日本に関する、海外の新聞記事やアナリストレポートを読むと、「日本は3度目のLost Decade(失われた10年)」に突入するのか」というのをよく目にする。
1990年代初めから20年続いているが、またあと10年続くのか、それとも日はまた昇るのか。
日本の経済がデフレから脱却し、もう一度活性化するのに、日本政府に出来ることって何だろうか。
金融政策は、やれることはやりつくしている感あり。
かつての半導体のように、通産省(経産省)主導でイノベーションってのも、今の時代では難しい。
政府に出来るのはもっと大胆な政策、法人税制や移民政策だろう。
移民政策については、今世紀初めころから議論が高まり、移民政策を検討する政治団体も出来たり、
2008年10月には経団連から「日本型移民政策の促進」をうたうレポートも出た。
ところが、リーマンショック後の製造業を初めとした大量解雇で、移民政策の「い」の字もいえない状況に後戻りしてしまった。
しかし、内需が落ち、新しい産業も興らない今の日本を長期的に活性化させるのは、
社会に新しい風を吹き込み、既存勢力を無力化し、人口増加に役立つ、移民ではないか。
特に、社会不安を引き起こしやすい低賃金労働移民ではなく、技術や学問的素養を持つ高機能移民に集中して、いかに定着させるかが鍵。
高機能移民が起業家社会を促進する
以前「日本にシリコンバレーが必要な理由」に書いたとおり、私は日本の更なる経済成長には、
新しい産業を生んだり、大企業を脅かして変革していったりする、Googleのようなベンチャー企業が成功する素地が非常に重要だと考えている。
この素地を作るのに重要なひとつの要素が移民だ。
以前記事で紹介したポール・グレイアムの論文のトップにあったとおり、シリコンバレーが成功した一つの理由は、アメリカが積極的に優秀な移民を受け入れる国だから、とされている。
彼は「日本人にシリコンバレーを作らせたら、無意識的に日本人だけの集まりにするだろう。それではシリコンバレーは出来ない」とまで言い切っている。
実際、シリコンバレーのベンチャー起業家には移民が多い。
Google創業者の一人、セルゲイ・ブリンも、ロシアからの移民一世だったりするが、
なんとシリコンバレーでの半数以上(51%)の起業が移民一世による。(データソースはこの論文)
起業家が生まれて、成功しやすい社会には、以前から言ってるような、起業家、資本を持つ人、経営のプロ、技術、その他優秀な人材などのネットワークがある、というのも重要なのだが、
「成功したいという野心がある優秀な人たちがワラワラいる」「伝統的な秩序がある程度失われて、下克上しやすい」というのも非常に大切。
それを作り出すのは移民、しかも大学や大学院まで行って技術や専門知識があるが、発展途上国からやってきたなどで「後がない」高機能移民が重要な役割を果たす。
移民の人は、「成功しなければお国に帰る」しか選択肢がない、いわば背水の陣だ。
だから、成功しようという意欲が非常に強いし、失うものが少ないからリスクも取れる。
技術や学問的資質を持った上、このように野心も強い高機能人材が沢山日本に入ってくれば、
日本人の既得権益者も競争に追いやられるわけで、自然と活性化が進むのではないか、ということだ。
高齢少子化の問題解決は移民で
そして、先進国では高齢少子化はどこでも問題だが、米国やフランスの高い出生率は高い移民率が支えているということも忘れてはならない。
女性が子供を持ちながら働きやすい社会を作るのは当然だが、それだけで出生率を上げるのはなかなか難しい。
それは、働くママへの支援がもっとも多いとされる北欧諸国の出生率が未だに2以下であることを見ても分かるだろう。
現在の、労働人口が増えることを前提にしたネズミ講的社会保障は、いずれにせよ改革しないとならないが、
人口減少のスピードが速すぎるのは問題だ。
若い優秀な移民にどんどん来てもらうことで、日本の高齢化を支えてもらうのが一番現実的だと思う。
内需減少の悪循環を食い止めるのも移民で
そして、労働人口減少で、内需が大幅に減少しているのも、日本市場の魅力を削いでいる一因だ。
そうすると日本への投資を積極的にしようという企業も少なくなり、日本に優秀な人材も集まらなくなる。
そして更に人口が減り、内需が減少し・・・という悪循環だ。
これを食い止めるのも、女性支援だけで出生率2を越えるのが難しい以上、結局移民しかない。
移民による軋轢を最小化する「高機能移民政策」
ところが、移民政策の議論を始めると、やれ犯罪が増える、失業率が高くなる、とアレルギー的反論を受けることが多い。
これを解決するのは、犯罪増加に結びつきがちな単純労働の移民ではなく、技能や学位を持った高機能移民に絞って、増加させる政策だ。
技能や学歴で「差別して」移民を認める、ということに抵抗がある人は多いようだが、先進国ではどこでもやっていることだ。
単純労働者の移民を増やしても、犯罪増加や、失業率の増大などの社会不安に繋がるだけで経済的効果が薄いとされてるからだ。
移民大国の米国ですら、技能がある人は技能がない人よりも圧倒的にVISAを獲得しやすく、
また学士はそれ以外よりも、修士は学士よりも、そして博士は修士よりも圧倒的に労働VISAや起業家VISAが獲得しやすい。
高機能移民政策はどこから始めればよいのか
実は日本の法律でも、医療や教育などの専門的技能を持った人は移民しやすいことになってるんだが、
その範囲が限定されすぎて狭いこと、実質在留資格が取りにくいことなどが問題。
在留資格のある専門技能を、医療や教育だけではなく、海外の学士・修士・博士や弁護士、会計士などの資格に至るまで拡大したり、優秀な留学生が日本に定着しやすい在留資格の緩和なども打ち手になる。
優秀な留学生の登用なんて、日本の製造業では大企業でも中小でもとっくに始まっている。
そういう人たちが、たとえ転職したり、起業しようとしても、日本にとどまれるような在留資格の緩和ってのは重要なポイントの一つ。
または、国を挙げてやっているフィリピンなどからのケアワーカーの資格が、日本語の試験が難しすぎてほとんど取れない、なんてのは実質的に移民を阻止している例である。
こういう看護士やケアワーカーをはじめとする技能が重要な日本の資格が、話していて困らない日本語能力と技能があれば取れるような現実的なものに変える、というのも高機能人材を増やす方法の一つ。
その他にも、高度機能人材の移入を進めるためにするべきことはたくさんあるが、これって日本人の優秀な人を日本にとどまらせる仕組みと似ている。
「給料も安くて、仕事と言えば実際の付加価値に繋がらないインパクトの低い仕事ばかり」だったら、優秀な人材なんて定着しないだろう。
前に書いた社内英語問題もあるが、それ以上に安い給与体系は海外からの優秀な人材を確保する障害になっている。
かつては、日本人は給料が安くても真面目に丁寧に働くことが、製造業のコスト競争力に繋がっていたかもしれないが、
グローバル化が競争力の源泉となりつつある今、日本の製造業の給与体系では競争を勝ち抜くに必要な人材が確保できなくなりつつある。
本当に海外からの優秀な人材がたくさん定着するには、このあたりの改革も必要になってくるだろう。
このように、高機能人材の移民促進、といっても一筋縄では進まないが、すぐに出来ることも沢山ある。
そういうのを変えて、優秀な移民をどんどん受け入れられるようにならないと、日本の長期的な復活って難しいと思っている。
不景気で移民政策にアレルギーを生じるのではなく、長期的な不景気から脱出するための移民政策を論じるのが大切と思う。
長年世界第2位の経済大国だった日本人1人あたりの所得は、GDP1/6程度のオーストラリアにもGDP半分強のフランスにも負けています。ちなみにオーストラリアの人口密度は日本の1/110で、フランスの人口密度は同1/3です。
これでもまだ「人口増加=経済成長」なんて言えるのでしょうか?おまけに日本は近年の不景気で否応なく物価が下がったとは言え、まだまだこれらの国に比べれば物価は高いままで、貧しい位を強いられている現実は変わっていませんよね?
何の事はない、日本はインフレに引っ張られて「お金が増えただけ」で、本当に生活が豊かになったわけじゃないのです。人の心はむしろ荒む一方ですよね?
そもそも日本の「経済成長」がとっくに安定期というよりは過密人口で「成熟期」のレベルさえ超えていたにもかかわらず、「成長原理主義」や諸外国による圧力に突き動かされて借金してバラ撒いてでっちあげただけの物でしょ?
日本人一人あたりの土地割当はたかだか55m四方しかありません。そのうち森林が68%で農地はたったの16%。たったの13㍍m四方しかありません。これでもまだ「人口を増やせ」とおっしゃる?
シンガポールがどうとか言ってる人がいますがあそこは商業都市が独立して国になったうえに26.5km四方程度の面積に430万人も住んでる超過密国家で、食糧の自給はほぼ不可能で外食が中心という本当に特別な場所です。人口密度は日本の20倍で、「ウサギ小屋」じゃなく「蜂の巣」に住んでいる様な物です。そんな「国」を日本が見習うべきと言う思考に強烈な違和感を覚えます。
移民を受け入れようにも日本人に仕事が行き渡ってない状況で移民なんか入れたってよけい日本人の仕事がなくなるだけでしょ?こんなのは小学生の足し算引き算の世界で、誰でもちょっと考えれば判る事。今後も産業の空洞化が進む事は間違いありませ。そんな状況で移民を受け入れるとか言うなら、「機能性移民」でも雇用と資産を持ってきてくれる人でないとメリットなどありません。
「経済活性化の為に移民を」と言ってる人たちは九九が出来ないのに微分積分の問題集を解いていい気になってるのと同じレベルにしか思えません。
医療の分野での外国人登用については「命の現場」である以上、最低でも高卒レベルの日本語能力が求まられるのは当然の事です。自分で一切の判断をせずに、言われた通りにやるだけの仕事なら話は別ですけどね。
地球市民?そんな概念は本当にごく最近誰かが言っただけでしょ?「絵に描いた餅」そのもの┐(´△`;)┌自由と平等と正義の国アメリカなんて、自国の利益を貫く事を「正義」と言い換えてベトナムでは非道の限りを尽くしました。
中東での大活躍も周知の通りです。経済侵略は全世界に及びます。地球人類の「盟主様」はまるで「ジャイアン」先進国ほどこの傾向が強いのです。この有様なのに「地球市民」(´゜Д゜` )ハァ??????よくもそんなきれい事が言えるモンです┐(´△`;)┌世界人類全員が私利私欲を捨て去って一切の悪事や法律違反やいじめなどをしなくなり「聖人君子」「解脱者」「世捨て人」その他にならない限り、そんなきれい事は実現しない・と言うよりはただの危険思想と言えます。
今後の日本にとって大切なのは、人口が増える事でもGDPが増える事でもなく、所得=雇用の安定でしょう。大企業も銀行も利益を溜め込みすぎているから、GDPが多少増えても国民1人あたりの所得は下がる一方なんでしょ?移民とか何とか言うよりも富の分配方式をバブル以前のそれに戻す方がよほど有効なのでは?
こんなに人口過密で生活の苦しい日本が世界2位の経済大国と言われてきた事自体がおかしいのです。GDPが下がったって人口が減ったって国民1人あたりの所得が一定レベルで安定していれば今よりはよほど国民は幸せになります。イギリスやフランスみたいな「勇気ある後退」をして国づくりをやり直すべきなのです。
無駄遣いを止めて、必要な事にはお金をかけて雇用を生み出す。そして外国に知的財産を安売りしない。中国に媚びを売る必要なんてありません。自分たちに利益があると思えば「粛々と」接していても向こうからすり寄ってきます。強がってはいても日本の技術も市場も向こうは欲しくてたまらないのですから、そういう時は譲歩なんて必要ありません。今まで日本はさんざんそれで損してきたんですから。
のび太(Jpn)がいくらジャイアン(Usa&Chn)のマネなんかしたってジャイアンには勝てませんよ。むしろ嫌な奴になっていくだけです。もう「成長原理主義」の洗脳からいい加減に目を覚ましたらいかが?
日本にはスキルの高い外国人労働者を少数限定で受け入れて、ボケーッとしている日本人によい刺激を与える事は必要でしょう。
日本の日本人だけの世界がいかにぬるま湯で天国のようなところかご自身もわかっているはずだ。
あの温厚で善良な日本人がいまでさえ、中国系の労働者に手を煩わせているのに、移民なんて受け入れられるわけないと思う。
今後、100年以上時間がかかると思う。
高機能移民を入れるにしても家族もともに入ってくるわけで、そういうのは見えてる部分が良く見えるだけだと思う。
スキルのある人間はどこだって生きていくはずだ。
移民をするのでなく、今ある教育水準の高い日本人という人材をいかに育てていくかそれをまず議論するのが本筋だと思う。
教育を変える。無責任な官僚政治癒着体勢を変える。
カナダ移民一世より。
ご存知の通り、済州島は北朝鮮の凶産主義者の育成の場所であった訳で御座いますが
朝鮮戦争の時、韓国が済州島の共産主義者を粛清しましたが、その時、船で逃げて来た人達の末裔ですな。
今は、大阪の鶴橋を代表する三国人に居る人達です。
関東では、川崎や大田区の朝鮮になるのでしょうか。
北九州も多いですね。
ピースボートを設立した事になっている
辻本清美も早稲田ですが、在学中より日本赤軍のテロリストで逮捕歴も有る北川氏
と交際しており、ピースボートの設立はテロリストが関わっている事が明らかになっているそうですね。
日本赤軍は北朝鮮の拉致にも関わっていたそうですな。
よど号のメンバーとも懇意だそうじゃありませんか。
公安にもマークされているとの事。
移民に積極的なのも良く分かりますな。
アメリカの場合、他国の移民受け入れ政策とは意味合いが全く違います。
アメリカは、白人が原住民を大虐殺して
「分捕った」経緯があり、また今は色々な国の人達がアメリカ国籍をとって居り
人種間の隔たり、差別はいまだに根強いモノがあります。
上手くは行ってませんし、日本が移民受け入れの際の
引き合いに出すのは、全くのお門違いなのです。
経緯が全く違うのです。
また、やって来るのは、殆どが、教育水準が異常に低い
最貧民地域の人達なので、受け入れした国は皆
酷い有様になっています。
彼等は同化する気が無いので必ず
中国人街(中華街)
朝鮮
等を作り、よって周辺地域がスラム化してしまってますよね。
日本でも既に特定の地域で問題になっていますし
移民を受け入れてしまったが為に治安が悪化し
犯罪が急激に増加
また、オーストラリア等は参政権を許した為に
中国人の圧倒的な人海戦術により
国会を牛耳られ、乗っ取られてしまいましたよね。
オーストラリアもそうですしオランダ、ドイツ等
も、本当に酷い有様です。
「移民により本国の人達が迫害されている」
と言う、本末転倒な事が、既に起こっています。
暴動寸前と現地の友人が言っておりました。
定年退職後の再就職が容易に出来れば
簡単に解決が出来る問題です。
退職した先輩方は、殆どの方が
『まだ、働きたい』と仰います。
移民や参政権は、ある国の明確な悪意があります。
我々一般市民は更なる、税金を分捕られるだけです。
ttp://www.zaeega.com/archives/51155629.html
しかし、今はテクノロジーに関しては韓国や香港に押され気味の面もあり、もう日本の時代は終わりつつあるような・・・。全く関係ないですが、最近日本で農業をする青年が増えてるそうです。いいことだと思います。日本に帰国するたび野菜や果物が綺麗なことに驚かされます。
コストを押えて高品質の物を大量生産することは可能なんでしょうか。それを行うには日本は土地が狭すぎる。
私は、アメリカに住んでいましたが…民族が違えば、衝突は免れません。
優秀な知能が必要だから、労働力必要だからという観点で移民は受け入れるべきというのはいかかでしょうか?
移民されてくる国の事情を精査しないと国政のセイフティーネットに魅力を感じて来た移民と区別ができません。
なんか、建設的じゃないですけど…
島国だからこそ、移民を抑制でき、その国民性だからこそやってこれたのだと思います。
他国と比較したときに、このままではダメだと各国民が自噴しがんばってきた結果だと思います。
先達の努力は、自分の子孫に繁栄してほしいという気持ちが強かったのではないでしょうか?
自分の子供たちの暮らしが楽になればこその努力です。
そのような先達の気持ちを踏みにじり短絡的に今の大多数の国民は島国根性で進歩、発展を遅らせているというのは、アメリカ的というか、ことを急いでいると思います。
グローバリゼーションということでしょうか?
わかりませんが、私は多様性のほうが重要に感じます。
知識人を集める国があるならそこへ行けばいい。
国の風土を乱すことをあえてすることは必要ないんじゃないでしょうか?
人間同士なので理解しあえるとは思いますが、そこに至るまでには衝突は避けられません。
イスラエルを見てください。アメリカのマクロな世界を見てください。
インテリではない世界では、人種の違い、自分が育った、親が育った風土の違いで衝突が起き、悲しい死が散乱しています。
私は、そのような世界を見てきています。
世界は、頭だけでは整理できない、直感的な世界があります。
疑問2)さらに、成功していると仮定して・・・成功の要素が経済要因のみであれば視野が狭いとしか言えません。是非、移民による犯罪率への影響なども考慮してください。
疑問3)移民政策を実施している国はヨーロッパ含め多々ありますが、アメリカ以外の全てのくにでは経済が悪化していますが・・・・
疑問4)アメリカの成功要因は移民政策だということですが、最近ではアメリカは移民を抑制する政策をどんどんうちだしていますが・・・
ほかにもいろいろと突っ込みどころは満載ですが、おもしろいブログをたのしませてもらいました。ありがとうございます。
http://www.mext.go.jp/b_menu/houdou/20/07/08080109.htm
早稲田大学なんか、すごい積極的ですよね。
中国、韓国を中心に2010年度で3500人の留学生を入れているようです。
http://www.waseda.jp/jp/global/guide/databook/2010/number04.html
夜中ですので、取り急ぎ本文のみ
このブログは基本的にネガティブな意見も含めて全て残していますが、公序良俗に反するとか宣伝系の投稿は全て消しています。
量が結構あるので、タイトルで判断して消しているので、もしかしてその中にまぎれて消した可能性はありますね。
(先ほども「証明書が簡単に取れる」とか女優の名前が入ったタイトルのものなどいくつかを消したので、もしかしてそのあたりではないですか?)
今後は投稿内容を反映した、まともなタイトルをつけていただければ間違って消すことは無くなると思いますので、よろしくお願いします。
「何のための社会政策か」考えてみるんだね。
じゃ、最後にもう一度だけ書いておくよ。多分抹殺するだろうけど。
「住んでいる人が幸せになるための社会政策なら支持する気にもなるけど、
社会のために住んでいる人が不幸になっても仕方が無いという政策なら、
人を人とも思わぬエリート様のマスターベーションとしか思えない。」
さようなら。全体主義者さん。
また、「看護士やケアワーカーをはじめとする技能が重要な日本の資格が、話していて困らない日本語能力と技能があれば取れるような現実的なものに変える、というのも高機能人材を増やす方法の一つ」と書かれていますが高機能移民の定義も曖昧ですし、その人が高機能移民で在り続ける保障も有りませんし、移民となる年齢で年金を積み立てられるのか?も疑問です。
現状の日本を考えるのであれば、不法滞在者(推定11万人)の取り締まり強化方法と対処をどうすべきか?を考えて頂きたい。
日本の人口密度は高いです。
私はとても心が狭い人間なのかもしれませんが、この考え方を捨てきれません。
それは、外国から優秀な人たちや労働者を引っ張ってきて少子化問題などを解決したとして、それは果たして日本の問題を解決したことになるのかどうかということです。
なぜなら、アイヌなどの例外はありますが日本はほぼ単一民族国家です。アメリカなどの国とは「国民」というものの考え方が違います。
もし中国人などを移民させたら、おそらく最終的には彼らが人口の半分以上を埋めることになるでしょう。その時、日本は日本でいられるのでしょうか。
おそらく、国民投票で中国に併合されるとか、(ドイツのオーストリア併合のように)そこまでいかなくとも少なくとも今の日本の美徳とされる考え方などはほぼ失われるのではないでしょうか。そして数百年後か数千年後には、混血が進んで絶滅した民族として教科書に載るでしょう。そんなのは私は嫌なのです。
ただの妄想かもしれませんが、移民を考えるたびにそんな不安が頭をよぎります。ですから、移民するにしてもきつい制限をかける、参政権を与えないなどの考えは絶対に必要でしょう。
詳細は言わずもがなだと思いますので、割愛させていただきますが・・。
ちなみに、米国やEUと単純に比較するのは危険な考え方ですね。
移民政策が成功しているのかと言うと、フランスもオランダも様々な社会問題に悩まされているのが事実です。
そうした問題から目をそらして、移民政策が必要だと声高に叫ぶのはどうかと思うわけです。
現在の日本の社会が出来上がったのはどういう理由や経緯があり、今後も維持できるのか、本気で考えなければならない状況にあるのではないでしょうか。
ちなみに日本人は、日本がそれなりに裕福なためもはや「低機能移民」にはなれない(というかなるメリットが小さい)という...
一方、これから「高機能移民」になろうとしている人はこのような「戦い」が待っていることを覚悟して、今一度ご自身の「戦力」をご確認ください、って感じですかね(笑&泣)
次に外国人参政権が成立し、粛々と華僑が政治の中枢などへ入り込むでしょう。周りの東南アジアの国の歴史を見ても、弱る国に強い国が襲いかかるのはふつうのコトです。
少しずつ日本は単一民族ではなくなり、いろんな民族が融合した国へと変わると思います。よって、反対でも、賛成でもいずれにしても、複数の人種が集まる国になるのは間違いないと感じます。
ケアワーカーなどの福祉業界に関しては確かに日本人は職業として選ぶ事は多くなく、人口比からして多くの課題を残していますが、それに対しての解答として、ハードルを下げる、と言うのはとても安易には選択できない部分です。
医療的な面だけでなく、メンタル的な面を考えて、言葉を喋る事もおぼつかない老人となった状態で、相手が言葉を理解出来ない、あるいは理解出来ても対応出来ない、可能性が大きく高まる事を考えると、あまり同意したくない未来です。
父が福祉関係で働くようになって時々そういった面を考えるのですが、同じ地域で生まれてからずっと過ごして来た人であっても理解し難い行動を取る人を、どうやって海外で生まれ過ごした人の多くが対応出来ると信じられるでしょうか。
日本は恵まれた国です。何でも気軽に手に入るし、住み慣れた人にとっては良い国なんだと思います。故に、こういった面でのサービスはある程度保たれていないと、暴力事件や放置などですぐに問題が表面化するように思います。
それにもすぐ慣れる、と言えばそうでしょうが、慣れる事前提で動くのでしたら、ホスピスの積極的導入なども視野に入れれば良いようにも思います。(自分が若いのでそう考えるだけなのかもしれませんが)
http://neta.ywcafe.net/001084.html
「日本人に生まれてよかった」の出だしで始まるこのコラム
は、米国賛美の記事を垂れ流している状態だった当時から米国の情報伝える人がどう変わったか判断出来ると思う。
(在留資格やH1-Bビザでの入国者は、国籍の転換を伴わないという点で狭義の移民ではありませんが、ここではブログ趣旨に沿い広義の移民として考えます)
高機能移民を受け入れを促進する上でボトルネックになりえる要素として、以下の4つが挙げられます。
・制度(入管、ビザ取得、永住権など)
・企業の採用意欲
・生活(自治体の受け入れ体制など)
・将来展望(国内で有望なキャリアを積めるか、活躍の道が与えられるか)
このうち制度面では、先に触れたとおり在留資格の制度はそこそこ整っています。企業の受け入れへの意欲も、パナソニックや楽天の例のように、以前より飛躍的に高まっているように思います。
とすれば、問題は「生活」と「将来展望」です。
生活面では、やはり地元住民とのトラブルの話は絶えません。ゴミの出し方からパーティの開き方まで、受け入れ企業に生活指導の責任を持たせるなどできる事は沢山あります。
最大のボトルネックは「将来展望」でしょう。海外人材にとって、米国と日本の最大の違いは、制度でも生活でもなく、「米国なら優れたキャリアを積めるが、日本では・・・」という将来の見込みの違い。ガラスの天井といわれる国内人材と海外人材のキャリア格差をどう失くすか。日系企業の社内制度の改革こそ、移民政策の本丸と考えるところです。
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予測通りであれば、単純計算で年間77万人の人口減少です。静岡市(72万人)が毎年消滅するようなものです。
シリコンバレーの人口が230万人、その半数が移民として115万人。移民を受け入れるとしてどれほどの効果があるのか?やらないよりマシ?
移民受け入れ政策に対してゼノフォービア的な反対はしたくないが、国民国家制度が世界標準となっている(これは管理人さんが主に参考にしているアメリカ合衆国でも同じはず。その上で移民受け入れを歓迎しているという違いはあるが)中では、多国籍者に恩恵を与えるより先に時国籍者を救済する方が優先順位が高くなければならないはず。
この立論に対する反論は移民の受け入れが日本国籍を有する失業者にとってプラスになり得るかどうかという考えで行われて欲しい。
イギリスは、やはり旧英領出身の人、たとえば、南アジア(インド、パキスタン、など、医者、弁護士、商店主などなど)、アフリカ大陸各地(看護婦とかに多い)、オーストラリア、ニュージーランド、他にも旧ソ連(除くロシア)などから人が多いです。キリスト教国で、日曜日休みを遵守していても、店が開けられるのは、クリスチャンではない移民たちの労働によります。
移民の国米国とは違う、島国だから、というのは、あまりいい説明にならないと思います。上記のように、住み分ければいいことなのですが、むしろコミュニケーションの壁こそが、「よほど必死な人以外」来ようとすらしてもらえない壁なのだろうと思います。能力やよいバックグラウンドがあれば、英語圏に出ちゃうでしょうから。
(かといって、日本人が日本語を失うようなことはあってはならないけれど。)
日本語を固持するなら、日本語を学んでもいいよ、という人に限定されてしまうこと、から、来てもらえるひとの選択肢が自ずと限られてくるのです。そこの現実を直視する必要があるでしょう。
あと、日本人の高機能移民については、今でも、どんどん国外に出てしまうのは仕方がないですが(たとえば、エンジニアの給料が日本では欧米に比べてきわめて低い上に長時間労働を強いられるから、雇用安定といううまみを捨てることができれば、一旦出たら帰ってこない)、背水の陣を引いて国を出てくる、東アジアや南アジアの大勢の移民に比べると国外での競争力がないのも事実です。
実は、日本の強みは、そこそこ均一レベルで業務遂行できる国民性、それに裏打ちされた、むらのない質の高い生産性、サービス、などだと思います。そういう特性を生かして、(低価格競争ではなく)高品質高付加価値商品の製造販売や、サービス業に力を入れた産業などを促進するといいのでは、と思います。他の国にくらべて、日本の強みはなんなのか?という分析とそのプロモートが大切かと。
AdvantageとDisadvantageの両方を見るべきだと渡しも思います。
一部の人が言う、オランダの移民政策の失敗情報は本当に日本に正しく伝えられているのでしょうか?
あの情報ソースってある一つのサイトからだけじゃない?それを皆でコピペして広げてる感じがする。
負の面ばかりが誇張されている気がしてならないのですが・・・。
特に、とても役に立つ情報をお寄せくださった方、建設的に論旨の問題点を指摘してくださった方、感謝しております。
Twitterでも書きましたが、正直予想していたよりも、ずっと感情的な反論は少なく、建設的で非常に面白いご意見が多くてとても参考になりましたし、考えさせられました。
いいブログプラットフォームになってるんだなあ、と嬉しかったです。
仕事が忙しくて全く返信が出来なかったんですが、一部だけ選んで返信するのもアレなんで、このコメントで皆様へのお礼に代えさせていただきます。
例えば、研修生という名目で受け容れている外国人労働者。とんでもない低賃金で、過酷な労働を強いています。差別そのものです。
昔、半島や、大陸や、南方でしてきたことが、今も日本人の心の中にあるとしたら、移民政策などというものが引き起こすであろう混乱は想像に難くありません。
この国の国民が、高機能移民として受け容れられるのは多分白人だけでしょうね。
未だに、卑屈な日本人です。
もちろん、これからそのメンタリティを変えていこうじゃないか!という趣旨かもしれませんが、日本経済の未来がどうなろうと反対は反対だ!という人は実際に多いわけです。まずこの事実を重く見ないと何も始まりません。
これは根源的な問題でもあります。「多様性・動態性・ぶつかり合い」よりも、「同質性・安定性・和」を好む人が多いということですから。どれだけ優秀で日本経済に貢献しようとも、異質だという時点で抵抗感があるわけです。世界の最果てにある島国だということの宿命かもしれません。そのようなメンタリティを批判しても生産的ではありません。
アメリカのような元々移民で成り立つ特殊な国の事例があまり参考にならないのも確かです。私は欧州の某国に住んでいますが、学とやる気のある移民の若者も見えない壁に悩まされています。起業しようとすると、有形・無形のリソースへのアクセスがネックとなり、リターンがリスクに見合わないようです。シリコンバレーのような社会資本が蓄積されていないわけですから。
まず、誰でも共通の土俵に立てるようなフェアな社会を構築することが移民受け入れの前提条件となるでしょう。ただ、それには途方もない時間がかかるので、結局、現実的な案として、まずは法人税ゼロなどの優遇措置を施した特区で実験すべきでしょうね。それが経済的に大成功を収めれば日本人のメンタリティにも変化が現れるかもしれませんし。
今の日本社会ではいくら野望を持って優秀な外国人がやってきても
アメリカのように成功するのは難しい気がします。
そもそも、日本人ですら起業するのはそれなりに大変なんですから。
おまけ
お酒に弱い=渡来人の子孫
記事としては面白いですが、突っ込みどころ満載の仮説ですね。
http://news.livedoor.com/article/detail/4908699/
米国の移民政策は管理されているから、それはそれで結構だと思います。
日本の移民政策で注意しなければならないのは、純粋に財界や法務省は管理しながら増やしていくことを考えているわけですが、ここに在日韓国朝鮮人が悪意を持って付け入ろうとしている。
具体的には、入国管理をせず、参政権、国籍、ありとあらゆる権利を自動的に与えるという悪だくみです。犯罪歴や密入国など一切区別しません。
これは私の妄想ではありません。複数の法案が既に準備されており、ネット上で公開されている。国会の状況が整えば、民主の左派、公明、社民、共産が賛成票を投じることになっている。
だから「今日本で行われている移民論議は危険」であり、最大限の警戒と反対をしなければならないのです。
ちょっと時間を割いて、財界以外の移民賛成論者の名前を集めてみてください。片っ端から在日または帰化人(どっちにせよ同じ集団ですね・笑)です。会社経営をしておらず、安価な労働者を必要としない人たちが、なぜに出入国管理の完全撤廃と移民増を声高に騒ぐのか、背景に潜む悪意に気付いてください。
純粋に経済面の議論をするなら、私も賛成です。そうならざるを得ない。しかし賛成しません。危険すぎるから。
もし機会があれば、在日および韓国・北朝鮮両国政府に完全に乗っ取られたNHKをご自身で確認してください。背筋が寒くなるほどの歪曲報道です。
NHKスペシャル「シリーズ日本と朝鮮半島」
http://www.nhk.or.jp/special/onair/100801.html
日本が「老いゆく大国」としてグローバル化を含め世界経済の発展から徐々に取り残されていくような事態を避けるためには、移民の受け入れは不可避だと考えています(高機能及び低機能共に)。東京あるいは日本というエリアが市場としてこれ以上の活力を失わず、また上海やシンガポール等の劣勢に追い込まれつつある(高付加価値部分の)企業活動の拠点としての役割を維持する上でも、ある程度のリスクや軋轢覚悟の上で移民を受け入れるしかないのでは、と。
無論どこの国も移民受入については歴史的な経緯もあり、移民同士のネットワークや、フォーマル・インフォーマルな支援体制が出来あがっている中で、一からシステムをくみ上げるにはかなりの投資が必要となる一方、誰がそれを負担するのかという問題は依然として残ります。
移民の受け入れとて高機能移民とそれ意外の移民の分布は東京とそれ以外では非対称的になり、東京の一人勝ちに拍車をかけることになりますし。
長期的には国民もひ益することになるので将来への投資と思ってリスクを取っていって欲しいと思うんですが、「北米・アングロサクソンかぶれ」とか「東京(霞ヶ関)の人間に何が分かる」と言われるとなかなか辛いところがあります。
「オール・ニッポン」で取り組み、外部にアピールする体制を作るにしても、政治が落ち着くまではもう少し時間がかかりそうですね。
>通りすがりの高校生さん
日本を中継点・踏み台にしてより高みを目指して他の国に移り住む移民は出てくるかもしれませんし、日本の技術やノウハウが持っていかれることもあるでしょう。
Lilacさんのメッセージから読み取れるのは、大事なのは新しい技術やノウハウを蓄積する活力を維持し続けること、そしてより高みを目指す移民が日本を選択してくれるだけの魅力を持つことなんだと思いますよ。
何故日本にわざわざ戻って来てまで声高に移民移民って言うのだろうか?それは日本に戻ってきて言うことなのだろうか?
移民でうまくいっているアメリカがあると言うことですので、なぜアメリカに留まらなかったのでしょうか?
それで日本へ利益誘導するように頑張らないのか?
全く不思議です。
今、僕みたいな低機能人間が中国からたくさん日本に来ているかもしれない。でもね、そういう低機能人間の受け入れが移民政策上重要なんですよ。アメリカだって初めはそうだったんですし。そういう貧しい移民を成功させるのは待遇じゃないんです。「優しさ」なんです。高機能たら富裕層たら都合のいいことばっかり言っている奴らが移民の心を捉えることなんて永遠に不可能ですよ。一度、移民一世が移住先で苦労して家を買った時の笑顔を見てみてよ。アメリカが移民に厳しくなればなるほど日本は有利なんですけど、結局日本も高機能とか富裕層に絞っているのなら意味ないです。
最後に、移民が必要だと思っているのは日本人でも少数だと思うよ。これからもっと高齢化が進み、自由の種である子供の数も減っていき、保守化し、先鋭化、鎖国するか、また戦争しだしたりして笑 元々、日本は自由な民主主義国家じゃないし。
やはり技術の国外流出が気になります。(←手遅れ感は否めませんが)
ヤル気のある移民だけに。
最終的には自国へお持ち帰りになるでしょう。
日本を浮上させる手としては移民は有効でしょうけど、
日本にさらに取り柄がなくなってしまうのでは?と感じました。
移民自体が文化なアメリカと違って、頑固で保守的な(皮肉です)日本にはそれなりの別の方法もまだあるんじゃないでしょうか?
グローバル化の波に乗り遅れてるのはもどかしいのですが、
移民が必ずしもいい方向に向かうのかは自分にはわかりません。。。
いろいろなことが遅々として進まない現在の政府で、どこまで進められるか疑問ですが、
海外の人達に、より興味を持って来てもらえる施策は作るべきです。
ただ、KindleやiPadに対してさえ「黒船」といった表現を、拒絶の意味を込めて使う人達が
いることを考えると、決して低いハードルではないと思います。
しかし、人口減少、産業の空洞化、技術の流出がこのまま続けば、早晩、食糧やエネルギーを
外から調達することは難しくなっていくでしょう。
茂木健一郎さんのブログ「日本の大学のガラパゴス化」、講演「ガラパゴス化する日本」などにも
ありますが、このまま何もしなければ、技術的なことにとどまらず、国自体がガラパゴスと
呼ばれる日が本当にきそうな気がします。
高機能移民政策と同時に、高機能日本人への支援(応援!!)も必要でしょう。
これまでにも、
"新しいアイデアを、前例の有無で判断しよう"とする矛盾に満ちた人
"杭は打つためにある"と信じて、どんな杭なのかを見ようとしない人
などが重要な地位にいたことで、失ってきたものは少なくありません。
事業仕分けだけでなく、このあたりのお掃除も必要だと思います。
ダメだダメだと言うために、問題点、課題を列挙するような人達はさておき、
何かを実現するために問題点、課題を抽出し、その解決方法を同時に考えている
人達(日本人に限らず)の足を引っ張るようなことだけは止めるべきです。
そのひとつは高機能移民ということでいいかなと思います.
あとの条件としては,本当に高機能であること.それくらいでいいと思います...
優遇してもいいので,長く住んでもらえるといいですね.それで日本に貢献していただけるなら.
単純労働者としての移民は,国土の狭い日本としてはあまり必要な分野じゃないと思います.
世界的なメーカーが何社もあり、オリジナリティがあり最先端の文化、マイルドな気候に美味しいご飯に夜中に女性が一人で出歩けるほどの安全な国。海外で一旗上げようと思う人が「いい環境だ」と思ったっておかしくないと思います。
日本はもう成長が望めない国だと言う人もいますが、非英語圏のヨーロッパだって大概なのに、憧れる日本人はまだまだいます。日本は給与が安いと言う人もいますが、もっと安い中国に行って一旗上げようとする日本人だって何人もいます。
個人的には、日本はどうせ現状でも移民に対して十分差別的な扱いをしているんですから、この際、思いっきり高機能移民だけ優遇して、他は今までどおり冷遇する、ぐらいのところから始めてもいいのではないか、と思っています。
http://bit.ly/ctw1nx
財政難に喘ぎ後手に回ってばかりの政府(幕府)、移民賛成派と反対派(開国派と攘夷派)、
発展し尽くして将来の見えない閉塞的な社会状況…。
前回の開国はアメリカのペリーや薩摩や長州が引き金になりましたが、
今回の開国は財政破綻による破滅的な円安に乗じて日本に上陸してくる海外資本がその役割を担いそうですね。
(まだあと10年くらいは日本の民度や技術ブランド力はそこそこ高水準を維持できてるはずで、
その間に大幅円安になれば中国資本あたりが移民と共に押し寄せてきて工場建設してくれるはず、
という楽観的予想に基づいてますが)
開国後しばらくは混乱するでしょうがやがてまた発展できるのでは。
ただ、中国語か英語が話せないとホワイトカラーになれない時代になりそうです。
シンガポールみたいに華僑が経営する国家になるかもね。
移民で何もかも解決するかの如く書かれてるけど、そんなにうまくいくわけないじゃん。
なんかこのブログの主の言ってることを読んでると、いかにアメリカ帰りの人がアメリカ的な思考でしかものを考えられなくなってるかがわかるね。
移民ならあなたがすればいい。大好きなアメリカで暮らせばいいだろ。
国内に移民あるいは難民をどのように位置づけるか、またどれだけ迎え入れるかということは、その国の成熟度を表すようにも思います。
移民の犯罪率といいますが、それがどれだけ移民個人の問題に関わっているのか、あるいは日本という国の環境と関わっているのか。また、移民という違いを迎えるにあたり、そこに生まれる軋轢や変化をどのように乗り越えるかというところに国の成長があると思います。ただ、軋轢を予想するでなく。
移民の持つ強みをどのように活かすかは日本次第だと思います。でもそれは移民を「人間」として尊重して、という前提のもと。尊厳とそれに応じた知恵次第。それが無ければ誰がこの国を信頼しこの国から学びこの国に貢献しようと思うのか、
変わる変わらないの決断に関わらず、自分たちを見つめ直す機会が必要なのは日本だと思います。そういう日本の様子を世界は見ていると思います。
サッカーは、ワールドカップで決勝トーナメントに進出!
日本人だけのリーグがあったとして、ここまで来れましたか?
優秀な外国人が来てくれたからこそ、日本のレベルがあがり、結果が出たのです。
自分達のルールや常識に囲まれたところにいては、世界では勝てません。
身近なところにグローバルがあり、そこで切磋琢磨する競争が必要なのです。
スポーツでできて、他でできないわけがない。
移民政策に対してはいろんな意見もあると思います。
地域に溶け込めるのか?という問題に対しては、移民1世は確かに軋轢もあるとは思います。
しかし日本で義務教育を経験していくなかで2世、3世は普通に順応していると思います。
もちろん見た目の問題もありますが、
少なくとも自分は日本人以外に見られたこともありませんしね。
特に医療・介護の分野では今後需要と供給のバランスが大きく崩れますので、急務です。
詳しくは、ブログに記していますので、添付URLをご参照くださいませ。
国内産業の空洞化や小子化、これらの遠因は「日本に人はいらないよ」ということだと。
産業が出て行ってしまった、と嘆いているより人も仕事と一緒に行くべきです。
できれば先進国ではなくタイやインドを中心としたアジア方面へ。
「日本神話」がまだ生きている今のうちにアジアへ土台を築くべきだとおもいます。
だそうですが、成功してもしなくても帰る必要がないのが移民でしょうに。考えの前提条件から間違えていますよ、この人。
仮に一人の優秀な中国人若者を移民できたとしましょう。
彼は日本になじみ定着してきた頃に年老いた家族を呼び寄せます。
兄弟、親戚、その親、その祖父母。
一人の若者を呼んだつもりが、数十人の中高年、老人を抱え込むことになるのですよ。大阪市の生活保護申請を目的とした入国の例をみても明らか。
逆に実態として「低機能」な外国人(例えば東アジアや中東から来る単純労働者)ばかりが日本にやってきているのだとしてたら、世界における日本という国の市場価値はそんなもんなんだ…という純粋に資本主義的な事実が理解できないのですか?
ホームバイアスってステキですね。
門戸を開いておけば勝手に入ってくるし、勝手に出て行くでしょう。
アメリカやカナダのように広大な土地と資源の無い日本が移民政策を行うのは、資源確保の点から危険でしょう。
移民による利益が欲しいなら、移民が多い国に投資すれば充分です。
わざわざ政策をマネするのは無駄なだけです。
ぜひ、以下の記事を参照されて、ご自分のルーツを探ってみてください。
http://bit.ly/bWCGLO
GOOD LUCK!!!
ぜひ、以下の記事を参照されて、ご自分のルーツを探ってみてください。
GOOD LUCK!!!
http://bit.ly/cOiDaC
というのは流石に短絡的にすぎるでしょう。
アメリカでは先住民より移民の方が多数派となったために(表面上は)問題がないように見えますが、日本で移民政策を実施した場合、確実に軋轢が生じますよ。
おそらくは必要のなかった悲劇がいくつも生まれます。
日本的な考え方をするならば、たりない技術があれば、それを吸収し、人材を育てていこうとするのでは?
移民政策が駄目だ、というわけではありませんが、国家の統一性や国防上のリスクも背負い込むことになるわけですから、安易な理由ではなく、しっかりとした議論が必要でしょう。
アメリカみたいな、最初からいろんな民族が入り交じってる国とはわけが違う
ここ数百年くらいで少しずつ海外と接触を持ってきたけど、日本はまだ慣れきってない感がある
ここにいきなり移民をたくさん受け入れるようになれば
日本は混乱するんじゃないかな
最初は、移民を受け入れるんじゃなくて
積極的に国民を海外にだして、海外の文化なんかに慣れさせる
国民の方から海外と接触を持って、それから移民受け入れなら、混乱も少なくなると思う
上から変えるより下から変わる方が、政治側としてもやりやすいだろうしね
投資移民の投資金額ですが先月から40万$から80万$(加$)に変更になりました。それなりに移民数を制限してきているようです。
また現在自分が住んでいる町ですが人口の約1/3が中国系ですが(殆どが投資移民です)税率も他市と比較して低く住民サービスも悪くないと思われます。
現地住民と中国系1世の間であまり意思疎通は取れておらずそれなりの軋轢はあるとは思いますが(用は英語が話せないおじいさんおばあさんが多数存在します)あまり交わらず上手にやっている様に見受けられます。
下手に交流を持つ必要もないかと、2世3世になればバナナ(外が黄色く中は白い)と言われるようにメンタリティは現地人とかわらなくなりますし。
受け入れには大賛成。間違っても反日感情を絶やさない特亜各国への門戸を開いてはいけない。
それでも、不景気及びデフレから脱却するという観点に立てば、まずデフレギャップを埋めることが先決であり、内需拡大によってまだまだ日本経済は蘇る。
少子高齢化で人口減少が進むと言われているが、2050年の予想される日本の人口はそれでも9000万人もいるわけで。健康寿命を考慮に入れれば、日本においては高齢者(70歳以上)でも働ける環境整備をつくることでまだまだ経済は活性化していくのでは。
現状では、経済を活性化することは国内政策によって解決できる要素が多い。
ただ将来的なことを視野に入れれば、優秀な人材とお金が高機能移民政策によって日本に集めようとする施策への
準備はすすめるべきだと思う。
現在の専業主婦世帯は46%もあります。(内閣府データ)
http://www.gender.go.jp/whitepaper/h19/zentai/danjyo/html/zuhyo/fig01_02_15.html
一定数の大卒専業主婦もいることから、チャンスがあれば高機能労働者に移る人も出てくるはずです。
育児をどうするかは、(移民政策に基づくとメイド活用ですがそれは今は置いておく)小回りがきかず日本人がサービス提供する以上金銭的負担も高い保育園ではなく、祖父祖母に期待でしょうか。リタイア家庭が就業時間の育児支援をできるためには、近接して住む必要があり、都市国家化の促進か、テレワーク活用の職住分離が選択肢でしょう。
親族(祖父母)や社会(ご近所)や制度(保育園)にも頼りづらい世界有数の悲惨な育児環境からの脱却にもつながる期待が持てます。
イノベーションを起こす視点では、移民は強いですね。恐らく代わりは無いと思います。
・リスクティクしやすい。
・異質のバックグラウンドを持っている
移民の成功例の国は、シンガポールがあります。この国の発展は単純労働者・高機能労働者共に移民に大きく依存しています。
単純労働者は、月に5万円程の給料で働き、肉体労働者は雨でも高速道路でもトラックの荷台で移動し、メイドが妊娠すれば強制出国です。日本国籍でない入国直後の長期居住者にも生活保護を提供する日本人のメンタリティとシステムが、それを許容できるとは思えません。シンガポールの言論の自由の無さと(ほぼ)独裁政治はこれらの政策を行う裏付けです。
高機能労働者はシンガポールは大歓迎です。金融危機の影響で昔ほどではないですが、国籍・学歴・給与・資産でスクリーニングをかけ、先進国で最も永住権が得やすい国です。
とはいっても、日本の同質をこよなく愛す密結合の社会構造で、今の段階で高機能労働者に絞っても大量移民を受け入れる素地には程遠い印象です。
私は移民政策については、「移民歓迎」と「パラダイス鎖国」で、政策がどちらの割合で置かれるかで見ていますが、外国人研修制度があるあたり、完全にパラダイス鎖国を取る度胸も無いんだろうと思っています。
高機能移民に絞った移民で、現地との軋轢を避けるとなると、例えば特区とかどうでしょう。港区あたりに。現時点でも、港区の外国人比率は1割です。
http://www.city.minato.tokyo.jp/joho/gyomu/sansin/kokusai/topics/gaikokujinishikichosa_gaiyo/index.html
ここに高機能労働者の住居とオフィースを固めて、そのカルチャーと職場でサバイブできる日本人は港区に通勤。港区でも台場あたりが孤立感が多少あって良いんじゃないでしょうか。港区の住居費を払える移民なら日本人からも納得感が得られないでしょうか、それで休日には銀座でお買い物してもらいましょう。
移民せずとも海外で働いている人達は沢山いますが・・・
それをベースに物質的にそれなりに満たされている多くの日本人のことを思うと、高機能移民がもし本格的に流入したらと考えるとちょっと暗い気持になります。
それでも高機能移民については賛成です。
残念ながら日本にはそのような恩恵はほとんどありませんでした。
これから移民を増やしても、多少は優秀な人材は増えるでしょうが、これまでのアメリカのような発展は難しいと思います。
というか、移民のような悠長な議論ではなく、国をあげて世界中の企業や研究機関から優秀な人材をヘッドハントすべきでしょ。
韓国の企業が日本人技術者を重用したように。
国土と人口で考えないと、移民を養うことができないだけです。それと日本のリーダをリーダとして認めないと思います。
せめて、アメリカのような広大な土地をもっているのなら、アメリカのようにやってはいけると思いますけど。それより、優秀な人をアメリカに棄民した方がいいかもしれませんよ。笑
特に中国には国防法なる法案ができていますし、移民なんてとんでもないって思います。
不景気だからこそ移民政策とおっしゃるのであれば、フランスやオランダのようにならないような方法も提示していただきたいと思いますが、その辺はお考えなのですか?
1.海外からの移民を促進することで、得られることと、懸念されることは何か
2.移民の受け入れを促進する場合、その実現の障壁(阻害要因)は何か
・移民対象の外国人の視点
・日本に内在する課題
Lilacさんのこの記事では、これらの整理がちょっと弱く、目的を中心に並べ、その中に、上記の2つを断片的に書いているので、記事の内容に論理の飛躍を感じます。
私自身は、少し前までは、移民受け入れに賛成(どちらかと言えばの類です)でしたが、今は、反対の立場です。その理由は、日本社会が、それを受け入れる状況に至っていない(官も民も、意識が低い)ので、現状のままで、移民を受け入れ始めるとマイナス面だけになる、と考えています。
私の住んでいる市は、東京に隣接した市で、人口の4%が外国人で、約2万人強います(これほどの高率で外国人がいある市は、周辺にありません)。そして、昨年の秋から、ボランティアで、週1回、外国人に日本語を教えています。彼らは、IT業界で働いている人が多く、学歴も高く、生活レベルも悪くありません。でも、日本社会に溶け込めているか(仕事以外の部分について)と言えば、そうではありません。同じ出身国者でコミュニティを作って生活しています。
移民の問題を考えるために、”看護師・介護士”の問題を紹介します。
インドネシア・フィリピンから看護師・介護士の受け入れていますが、受け入れ体制を考えずに、闇雲に始めたので、現場に負担を強い、来日した外国人には失望を与えていますね。
両国から来日した人数は998人いるそうですが、看護師の受験が昨年から行われ、昨年の合格者はゼロ、今年は僅かに3人が合格です。受験者254人で、合格が3人なので、合格率は1.2%。日本人の看護師国家試験の合格率は 90%程度なので、如何に低いかが、分かります。それも、これらの人たちは、母国で、看護師の資格を既に取得し、看護師として働いている人たちが大半だそうです。さらに、看護師の試験は毎年受験できるが、介護福祉士は3年以上の実務経験が必要なので、受験できるチャンスは4年間の滞日中に1回しかない。
要は、日本語の能力取得(これすらも、彼らにとっては大問題ですが)だけが問題ではなく、インフラを含めた受け入れ体制をどうするか、が大きな問題で、その議論が必要です。
お役人(外国で生活したことも、異文化に触れたこともない人たち)が、机上で考えるから、こういうことが起きるのではないかと思います。
日本に移民を受け入れることを検討するのであれば、厚労省の然るべきポジションに、ヘッドハンティングで外国人(一人ではなく、それなりの人数)を雇い、計画を作成するのは、早道のように思いますが、いかがでしょうか。
オランダやフランスの惨状を見ると移民政策にはどうしても賛成できません。
大統領は機会あるごとに、アメリカの理想-自由、平等、機会均等、アメリカンドリームを国民に呼びかけ未来の希望を語りかけます。日本にもそんな首相がほしいですね。
でも、アメリカは移民国家で、且つ日本が島国で割と閉鎖的な国だから、彼らと日本のアイデンティティーって違うんじゃないかな、と考える。
一口に経済成長っていうのが国のためでも、そのために何かすればトレードオフで日本は何かを支払うわけじゃん。この場合、食とか衣服とかの文化とか?
だけど一方でアメリカっていうは移民自体が文化だからそれによるデメリットはない。(元々、そこにいた抵抗する人は殺しちゃったし)
だからアメリカのように移民すればいいというと、国民の形成過程が全く違うので読んでて、納得しにくい。っていうか気持ち悪い。
だから日本に近い文化とかでのケーススタディ(あるのかは知らないけど)を提示してもらったり、あるいは移民すると多分こんなデメリットがあるけど、こんなにメリットがあるんだぜ。って記事を書いてほしいと思う。
まあ、あとグローバル化って言っている昨今で、個人は国っていう大きなコミュニティをどう扱う(意識する)んだろうね。住んでいる場所?法律?文化?
あ、以上です。
けれども、島国の日本の性格と実行力のなさから、実行するのはまだまだ時間がかかりそうですね。
他の国の人々は、グローバルで経済活動をしているという意識が当たり前になっているのに、日本では、楽天が英語ができないと首にする、というだけどここまで議論になること自体が、どれだけ閉鎖的であるか表していると思います。
そもそもTOEIC900点なんて、韓国ではあたりまえなのに。。。
投資資産もまだそれなりにあるうちにきちんと移民用の選別方法を確立して受け入れるようにしないと、本当にまずいような気がします。
単純労働移民は正直要らないですからね……。
特アの貧乏人だから
現状の政党で賛成は危ないでしょう
http://bit.ly/cLunIP
http://bit.ly/cgfYuN
現在、シリコンバレーの近くの大学に留学していますが、その通りだと思います。
個人的には、もちろん職業人としての高機能移民を推進することは大切ですが、それと同時に大学などの研究機関に対しても同じ施策を実施する必要があるように思います。
ご存じのように、今の日本の大学は、(米国の大学と比較して)とてもクローズドな環境にあります。この環境を一旦破壊することが出来れば、優秀な彼らに触発されて、日本人の学生の多くもこのままのんびりしていては本当に大変なことになると気付くはずです。何より私も、日本を出て優秀な彼らと接する中で、やっと目が覚めました。
問題は、今の日本が高機能移民にとって全く魅力的に映らない点をどう克服するかです。記事中に書かれている通り、私もかなり抜本的な改革が必要だと思います。今のまま問題を放置していては、さらに沈むだけです。
素晴らしい記事をありがとうございました。