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「頂くorいただく」どっちが正解

2013年10月26日 22時48分34秒 | キャリア支援
正しく使えないと赤っ恥…
「頂くorいただく」どっちが正解?
Update : 2013.07.02


「メールをご確認頂く」
「メールをご覧下さい」

上記は普段よく目にするビジネスメールの一文です。
この文にはそれぞれ誤りがあることにお気づきでしょうか?

普段あたり前のようにやりとりしているビジネスメールには、
意外と知られていない落とし穴が存在します。
身だしなみや業務態度はきちんとしていても、
誤った言葉づかいや漢字、
言い回しをしていると取引先や同僚から
「外見はきちんとしているけど、言葉づかいが残念……」と
言われてしまうかもしれません!

そこで今回は、ビジネスメールで特に間違えやすい
2つの言葉選びをご紹介します。


■1:“頂く”と“いただく”の違い
“いただく”は漢字でもひら仮名でもどちらでも良いという訳ではありません。
それぞれに意味があり、用途によって使い分ける必要があります。

「お茶を頂く」「食事を頂く」など動詞としての役割、食べる、飲むの
謙譲語として使う場合は漢字の“頂く”を用います。

一方、「ご覧いただく」「お越しいただく」など補助動詞の役割、
「~してもらう」の尊敬語として使う場合は
ひら仮名の“いただく”を用います。
「お教えイタダけますでしょうか」の場合は補助動詞の役割をしているので、
「お教えいただけますでしょうか」が正しい言葉選びになります。

■2:“下さい”と“ください”の違い
「このリンゴを下さい」「この資料を下さい」など
“ちょうだい“という意味の動詞として使う場合は
漢字の“下さい”を用います。

一方、「電車でお越しください」「ご了承ください」など相手の動作に対して
お願いをする補助動詞として使う場合はひら仮名の“ください”を用います。
「少々お待ちクダさい」の場合は
補助動詞の役割をしているので、
「少々お待ちください」が正しい言葉選びになります。

以上、ビジネスメールで特に間違えやすい2つの言葉をご紹介しました。
この基準で考えてみると、最初に例をあげた
「メールをご確認頂く」「メールをご覧下さい」という文の
どこが間違いなのか一目瞭然ですよね。

見た目だけではなく、正しく美しい言葉選びができる女性を目指しましょう!

http://woman.mynavi.jp/article/130702-060/より


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