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大学の授業にかかわる話題

授業日誌・キャリア・学びのスキルについて

経営者が欲しいのは「前のめり」人材

2015年06月26日 00時09分28秒 | キャリア支援
経営者が就活座談会 欲しいのは「前のめり」人材
06月08日 08:21
フジサンケイビジネスアイ

2016年4月入社をめぐる大学生の就職活動、企業の採用活動が、
8月1日の採用選考解禁を前に本格化している。
社会や企業はどう臨んでいるのか。
学生を指導する機会を持つなど人材育成に力を入れる有力企業の経営者3人に、
大学生を対象に働く志を育てる「次代人養成塾 One−Will」
の塾頭を務める秀實社の高橋秀幸社長が迫った。



経験積む学生時代
高橋秀幸氏(以下、高橋氏) 
社会や企業が求める学生像については、
回答者の数だけ答えがあるといわれます。
ただ実際には、それは言葉の違いだけで
本質的な違いはそう大きくないと感じることもあります。
そこでまず、どんな学生を求めているのか教えてください。

中村篤弘氏(以下、中村氏) 
「前のめり」であることです。
15年4月には8人を新卒で迎えましたが、
その基準で採用した方々です。
入社直後に、外部の研修に参加してもらったところ、
よその会社の参加者も含め全部で50人ほどの参加者のうち、
成績上位5人のうちの4人が弊社の人材だったという結果で、喜んでいます。

三浦陽平氏(以下、三浦氏) 
入社前の学生時代からインターンとして働いていた人材は、
大きく伸びていますね。例えば、インターン初日から同期が定時で帰る中、
結果を出すことにこだわり結果が出るまで努力していたメンバーは、
今会社の中でも群を抜いた成績を出し、
社内社外ともに信頼を得てめきめきと力をつけています。
入社前からの前のめりな姿勢は大事ですね。

高橋氏 
前のめりがキーワードのようですね。
竹尾副社長は学生時代から経営者を経験されていますが。

竹尾昌大氏(以下、竹尾氏) 
いろいろな学生を見てきましたが、
学生時代は、自分のやりたいことをいっぱいやる時代だと思います。
いろんな経験を積んだ人が、社会に出たときに、
夢の見つけ方も早く分かるし、
困難の克服の仕方も早く見つけるように思います。
いろんな経験の中に、しっかりと考えを持った経営者と接する機会があればなおいい。
考え方の基準、価値の基準を高めることができると思います。

高橋氏 
やはり、前のめりということは重要なようですね。
それをどう見抜きますか。

中村氏 
一番やり切ったことは何か、と必ず聞きます。
やり切ったものが何であるか、ではなく、
どれだけやり切ったかを見たいのです。
やり切ったエピソードを聞くと、
このぐらいの逆境をはねのけてきたのだろうな、と分かります。

高橋氏 
採用後には研修をしますね。

入社ゼロ年目制度
三浦氏 
社内に「入社ゼロ年目」という制度があり、
内定を授けた学生は、インターンとして
社員同様の仕事を経験できます。
もちろん給料も出ますし、結果を残せばきちんと評価もします。
その間は先輩社員がしっかり指導し、トレーニングも積み、
新入社員研修のカリキュラムも入社前に終えることができます。
「入社ゼロ年目」は、正式に入社した1年目から同年代と大きな差をつけ、
入社後すぐにビジネスの最前線で力を発揮できるよう社内全体で取り組んでいます。

高橋氏 
就職、採用活動の期間が後ろ倒しになりました。

竹尾氏 
実務的には影響はあるように思いますし、賛否両論あると思います。
ただ、学生の方たちにはいつもいろんなことを
貪欲に経験する姿勢を忘れてほしくないですね。
それが社会に出てからの姿勢にもつながると思います。
結局は、時間をどう使うか、
ということにつきると思います。

中村氏 
そうですね。前のめりに時間を使ってほしい。
その意味では、One−Willの意義は、
ますます重要になるかもしれませんね。

http://news.goo.ne.jp/article/businessi/bizskills/fbi20150607010.htmlより

ビジネスでは「印象」で決まる

2015年06月22日 16時17分37秒 | キャリア支援
無意識のうちに「悪印象」を与えてしまう人の特徴とは?
/三坂健(コンサルタント)
08:20PHP Biz Online 衆知

ビジネスの多くは「印象」で決まってしまう?
「ビジネスの多くは実力よりも、
見た目や言葉などの『印象』で決まってしまう」
と言うのは、『「印象」で得する人、損する人』著者で
コンサルタントの三坂健氏。
無意識のうちに「悪印象」を与えてしまう人の特徴について、
そのポイントをうかがった。

「期待を持たせてくれる人」にチャンスは舞い込む
マーケティングの大家として知られるセオドア・レビットは著書
『マーケティング発想法』の中で
「人は製品を買うのではない。製品のもたらす恩恵の期待を買うのである」
と述べています。つまり、人は製品そのものの価値ではなく、
その製品がもたらしてくれるであろう「期待値」に対して
お金を支払っている、ということです。


セオドア・レビット (著), 土岐 坤 (翻訳)
『マーケティング発想法』
単行本 – 1971/1
単行本: 490ページ
出版社: ダイヤモンド社 (1971/01)
ISBN-10: 4478500002
ISBN-13: 978-4478500002
発売日: 1971/01

最も参考になったカスタマーレビュー
商品価値とは何か?
投稿者 M.re-V 投稿日 2002/10/9
マーケティング業界の古典であります。
20年近く前に、貪り読んだ記憶があります。
そして、今でも拠り所となっている一冊です。
レビットは「『商品の価値』とは何か?」を突き詰める、
という頭の使い方を教えてくれました。
マーケティングに関わり、なお且つ
この領域でマネージメントをしようという方にお奨めです。
古典であるが故に事例は古いのですが、
本質を取り込むのに適したテキストだと思います。
http://www.amazon.co.jp/より



実際、自動販売機でコーヒーを買うときも、
電車に乗って遠くに移動するときも、
我々はその価値が実現する前にお金を「先払い」していますよね。
それを買うことによって得られるであろう「期待」が、
人を動かしているわけです。

実はこの「人は価値そのものではなく、
価値の期待値にお金を払う」ということは、
私たち個人の評価に関しても同様です。

仕事の機会を得てぐんぐん成長する人と、
なかなか機会に恵まれない人がいます。
その違いはどこにあるでしょうか。
能力でしょうか?
それとも運でしょうか?
もちろん、それらも違いの1つですが、
最初の印象で相手に「期待」を与えられているかどうか、
ということが実は大きいのです。

「彼に頼めばうまく進めてもらえそうだな」
「この会社と仕事をすることで大きな成果が得られそうだ」
あなたの印象が、こうした「期待」を取引相手に与えることができれば、
相手はきっと仕事を依頼してくれるでしょう。
そして頼まれたあなたは仕事の機会を得て、成長し、
より多くの稼ぎを得ることができるようになります。

反対にこうした「期待」を相手に与えられないと、
いくら能力があっても機会は離れていき、
成長もままならなくなってしまいます。
それほど「印象」はビジネスに大きな影響を与えるということです。

印象で損する人は、知らないうちに「不○」を与えている
印象で損する人は、「不満」「不安」「不便」「不信」「不快」の
どれかを相手に与えてしまっています。

問題は、意図的にこうした印象を与えているのではなく、
「知らず知らずのうちに」与えてしまっていることが多い、
ということです。

たとえば、言葉の端々に「自信のなさが強調される言動」や
「相手とは無関係、またはむしろ相手にとっては
ネガティブな情報を与えてしまう言動」
が表われるような人がいます。

営業先で、言わなくてもいい自社に関する不利な情報を伝えてしまう営業マンは
意外と多いものです。ただ、本人は慎重を期したつもりでも、
「この人に頼むと不安だな」という印象を相手に与えてしまいます。

そんな営業マンに仕事を頼もうという人はいません。
その結果、仕事が減り、自分の成長にもブレーキがかかってしまいます。
また、知らないうちに相手に「不便」な印象を与えている人もいます。

たとえば、メールが長い人です。これも本人としては、
伝えたいことをなるべく丁寧に書いた結果かもしれませんが、
読み手にとっては、できるだけ短い文章で内容が
コンパクトにまとまっているほうが望ましいものです。
いつもメールが長い人への返信はついつい後回しになりがちですし、
そのうち返事をするのもおっくうになるもの。
そして関係が疎遠になり、チャンスも失ってしまうのです。

また、いつも忙しく動き回っていてなかなか連絡がつかない人も
「不便な人」という印象を与えがちです。
本人は一生懸命に走り回っているだけで、
決して相手を軽んじているわけではないかもしれません。
でも、「電話をかけてもなかなかコンタクトできない人」には、
仕事の依頼を控えるようになるのが普通です。

このように、仕事は頑張っているのに、
印象のせいでチャンスがどんどん減っていく。
「もったいない!」とは思いませんか。

大事なのは「相手の時間を尊重する」というスタンス
反対に、印象で得する人は「満足」「安心」「便利」
「信用」「快適」を感じさせる人です。
ポイントは「明」「元」「素」。
明るく、元気で、素直、ということです。
こうしたスタンスを崩さない人には
自然と仕事が集まってくるでしょう。

そして、もう1つのポイントが、
「おもてなしの心」です。
相手に好印象を与えられる人は、
すべてのコミュニケーションにおいて
相手への「おもてなしの心」を発揮しているのです。

その際にポイントになるのが
「相手の時間に対する感覚」の有無です。

先ほど例に挙げた「メールが長い人」。
こういう人は無意識的かもしれませんが、
相手の時間を奪っているわけです。
私たちにとって「時間」とは「命」そのものです。」
「時間を割く」ということは「限られた命の一部を費やす」こと。
だからこそ、自分の時間を大切に考えてくれる人に、
人は自然と好感を持つのです。

そこで、たとえばタイトルを工夫して、
相手にひと目で要件がわかるようにする。
それだけで相手の時間の負担は大きく減少し、
印象も大きく変わります。

人に何かを伝えるときには、
どうすれば短い時間で端的に伝えることができるかを考える。
メールや文章を書くときには、
どのように書けばなるべく短い文章で、
わかりやすく丁寧に伝えられるかを考える。
コミュニケーションを取る際、
これらのことをつねに意識できる人が、
相手に好印象を与えることができるのです。

印象に惑わされない頭を作ることも大切
さて、これまで書いてきたことを逆に考えると、「人の実力は印象だけではわからない」ということにもなります。
私たちは印象に惑わされない、
印象だけで判断しない習慣をつけることも必要です。
表面的な言葉に踊らされて判断した結果、
「実態はとんでもないものだった!」
なんてことは避けなくてはなりません。

そのためには「本当のことを見極める」思考を高めていくことが必要です。
事実に基づいて考えること、
反対側の視点を持つことが基本です。

素直に相手の意見を受けとめつつも、
頭の片隅で本当かどうかの検証を行なうスタンスが、
多くのビジネスマンに求められています。

こうしたバランス感覚を養い、
印象の持つ力を味方につけることが大切なのです。


三坂 健(みさか・けん)
株式会社HRインスティテュート取締役 チーフコンサルタント、
早稲田大学エクステンションセンター講師。
慶應義塾大学経済学部卒業後、株式会社損害保険ジャパンに入社。
法人営業を経て、HRインスティテュートに参画。
以後、経営コンサルティングおよび、
論理的思考や課題解決をはじめとするスキルトレーニングの開発、
実施を中心に活動。近年は国内での活動のほか、
海外での企業支援を行なっており、
日本とアジアの往復を繰り返している。

http://news.goo.ne.jp/article/phpbiz/bizskills/phpbiz-20150602162421747.html

10年後なくなる可能性が高い職業

2015年06月19日 23時51分54秒 | キャリア支援
日本版・10年後なくなる可能性が高い職業とは(前編)
Credo 2015年5月28日 05時00分 (2015年5月30日 12時18分 更新)


[拡大写真]

10年後に無くなる可能性が高い職業とは
突然ですが、まずこちらの画像をご覧下さい。
ラーメン調理人から機械組立工、そしてコックなどの職業が
90%以上の確率でなくなると推定されています。
この結果はどのように導き出されたものなのでしょうか。
本稿ではそのことについてお話ししたいと思います。

オックスフォード大学が「10年後に無くなる可能性が高い職業」を発表
2014年11月頃、オックスフォード大学の
マイケル・A・オズボーン准教授が発表した論文が話題となりました。
准教授は現代ビジネスに対するインタビューには次のように答えています。
“これはほんの一例で、機械によって代わられる人間の仕事は非常に多岐にわたります。
私は、米国労働省のデータに基づいて、
702の職種が今後どれだけコンピューター技術によって自動化されるかを分析しました。
その結果、今後10~20年程度で、
米国の総雇用者の約47%の仕事が
自動化されるリスクが高いという結論に至ったのです”
この論文で発表された内容は非常にセンセーショナルなものでした。
これまでルーティン化できないと思われていた仕事も、
コンピューターの計算能力向上に伴い、
人工知能が扱うことが出来るようになっている、
ということを多くの人が実感させられたからです。
現代ビジネスのこのインタビューは3,000回以上のTwitterシェアを獲得し、
多くの人々の目に留まることになりました。
ぼんやりと聞いた記憶がある方も多いのではないでしょうか。
しかし、そうした方々もどのようにしてその調査結果が導き出されたのか、
過程まで知っている方はあまり多くないかもしれません。
実はこの結果自体も、人工知能技術の基盤である、
機械学習によって明らかになったものなのです。

正解例を基に機械に学習させる”教師あり学習”
この論文で用いられた手法は、”ガウス過程分類”
――教師あり学習という機械学習手法の一つです。
機械学習には”教師あり学習”と
”教師なし学習”がありますが、
ここでは教師あり学習について説明したいと思います。
教師あり学習とは、一言で言えば、正解例を予め用意し、
それを基に機械に判断基準を作らせる手法です。
イメージ図と共に見ていきましょう。
教師あり学習では、まず見本として”教師データ”が
プログラムに与えられます。プログラムは
この見本を基にして判別の際の基準となるモデルを作成し、
そのモデルを当てはめることで、
未知のデータについても分類ができるようになるのです。…

先ほど述べたように”ガウス過程分類”は
この教師あり学習に分類されます。
実際の論文では70個の教師データを作成し、
それらデータから構成される判断基準の性能が高いことを確認した上で
700近くの職業全体にそのモデルを適用し、
コンピュータに取って代わられる可能性が高い職業なのか、
人間がこれからもこなしていく職業なのかを判別していたようです。
本稿で筆者が用いたのも教師あり
学習に分類される”ランダムフォレスト”と呼ばれる手法です。
教師データとして用いたのは
先の論文で示されていたものの中から、
なくなる可能性が高い職業と低い職業を
それぞれ50個ずつ抜き出し教師データとしました。※1

日本語版、「10年後になくなる職業」を推定する
今回の判別を行う際に用いた数値データは、
労働政策研究・研修機構(独立行政法人)が
2014年3月30日に発表した論文から引用させて頂きました。
『職務構造に関する研究―職業の数値解析と職業移動からの検討―』
この研究では、様々な数値的尺度から全部で
601の職業を評価しようという取り組みが行われています。
本稿ではその数値的尺度の中から、
人工知能が代替出来る指標として関係が深いと考えた

スキル…「基盤」「数理」「テクニカル」「ヒューマン」「コンピュータ」「モノ等管理」
知識…「科学・技術」「芸術・人文学」「医療」「ビジネス・経営」「語学」「土木・警備」「化学・生物学」
仕事環境…「座り作業」「他者とのかかわり」「屋外作業」「影響度・責任」「流れ作業」
という三つのカテゴリの指標を用いました。※2

このデータを用いて教師あり学習による判別を行った結果、
導出されたのが冒頭で示した表となります。
特に日本においてなじみ深いと思われる職業について
掲載しました。(2015/5/28,一部加筆修正)
判別の結果、約63%の職業が人工知能、
コンピュータに取って変わられる可能性が
今後高いことが分かりました。※3

人工知能はコックの代わりを務められるのか?
では、具体的に今、コンピューターの能力は
どの段階まで来ているのでしょうか?
ここでは、表において、単純作業が多い組立工や
店員と違って目を引く、創作性が強い職業の代表としてコック、
そして重大な責任が伴う航空管制官を例に見ていきたいと思います。

まずコックについて見ていきましょう。
コック、つまり料理人ですが一見非常に創作的な思考が求められる上、
料理スキルという築き上げられた経験によって
構成される能力がなくては務まらない、
人間にしか出来ない仕事であるように思われます。…

しかし、実際に人工知能に
料理を作らせようとする取り組みは始まっています。
次の文章はGIZMODO JAPANより引用したものです。
“メリーランド大学とオーストラリアの研究センターNICTAの研究では、
人間が料理をする88本のYouTube動画を見せ、
それを使ってロボットシェフ=人工知能に学習させているといいます。
ポイントとなるのは、
このYouTube動画はただのYouTube動画だということ。
ロボット仕様に手が加えられたものではないのです。
研究員たちも「既存の料理データよりも、
視覚的問題があり今まで以上の挑戦となった」と語っています。
でしょうね。
研究チームのロボットシェフは、
動画で人が扱う様々なツールをきちんと
理解したということです。つまり、
料理動画を理解しただけでなく、
その情報を元に異なるツールの使い方も学習できたわけです。”
更に、人工知能にレシピを学習させ、
創作レシピを作らせる取り組みもあるようです。
IBMが開発を進める人工知能”Watson”が
編み出した創作レシピ本が発売されています。

航空システムの最適化に向けて
続いて航空管制官について見ていきます。
航空管制官というのは、空港の航空管制塔などから
レーダーや無線を用いてフライト中のパイロットに
適切なルートの指示や情報を伝える仕事です。
航空管制官が状況を俯瞰して最適な情報を
パイロットに与えることで空の安全は守られています。
多くの人々の安全にかかわる仕事であり、
また経験や知識に基づいて臨機応変な判断が
求められる場面も多い職業だと思われます。
しかし、モナシュ大学クレイトン情報技術スクールの准教授である
デイヴィッド・ダウ氏が昨年12月4日に発表・寄稿した文章によれば、
人工知能は既にこうした領域にも及びつつあると言います。
“既に今、仕事の多くの部分を
コンピュータが担うようになってきている。
単純計算や繰り返し計算はコンピュータに任せているし、
GPSシステムもそうだ。そうして
既に置き換えられているものがある一方で、
人工知能が及びつつある分野もある。
航空管制システムやミサイル軌道計算、
自動運転車などがそうだ。”
(筆者意訳。小見出し: Machines already taking overの一文目より)
自動操縦の技術は飛躍的に進んでおり、
今や離陸以外の操作は条件さえ整っていれば
自動操縦のみで行うことが出来るとまで言われています。…

非常に責任の伴う航空管制という仕事についても、
今後更に人工知能が担う部分が多くなっていくのかもしれません。
現在日本で行われている取り組みとしては、
CARATS(将来の航空交通システムに関する長期ビジョン)
というものが立ち上がっています。
アジア・太平洋地域において今後一層航空機の需要が増える見込みですが、
今の航空システムでは人間が処理する部分が多すぎて
処理能力をオーバーしてしまい、重大な事故に結びつく
リスクが非常に高い状況です。
そうした状況を変えるべく、CARATSは発足されました。
具体的なビジョンについてですが、
現在航空管制は限られたエリアごとに航空機を管理し、
その現在位置を捕捉して将来位置を予測する仕組みとなっています。
これを、航空機それぞれの軌道を把握する仕組みを作り上げることで
より正確に将来位置を算出することを目指すようです。
そのためには、航空機の自動操縦技術の発達
及び航空管制システムの情報処理効率化が必要不可欠となります。
まだまだ人工知能が航空管制システムの中で
主たる役割を担っているとは言えないかもしれませんが、
今後こうした取り組みが進んでいくにつれて
意識せざるを得ないものになっていくことは間違い無いでしょう。

後編ではマクロな視点に基づく分析を
今回の前編ではオックスフォード大学が
発表した論文で用いられている機械学習手法を用いて、
日本版なくなる可能性が高い職業を具体的に見てみました。
次回の後編では、なくなる可能性が高い職業・可能性が
低い職業それぞれについてどのような数値的特徴がみられるのか、
広いマクロな視点に基づく分析をしてみたいと思います。

(2015/5/29)後編を公開いたしました。
人工知能とうまく付き合っていくために
人間に必要なスキルを考える:日本版・10年後に無くなるかもしれない職業とは(後編)
最後に、今回の分析結果(ランダムフォレストとSVMによる推定結果)をまとめた
PDFへのリンクを貼っております。
お時間のある方は是非ご覧ください。

日本版、10年後に無くなる職業とは(Credo,深澤祐援)
Photo by Pixabay 【注釈・参考文献】

http://www.excite.co.jp/News/society_g/20150528/Credo_10347.html

20年後にはなくなっているかもしれない…と思う仕事ランキング
gooランキング
2014年12月17日 15時00分 (2014年12月24日 15時06分 更新)

オックスフォード大学のマイケル・A・オズボーン准教授の
『雇用の未来—コンピューター化によって仕事は失われるのか』
という論文が先月話題となりました。
時代の変化とともにコンピューター化が進み、
なくなってしまう可能性が高い職種もあるそう。
そこで今回は、20年後には
なくなっているかもしれないと思う仕事についてみなさんに聞いてみました。

20年後にはなくなっているかもしれないと思う仕事ランキング
1位:タバコ店員
2位:レジ打ち係
3位:新聞配達員
⇒4位以降のランキング結果はこちら!

1位は《タバコ店員》でした。
ビルの一角の窓付きスペースでタバコを販売するおばちゃんは、
どこか懐かしく、身近な光景の一つでもあります。
しかし24時間購入できるコンビニエンスストアや
自動販売機の普及により、
20年後にはタバコ店がなくなってしまうのでは…
と思っている人が多いようです。
2位は《レジ打ち係》でした。
最近はスーパーのレジの中にも客が自らレジを行う“セルフレジ”を導入しているお店も
少なくありません。このセルフレジを導入することでお店側には
レジ係の人件費の削減にもつながるというメリットがあるようなので、
数年後には全てセルフレジに切り替わっている可能性もあるかもしれませんね。
3位は《新聞配達員》でした。
インターネットの普及にあたり、
ニュースは新聞ではなくニュースサイトで読む人が増えてきているそう。
また、紙媒体の他に“電子版”を展開している新聞社もあり、
今後どんどん電子化がすすむのではないかと考えている人が多いようです。
このように、コンピューターが取り入れられることで
生活が便利になる一方で、なくなってしまう仕事もあるのかもしれません。
便利になることは嬉しいことですが、
今まで目にしてきた光景が
なくなってしまうのは、少しさみしい気もしますね。

調査方法:アイブリッジ(株)提供の
「リサーチプラス」モニターに対してアンケートを行い、
その結果を集計したものです。
調査期間:2014年11月27日~12月3日
有効回答者数:500名(男性:250名 女性:250名)

http://www.excite.co.jp/News/net_clm/20141217/Goorank_454.html

就活は「優良な中小企業」を狙え

2015年06月15日 00時04分51秒 | キャリア支援
就活は大企業より「優良な中小企業」を狙え!
身近な情報の中に運命の企業がある

05月28日 17:00
東洋経済オンライン


中小企業の研究法とは?(撮影:Starting Over / PIXTA)
(東洋経済オンライン)


「大企業の情報はたくさんあるので研究しやすいが、
中小企業について調べる時に何を見ればいいのかわからない」
という声をよく聞きます。そこで、
今回は中小企業の研究法について取り上げます。

中小企業を集めた合同企業説明会とは?
公益財団法人の東京しごと財団が運営する「東京しごとセンター」は、
学生の中小企業への就職をサポートしています。
大学のキャリアセンターと同じような機能があるのです。

「東京しごとセンター」では中小企業を集めた合同企業説明会を開催しています。
大手の就職サイトには掲載されていないものの、
新卒採用には積極的な企業が参加します。
また、中小企業の社員を招いた職種勉強会で、
実際の仕事の様子を知ることもできます。
さらに、職場訪問などのイベントを開催しています。

企業情報コーナーには同センターの担当者が
企業に直接ヒアリングして集めたレポートも用意されています。
コーナーにはアドバイザーが常駐しているので
企業内容について質問することも可能です。

さらに、同センターは就活の進め方や応募書類の書き方、
SPI筆記試験対策などのセミナーを開催しています。
面接対策セミナーでは、ビデオ撮影による面接練習まで行っています。
最近は、大学のキャリアセンターでも
模擬面接をするのは珍しくありませんが、
ビデオ撮影まで行うケースはほとんどありません。

そのほか、就活生は情報検索や
エントリーシート作成のために
同センターのパソコンを使用できますので、
就活中の中継基地として活用してはいかがでしょうか。
困ったことがあれば、カウンセラーに相談することもできます。

中小企業の任意団体である中小企業家同友会が
中小企業専門の採用サイト「ジョブウェイ」を運営しています。
企業情報が掲載されているだけでなく、
サイトからエントリーすることもできます。

さらに個別企業の情報提供だけでなく、
全国で合同企業説明会を開催しています。
U・Iターン就職を目指しているならば、
希望地で開催されるジョブウェイ主催の
合同企業説明会に出席するといいでしょう。

東京都の産業労働局では技術力のある中小メーカーを
「世界に誇る東京のモノづくり 輝く技術 光る企業」として
発表しています。ここにリストアップされている企業は
東京都のお墨付き優良企業と言えます。
東京都産業労働局のHPで社名と企業内容を調べることができます。
漫画や動画で企業内容が紹介されている場合もありますので、
楽しみながら気楽に企業研究することが可能です。

さらに、東京都産業労働局では、学生が企業訪問し、
生産現場を見学し、企業の人たちと交流する
「体験ツァー」も実施しています。
こうしたツァーでは社長から直接話を聞くことができるので、
企業研究が深まるのではないでしょうか。

ベンチャーキャピタルの視点で企業を見る
ベンチャーキャピタルが投資している企業に
エントリーするという方法もあります。
ベンチャーキャピタルは、未上場企業に投資し、
投資した企業を上場させることで収益を得ています。
ベンチャーキャピタルが投資するということは、
成長が見込めるということです。
となれば、ベンチャー企業が投資対象にしている企業は、
就職するのにいい企業である可能性が高いと言えます。

すべてのベンチャーキャピタルが投資先企業を
公開しているわけではありませんが、
政府系の東京中小企業投資育成、
大阪中小企業投資育成、
名古屋中小企業投資育成は公開しています。
各ベンチャーキャピタルのHPで簡単にチェックできます。

書籍では、弊社が年1回発行している
『就職四季報 優良・中堅企業版』がお勧め。
最新の2016年版には4,469社の情報が掲載されています。
中堅企業の定義はいろいろですが、
売上高1,000億円を下回る企業の中から厳選した4,469社です。

注目の1959社は業界ごとに、それ以外の2510社は地域ごとに
掲載されています。U・Iターン就職を希望する就活生や
地方在住の就活生にも便利な構成になっています。

『就職四季報 優良・中堅企業版』のページを見ると
左上に業界が記されています。
学生は中堅・中小企業の名前をよく知らないでしょうから、
業界を絞ってから企業を探すと効率的です。

大企業=上場企業ではない
また、上場区分に注目して下さい。大企業=上場企業ではありませんし、
中小企業=非上場企業でもありません。
大企業か中小企業かというのは規模の問題であって、
上場の有無とは関係ありません。
上場しているならば、中小企業であっても
上場審査基準をクリアした企業です。
規模は大きくなくても優良企業である可能性があります。
誌面上で「株式公開いずれしたい」と回答している企業は
上場に向けて体制を徐々に整えているので、
将来性の高い企業です。

今年は採用スケジュールが後ろ倒しになりましたが、
早い段階から内定を出す企業は多く、
5月1日時点での内定率は20.7%に達します
(リクルートキャリア調べ)。
複数の内定を持つ学生もいるので、
焦りを感じる学生は少なくないようです。

しかし、友人の状況を気にしても何も始まりません。
日本には新卒採用に積極的な優良中小企業がたくさんあります。
今回紹介した方法でじっくりと自分に合った企業を見つけて下さい。

http://news.goo.ne.jp/article/toyokeizai/bizskills/toyokeizai-71220.html

「六月病」に要注意!

2015年06月14日 23時01分50秒 | キャリア支援
頑張り屋のあなた、
五月病ならぬ「六月病」に要注意!

05月24日 22:00
Notes Marche

GWが終わった今頃から、話題に上りだすのが「五月病」。
医学用語ではありませんが、早く仕事を覚えよう、
早く一人前になろうとはりきるあまり、
連休明けにストレスを抱え無気力状態に陥ることを指します。

ただ、最近の新入社員では研修期間を終えて
現場に配属になり、実務をスタートさせたばかりの方が
増える時期である6月にこの症状が出ることも多く、
「六月病」と呼ばれることも増えてきています。
梅雨に入ることから、ジメジメした天候も
この症状の要因の一つになりやすいのです。


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本文とは関係ありません


六月病になりやすい人とは
六月病は、新入社員に多いことで知られてはいますが、
部署移動になった方や転職した方など、
この春から環境が大きく変わった方は、
同様に六月病になる可能性が高いといえます。
タイプとしては、頑張り屋さん、几帳面、
まじめといった方が多いようです。

六月病を予防するために
新しい環境では、誰もが初めてのことに対処しなければなりません。
最初から完璧にこなせなかったとしても
当然だと思うことが大事です。そして、
うまくできなかったからといって、
仕事が終わった後まで引きずりすぎないこと。
仕事とプライベートの切り替えをしっかりし、
自分の趣味で楽しむ時間をとることも、
ストレスを抱えない秘訣です。

六月病の症状
代表的な不調例として以下のような症状が挙げられます。
皆さんもぜひチェックしてみてください。

<体の不調>
食欲不振 睡眠障害(寝つきが悪い、朝起きられない、
十分睡眠時間をとっても熟睡感が得られない)
出勤前の腹痛 吐き気

<心の不調>
気持ちの落ち込み 不安や焦りが強い 集中力低下
どんなことをするときでも面倒で億劫と感じる
これまで楽しかったことが、楽しく感じられなくなる
このなかに当てはまる内容がある方は要注意です。
一時的なものであれば誰しもあり得ることですが、
目安として2週間以上続くようでしたら六月病の可能性があります。

この状態が長く続く場合は、
「うつ病」に移行することも考えられます。
特に人間関係をはじめとする職場のストレスへの対応は、
カウンセリングが効果的なケースが多いものです。

早めに、筆者のような
カウンセラーや医師などに相談することをおすすめします。

[執筆:浅賀 桃子(メンタル心理・キャリアカウンセラー),
2015年5月24日]

http://news.goo.ne.jp/article/notesmarche/bizskills/notesmarche-17439.html