My Life After MIT Sloan

組織と個人のグローバル化から、イノベーション、起業家育成、技術経営まで。

スコットランド一周旅行-Scotland(3)

2008-11-30 21:51:16 | ●スコットランド旅行

では、何故スコットランドなのか、から。

Sloanの1年生で、ドミニカ共和国出身のPedroという学生がいる。
彼はSloanに着てから大量の旅行を企画。今までも連休があるたびに、アイスランド、ドミニカ共和国などなど。
で、今回もその旅行代理店のようなPedroが企画するスコットランド旅行だった。
全部で10人以上が参加を希望。
スコッチウイスキーを愛する私も、迷うことなく参加を希望。チケットも早いうちに確保しておいた。

ところが、11月に入った頃から、Thanks Givingの休み中のロンドン行きの航空券が17万円に跳ね上がり、まだチケットを確保していなかった人たちが、参加を断念。
Scotch partyを主催していて、私とも仲の良い2年生Mellisaも、私とアイラ島中心のツアーをしようと約束していたが、断念。
最終参加者が4人へ激減。

更に、渡航の前日、主催者のPedroから突然電話があり、「英国入国に必要なVISAが間に合わなかったので行けない」という連絡が。
そんなこと急に言われても、どの宿に泊まるのかも分からないし、蒸留所以外のことは何も調べていないよ。
しかも、一緒にいくことになっていた唯一の女性メンバーが、「Pedroが行かないなら私も行かない」といってキャンセル。
参加者が別のクラスのアメリカ人Joと、私だけになってしまった。いいのか、結婚してない男女が二人で旅行で・・・。

まあ部屋は別々なわけで、なんでもないのだが。

ともかく、我々二人はPedroが企画した旅程にある程度従いながら、Scotland一周旅行をすることになった。
一日200マイルは走ったんじゃないかと思う。3日間で600マイル、約1,000kmの旅。
二人で交代で運転。

割と旅行をしてる方の私も、こういう「一周旅行」は初めてだった。
考えたら、車がないとこういうことは出来ないから、とても若いころってお金がなくて出来ないんだよね。

一周してみて、同じ国の西側と東側で、土地の成り立ちや気候が全く違うのを肌で感じられた。

スコットランドの西側は、硬い岩盤で出来ていて、そこを流れる水が、シャープに土地を削って出来たようなところ。
地図で見てもわかるように、細長い湖とかがたくさんある。
対する東側は、もう少し水はけもよく、もうすこし肥沃な土地だ。

気候も全く違う。
雨が多い気候、というのは同じだが、西側のほうがよっぽど安定している。
東側は、雨が降ったり、晴れたり、晴れながら雨が降ったり。だから、虹がたくさん出る。


もうひとつは、こんなことでもなければ、特にワインなどの共通点もない、中西部出身のアメリカ人なんかと、友達になれなかったんじゃないかな、ということ。
4日間の旅で、今までの仕事のことや、将来何になりたいと思っているか、ということまでいろいろ話せたのは、とても良かった。

ほかのスコットランド旅行記(1)~(13)を読む → ●スコットランド旅行記

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