路を通って着替えの手伝いに走ることになったのであります。

 で、コンサート開始。世界的経済危機真っ最中にもかかわらず、ほぼ満席! 
 そして世界的経済危機真っ最中にもかかわらず、スポンサーがいっぱいついていました。(スポンサーになった自動車会社からは、トーダルが会場で言った「合言葉」を覚えていて、プラス名前が「アレクサンドル」で、しかもこの会社の車に乗っている人は、車のメンテナンス1回無償、というプレゼントをしていた。本当にこの国ではどうなってんだ、不況?! と思いましたよ。)

 トーダルは客席で薔薇を配ったり、スポンサー提供のチョコを配ったりと大サービスでございます。(画像参照)
 本人の格好もすごい。(^^;)ペテルブルグの貴族風?
 ひげを夏から伸ばし始めて、ついこの間までは熊みたいだったんだが、ストレートパーマ当てた?
 (熊トーダルの画像はこちら。画面右。熊って言うより、ライオンかな?)

http://westrecords.by/artists.asp?artid=93&subid=1&id=1401


 今回のコンサートの様子はこちらの画像でも見られます。(着物姿のクセニヤちゃんも登場させてほしかった・・・。)

http://generation.by/doc14-245.html

 
 この↑画像を見ても分かるように舞台にはスクリーンが張られ、お花の映像や、トーダルのアップや、CDのジャケットが映し出されたのです。
 


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