最近航空会社づいてる私。
アメリカでもちゃんとニュースチェックしてますよ。
先週書いた「何故デルタ航空はそんなにJALが欲しいのか」という記事で、
太平洋路線、特に成田路線は、成田の発着枠が少なく、ビジネス客が多いから儲かる、と書いた。
でも、JALの国際線全てが儲かってるわけじゃない。
国内と違って政治路線じゃないんだから、儲からないならやめれば良いのに、
と思うかもしれないが、どうやらやめられなかった理由があるらしい。
JAL takes cleverer routes and capacity Travel Blackboard, Monday 9 November
日航プレスリリース(11/5)
によると、
関空-杭州、釜山、ハノイ、クアラルンプール
成田-杭州、青島、アモイ、メキシコシティ
が全面「運休」になることが、ついに決まったらしい。
これらが赤字路線だったということだね。
なるほど、儲からないのは主に中国線とアジア線だったか。
きっと儲からなくても、やめられない理由があったんだろう、と勝手に想像。
杭州なんて、関空からも成田からも毎日飛ばしてたもんね。
それを週一にするのではなく、全面運休にするなんて、相当儲かってなかったのだろう、と勝手に想像。
それにしても、9月頃に毎日新聞がリークした話によると、もっと運休・廃止をするはずだった。
大連とかバンコクとか・・・。
出来ないのは、何か圧力がかかってるんでしょうか・・・!?(と勝手に想像)
アジア向けODAと歴史の話じゃないけど、
国際関係維持のために、赤字路線を維持しなくてはならないのだとしたら、フラッグシップは大変だなあ、と思った。
まあ、色々と頑張って再生して欲しいものです。(私のマイレージのためにも)
そうそう、フラッグシップは大変だなーと思いますよ。
日本航空がなくなったとしても特に困ることはないでしょう。日本の相撲界にまで進出していたアメリカのフラッグキャリアはすでになく、忘れ去られていますが何も問題ないでしょう。
日本でも他社の参入を認可(許可)すればよいだけのことです。日本の会社もすぐに2~3社は参入するでしょうし。オープンスカイにすれば更に多くの会社が参入して消費者にはもっと良いことが待っていますよね。
計算方法によって違うようですが4000億円~8000億円もの債務超過状態にあると報道されている状況なので、税金を投入しなくても、さっさと資産を処分して優先債権の未払い賃金を支払い、それに準じる年金基金の不足分の債権3000億円を支払い、残り(残りはあるのか?)を銀行をはじめとする債権者で分け合うというのが決められているルールですよね。(10割減資されれば、I山氏もフォーブスのベスト10から転落かな。) 日本航空に税金を投入するということはスカイマーク、AIR-DO(民事再生法適用)、スカイネットアジア航空(産業再生機構入)、スターフライヤーにも税金を投入するのか。そんな産業終っていますね。日本にはJRが津々浦々まであるのだからそれを生かすことを優先する方が国民の福祉に資するのではないかな。アメリカでさえこれからは鉄道の時代とバフェット氏は鉄道に投資ですよ。
日本航空やJALの名称に郷愁があるのであれば新しい会社に名称を販売するという方法もありますね。
何れにしても日本航空のマイレージは今すぐサービスを使うか他社のポイントに交換してしまうのがベストな判断ですね。いつ何があるか時間の問題ですよね。マイレージなんてただのおまけなのだから会社清算や会社更生法を適用されて無効にされるようなことがなくても民事再生法や企業再生支援機構でもサービスとの交換比率を低下せざるを得ないことは明白ですからね。
実は昨晩から旅行に出まして、全くネットが通じない場所にいるため、iPhoneからアクセスです。
旅行に行く前の2日間は、レポートだの仕事でエントリかけなかったですしね。
帰ってからゆっくり書きます。
フラッグシップというモノがもう必要ないとは私も全く同感。
歴史的に必要な時代があったのは事実ですが。
と今日アメリカの巨大なダムを見て思いました。
戦後の日本にはダムは国策として必要であったが今は費用対効果の高い確実な方法があるので、日本にダムはもう必要ないなと。
思考停止に陥るところがこの国の悪いとこですね。