My Life After MIT Sloan

組織と個人のグローバル化から、イノベーション、起業家育成、技術経営まで。

エジンバラのレストラン WHISKI -Scotland(13)

2008-12-05 05:56:52 | ●スコットランド旅行

博物館を出ると真っ暗だ。
ただ、流石に観光の街、全ての歴史的な建物が美しくライトアップされている。
さっき通ったCathederalも、夜のエジンバラに美しく映えている。

スコットランド最後の夜である。
標準体重より圧倒的に大きく、旨い食べ物には目がないJoからは、「今日は真剣にレストランを探すぞ」という意気込みが伝わってくる。

彼はわりと内向的な性格で、普段は話題を探すのに苦労しているタイプに見えるが、我が水を得たり、という感じでおしゃべりになる話題が二つある。
ひとつは、彼が人生をかけている、ライフサイエンスに関する話で、もうひとつが食べ物のことだ。

家でもいろいろ料理を作るらしい。
ただ食べるだけでなく、調味料などもいろいろ工夫していて、本当に食べるのが好きなんだなあ、というのが伝わってくる。

1時間くらい街中を彷徨って、いろいろ見繕ったが、結局Joが昨日からチラシで目をつけていた、ウィスキーが楽しめるレストラン、WHISKIに入ることにした。

結論から言うと、正直、サービスはあんまり良くなかったけど、食事は美味しかった。
(注文した料理がなかなか来なかったり、呼んでるのにウェーターが来なかったり)

食事は、二人とも、スコットランド名物、ハドック(小さな白身魚)の燻製のスープと、ハギス(Haggis)タワーという、ハギスが大量のマッシュポテトの山の上に乗っている料理を注文。
ハギス、とは、ひき肉やハーブなどなどを混ぜた、スコットランド独特の保存食。
しょっぱくて、肉っぽくて、美味しい。

すごいのが、宣伝どおり、すごいウィスキーの品揃え。
200種類くらいの常時そろえているコレクションに加え、レアものもそろっている。
値段もそんなに高くない。だいたい3ポンド(450円)くらいから標準的なシングルモルトが手に入る。
山崎や余市なんてのもリストにあってちょっと驚く。

これでもって、今回の旅行は終わり。
一番の収穫は、まずはネス湖に代表されるようなスコットランドの大自然を楽しめたこと、ウィスキーのことを改めて勉強できて、前より深く愛するようになったこと、スコットランドの歴史に詳しくなったこと。

あと、Joという、通常のSituationではなかなか友達になれないと思われるアメリカ人の友人が出来たことも大きいな。
4日も一緒に旅したので、戦友、という感じだ。
アメリカ人の習慣や文化について、日々私が疑問に思っていたことをいろいろぶつけてみたのは、彼にとっても、自分の国についていろいろ考える機会になったみたいだ。
私も、日本についていろいろ聞かれて、なるほどそういう視点で見られているのか、と勉強になった。

5日間の非日常にさらされて、すっかりリフレッシュして帰ってきた。
来週から期末試験が始まる。
しっかり休んだので、勉強のほうも頑張らなくちゃ。

ほかのスコットランド旅行記(1)~(13)を読む → ●スコットランド旅行記

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次回のエントリから、ボストン&MIT生活に戻ります。



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