My Life After MIT Sloan

組織と個人のグローバル化から、イノベーション、起業家育成、技術経営まで。

スコッチ名物ハドックフライ-Scotland(4)

2008-12-01 01:41:34 | ●スコットランド旅行

スコットランド一日目は、エジンバラからグラスゴーを経て、メイライグ(Mallaig)という小さな港町に行く旅。

最初の運転は私の番。
アメリカ中西部オハイオ育ちのJoの方が、運転経験は長いと思うが、スコットランドは日本と同じ右ハンドルなのだ。
だから、慣れている私が先に運転。

エジンバラ空港からグラスゴーまでは、M8という高速道路で行く。
Glasgawを過ぎたあたりで、A82という国道に降りる

二人ともおなかがすいてくる。
昼食を食べたいと思うが、すでに寂れた道で、レストランのようなものは見つからない。
国道A82沿いに、一生懸命プロモーションしてるInnを発見。
そこなら、何かレストランがあるんじゃないか、ということで入ってみることに。

入ってみると、素敵なスコッチ専門のレストランがあった。
バーカウンターにはいろんな種類のスコッチウィスキーが並んでいる。
マッカラン、ボウモア、ラフロイグ、グレンフィディックなど、日本でもお馴染みの有名Distillaryのはもちろんのこと、このInnからもほど近いところにあるOban、Auchentoschen、それからIslay(アイラ)島のものもかなりの数がそろっている。
日本ではあまり見たことがないDistillayのものもある。
日本の銀座の普通のバーより品揃えがあるんじゃないか、と一人興奮。

というわけで、早速スコッチを飲みながらの昼食をとることに。

Joは、今までにスコッチウィスキーは2回しか飲んだことがないらしい。
一つはシーガスリーヴァスみたいな有名なブレンドウィスキーで、もう一つは、酔っ払って飲まされたから、なんだかわからない、ということらしい。
そういうわけで、今回はいろんなスコッチが飲めるのを楽しみにしてきたそうだ。

とりあえず、Joは店長のお勧めに従い、Obanを注文。
私は普通にLagavulin(ラガブーリン)を注文。

食事はHaddockという、この辺で取れる白身の魚をフライにしたものを頼んだ。
それに、フレンチフライが大量についていて、フィッシュ&チップスみたいな組み合わせになっている。

見よ、このハドックに纏う大量の衣を。
東京に住んでいたころは、こういう衣が多い系の油っぽい食事は受け付けなかったものだが、ボストンに来てからだいぶ慣れてしまったらしく、油ものも平気で食べられるようになった。
とはいえ、量が尋常じゃないので、3分の2くらいだけ食べて終了。

Islayのスコッチウィスキーというのは、原料のモルトを乾かす際にピート(泥炭)を大量に使っているので、タバコの煙のようなSmokyな香りが特徴。
また味わいもアタックが強いタイプのものが多い。
潮の香りがすることから、海産物と合わせて飲むことが多いスコッチだ。
NYのオイスターバーなんかに行くと、どこでもBowmore(ボーモア)というアイラのスコッチがメニューにある。

その中でも、Lagavulinというのは、Smokyなだけでなく、非常にリッチな味わいで、個人的には、こういう油っぽいシーフードにはとても合う、と思っている。

初日の昼から、いきなりスコットランドらしい食事とお酒を堪能して、大満足。

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