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10日(金)の4講目

2013年05月10日 17時03分28秒 | SUの授業
本日の「経営分析基礎」は、
まず「損益計算書」を簡単に解説。
経常損益の区分を中心に、区分表示について触れました。
営業外損益の部で、とくに重要と思われる項目、
「為替差損益」について解説しました。
4月4日(木)付、日本経済新聞13面の記事、
「わかる財務 決算書はこう読む③」から
「円安に『見えざる効果』」という連載記事から
為替変動が収益に及ぼす効果を紹介しました。

損益計算書に表れるのは、為替差損益ですが、
記事では、「円安による輸出競争力の相対的高まり」で、
増産・出荷増に結びつく効果は大きいとありました。

見えない効果は、会計では取り上げられないので、
為替差損益の発生のメカニズムを解説しました。

次に、「ホーmac」の親会社「DCMホールディングス」社の
第7期決算から、同社の連結P/Lを使い、
原価率・粗利率の計算、
それに売上高の前期比較と減少率を計算してもらいました。
4,288億300万円(今期)と4,371億3,800万円(昨年)との比較です。
1.9%の減益です。


DCMホールディングのロゴ

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