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CACAO通信パート2

食べ物、思い出、その他、不定期に更新しています。
また、母校の県立生田高校3期生の連絡も。

寅さん

2007年01月21日 | 映画

以前も寅さんについて書きましたが、そんな熱心ではないとは言え、寅さんの映画は結構好きです。TVで放送されると、よく見ます。先日も、松坂慶子とかたせ梨乃がマドンナの第46作と47作を、NHKBSで見ました。例によって、全部を見ることは出来なかったのですが、なかなか良かったです。社会人になったさくらの息子の満男がなんともいいです。頼り無くて、気が弱くて、でも善人で。彼の恋の様子も、初々しくて好きです。46作で、就職活動が上手くいかず家出をして、離島の看護婦さんに段々惹かれていって、キスするシーンは胸がキュっとしまた。(当たり前過ぎて笑われそうですが)こんな風に異性に惹かれて恋をすることはもう決してないんだろうなぁ、なんてね。あと、寅さんやタコ社長もそれなりに年をとっていて、良く言えばシブイというか、あるいはちょっと悲しいというか、時の流れを感じました。出番が減り、やや物分りの良くなった寅さんですが、相変わらずキャラは好きになれませんね。どっちかというと、私は寅さんを取り巻くレギュラー陣が好きなのかもしれません。特にさくらさんかな。今後の放送が楽しみです。


フラガール

2006年10月07日 | 映画

良かったです。パンフやサントラまで買ってしまいました。詳しくはこちら。まず、常磐ハワイアンセンターについて、全く知らなかった自分を恥じました。知らずになんで東北でハワイなんだ!と馬鹿にしてましたが、廃れていく炭鉱の代わりにレジャー施設を自分達の力で立ち上げたという話には、感心することしきり。実際はもっといろいろあったのでしょうが、映画でもそれなりに色々な立場の人が描かれていて、興味深かったです。出演者では蒼井優がだんとつに良かったです。一見普通っぽいのに、なんか光るものを感じます。以前「花とアリス」を見た時にも思いましたが、不思議な魅力を持ってます。私の場合、かなりの部分で彼女に見とれてたと言ってもいいかも。岸部一徳も好きだなぁ。後は、音楽を担当したジェイク シマブクロ。ウクレレテクは以前から凄いと思ってましたが、書き下ろしを中心としたサントラもイージーリスニングとして充分に楽しめる一枚に仕上がってます。中でもフラガールのテーマは、妙に後を引きます。炭鉱とフラやハワイアンのミスマッチがなんとも言えません。あ~、蒼井優のDVD見たくなっちゃったな。あと、チャンスがあったら、スパリゾートハワイアンへ行って、フラ見てみたいです。


always 三丁目の夕日

2006年06月15日 | 映画

DVDを購入しました(ほんとは映画館で見たかったのですが)。原作を知っているので、最初のうちは、キャラクターの違いにイライラしたりしましたが、途中からは、映画だからこうじゃなきゃしょうがないんだろうなと思うようになりました。キャラがはっきりしてるというか、やることにメリハリがあるという感じで、コミックのほのぼのとした雰囲気とは大分違います。キャストとしては、なんと言っても、薬師丸ひろ子がいいですね。あと六ちゃん役の女の子が良かったです。ストーリーや泣かせ所は、あまりにもオーソドックスなのですが、時代設定と相まって良い感じです。そして、なんと言ってもこの映画の見所は、設定となっている昭和の風俗ですよね。カバーをかけられた室内アンテナのTVとか、氷で冷やす冷蔵庫。電気屋の前のナショナルの置物。フラフープ、駄菓子屋のくじ引き等々。筋を追いながら、そんな小道具というか、もうひとつの主役達を見つけながら見るのは、なんとも懐かしく楽しいものです。昭和30年半ばまでに生まれた方には、そんな楽しみ方が出来ると思います。


モリー先生との火曜日

2006年02月18日 | 映画

たまたまパソコンTVギャオを見たらやっていて、おもしろそうなので見始め、そのまま最後まで見てしまいました。難病に冒された大学の教授とかつての教え子が再会して、二人だけの人生についての最後の授業が行われるというお話です。実話で、アメリカでベストセラーになった原作があり、ジャック レモンの遺作、しかも生き方、死に方等々について中でストレートに語られるという内容ですから、いかにも感動のストーリーという感じなのですが、意外に素直に感動し、その語られる言葉に耳を傾けてしまいます。人によって、心に留まる言葉が様々なようですが、私には、肩に小鳥を停まらせ、今日が人生最後の日か?と尋ね、それにふさわしい今を生きているか考えるべし、というところが一番印象に残りました。今日が最後だと考えたら、何を優先して生きるべきか、何を今日すべきか、おのずと見えてくるものがあるのだという考えは、50歳を過ぎて、まさに中年真っ只中になった今、心に沁みるものがあります。是非、ご覧ください。


ハウルの動く城

2006年01月22日 | 映画

あややが自分のラジオ番組の「オールナイトニッポン」でいいと話していたので気にはなっていたのですが、なかなかDVDが1週間レンタルにならず、やっと借りることが出来ました。話自体は、原作があるようで、大筋はありきたりだし、魔法によって何でもありの感じにやや不満がないではありませんが、絵がいいし、アニメも楽しいし、何よりキムタクや倍賞千恵子を筆頭とした声優がめちゃくちゃいいですね。声優の魅力だけで、このアニメの魅力の半分以上行ってるかも。倍賞さんが声も美人で素敵なのはもちろんだったのですが、キムタクが、見る前はどうなんだろうと思っていたけど、キムタクを感じさせず(!)抜群でした。このキャスティングは、天才的ですね。他のジブリ作品と比べたりせず、素直にメルヘンの世界にどっぷりつかって、楽しみたい一本です。