衝撃的なピカソ美術館見学を終えて、閉まりかけのサンジュセップ市場へと急ぐ。
これが本日の最後の見学先だ。
音楽堂を除く、バルセロナの見所を全て一日で見終わった格好だ。
大変だけど、やれば出来るのだね。
サンジュセップ市場は、バルセロナに住む市民が普通に買出しをするための市場。
上野のアメ横に雰囲気がそっくりだった。
特に魚を売ってるところとか、売り子に女性が多いところを除くと、商品の並べ方とか、売り方とかが良く似てる。
しかしここはスペイン。
市場に入って最初に迎え撃つのは、ハモンやチョリソーたちです。
これは美味しそう・・・
さて気になるお値段ですが、スーパーと同じく、1キロ20ユーロくらいの生ハムも結構多いけれど、高いものは高い、と言うことも分かった。
キロ170ユーロ近く(約2万5千円)のもある。
こういう高いハモンは、肉の色が光っていて、とてもきれいだ。
おなかがすいていたので、耐え切れなくなり、「一キロ欲しいな・・・」と思ったが、こんなに高いのを買っても日本には持って帰れないわけで、断念。
それから果物。
日本では余り見ないような、ドラゴンフルーツなどいろんな南国の果物が売られている。
そして魚介類。
種類も豊富で、ここばかりは日本を思い出す。
(日本にはいないかな、という魚も結構ある)
売り子さんは女性がほとんど。
だから、日本の魚市場みたいに、男の人が声を裏返して「らっしゃいらっしゃい」って叫んだり、というのは無い。
もう市場自体が終わりかけだったので、お客さんとの掛け合いなどは見られなくて残念だったけど。。。
こちらは、いろんな種類のえびを売ってる店。
おなかがすいてたまらなくなってきたので、市場のそばにあると言うバルに行ってみることにした。
「地球の歩き方」にも載ってる「イラティ」というバスク系のタパスのお店に行ってきました。
外見はこんな感じ。
夜9時近くともなると、この通りは多少人通りが少なくなるので、注意は必要。
店内はこんな感じ。
フランスパンの上におかずが乗ってる、という形のもので、それだけでひとつ1.5ユーロくらいだから、高いっちゃ高い。
でも7,8個食べただけでも結構おなか一杯になる。
私は、アジっぽい魚を軽く酢で閉めたものが乗っているもの、ハムとチーズ、サーモン、など計7つをピックアップ。
アジかと思ったのは、味が秋刀魚っぽかったけれど、新鮮で非常に美味しかった。
サーモンや他の魚も、オリーブオイルと塩コショウ、ハーブとにんにくで味付けがしてあるだけなのだが、美味しい。
生ハムは、やっぱり美味しい・・・。
それから、何よりパンが美味しいので、何でも美味しく感じられるのだ。
これにビールを3杯飲んで、全部で15ユーロ(22ドル)。
やっぱりバルで食べる方が安いね・・・。
食べ終わってから、ホテルに行って預け荷物を受け取り、マドリッド行きの夜行バスが出る北バスターミナルへと向かう。
nakも3月にスペインに行く予定が未定(笑)
細かく書きすぎなこのシリーズは、じっくり読ませていただいております。
お、3月はいい時期ですね。
私は今回リオハにもリベラ・デル・デュエロにも行かず、アンダルシアに行ったのにヘレスを一滴も飲まないという、ワイン好きとは思えないダメダメスペイン旅行でしたので、是非Nakさんには素敵な旅を送ってきて頂ければ自分のことのように幸いです(ブログで気分を味わせていただきます)
今年もよろしくお願いします。