CACAO通信パート2

食べ物、思い出、その他、不定期に更新しています。
また、母校の県立生田高校3期生の連絡も。

いよいよ野菜作り開始

2010年03月28日 | 日記・エッセイ・コラム

現在は妻の実家に住んでいるのですが、その西隣に、以前今は亡き義祖父達が住んでいた古い住居が残っていました。畳が浮いたり、建具が傾いたりしていましたが、物置として使っていました。大きな地震が来たら壊れるかもしれない?という状況でもあり、今壊せば市から一部援助が出るということで、壊すことになり、2月末に取り壊されました。その後に出来た空き地の一部を使って、野菜作りを始めることにしました。自分で作った野菜を食べてみたい、近所で売っていないような野菜を作って食べたいという考えは、ここ数年来ありました。また、果樹も植えてみたいと思っていました。2年前からは、バジルはプランターで作っていましたが。そしてやっとそのチャンスがやってきました。近所のホームセンターへ行ってゴム長を購入。とりあえず2m×4mの区画を掘り返すことにしました。しかし、鍬など使ったこともなく、重機が走った後の硬くなっている地面を掘り返すのは思った以上に難業でした。そして、それと表面の様子を見てある程度は予想していたのですが、思った以上に石が多いことも作業を困難にしました。やっと2m幅×50cm長さ×10cm深さ位掘ったところで、今日はギブアップです。画像は、フォトアルバム「ラッテ」をご覧下さい。妻の希望もあり、まずはプチトマトに挑戦です。外は、バジル、ホームセンターに売っているおもしろそうな苗を考えています。後は、以前同僚にもらいプランタに植えてあるブラックベリーを植え替えようと思っています。近年、野菜作りがブームのようで、様々の年齢の方がしています。有機栽培、無農薬などこだわりを持ってされている方もあります。でも、もちろん上手く育ってほしいわけですが、他のこともあり、その辺のバランスを考えてと思ってます。また、随時ご報告していきたいと思います。

内田樹のブログに興味深い一節があったので引用します。
合気道家は義歯が「一発で合う」。合わない人は何度作り直しても合わない。それは別に口蓋の解剖学的形状の問題ではない。武人というのは本質的に「ブリコルール」なので、「ありもので間に合わせる」ことを本務とする。常在戦場のマインドとは、「ありもの」を使い回して、機に臨んで変に応じることである。だから武人は「口に合う入れ歯はどこに行けば手にはいるか」よりも、「入れ歯に合うように口蓋を柔軟に機能させることはできないか」を先に考える。この武人的マインドには高い汎用性があると私は考えている。配偶者というのは「入れ歯」のようなものである。それは「私」という自然に闖入してくる「異物」である。本質的に「合わない」のである。このときに「合う配偶者を求める」ことよりも、「配偶者に合わせる」ことにリソースを優先的に備給できるのが武人である。すぐれた武人には愛妻家(というより恐妻家)が多いのは、その消息を伝えていると私は考えている。
多分もっと若い頃に読んでいたらなんとも思わなかっただろうけれど、今ですととても感じるところがあります。単に相手に合わせるじゃ無くて、合わせることを優先するというあたり、深いですな。このあたり、内田理論に共通する考え方かと思います。また、愛妻家=恐妻家というあたりがおもしろいです。


スリーアローズ対ゴールデンゴールズ

2010年03月27日 | スポーツ

今日は、三重スリーアローズの二回目のボランティア。欽ちゃんこと萩本欽一率いる茨城ゴールデンゴールズとのオープン戦が、新装なった津球場で行われました。天気にも恵まれ、試合もスリーアローズが劇的なサヨナラを勝ちし、言うことなしでした。 当然、片岡安祐美も来てまして、グランド整備の時に数メートル先で見ましたが、かわいかったです。試合中も、三塁側のコーチボックスで、頑張って声を出してました。欽ちゃんは、交代の間に色々喋ってくれて、盛り上げてくれました。試合が終わってから、熱心なファンと交流をしながら話してましたが、今シーズンで野球は止めるのだそうです。ですので、三重でユニフォームを着た欽ちゃんを見る最後の機会となってしまったようです。グランド整備をしながら、その話しを聞いていて、思わず熱い物がこみあげてきてしまいました。ファンの「欽ちゃん、ありがとう」の声も・・・。妻と野球好きの長男は、観客で参加。喜んでいたようです。


映画「クローズドノート」

2010年03月21日 | 映画

沢尻エリカの記者会見をTVで見たり、「パッチギ」をちょっとだけ見たりして、彼女の出ている作品を見たくて借りてきました。小学校の教師になることを目指している女子大生の役で、引っ越した先の隠し鏡の奥に隠されていたのが「クローズドノート」(秘密のノート)。それを書いたのが小学校の新任女教師(竹内結子)で、クラスの様子や再会した思いを寄せる男性との日々が綴られていました。また沢尻は、万年筆屋でバイトをしており、そこでイラストレーターの男性と出会い、思いを寄せていきます。この沢尻と竹内の二人の日々が平行して描かれていきます。そして最後の方になって、二人がクロスしていくのですが・・・。映画としては、良く出来ていると思いました。ただいかんせん残念なのが、この手の映画にありがちな、お涙頂戴のために人が死ぬ(殺す)ことで、そこで死なせずにもっと深いストーリーにして欲しいなと毎度のことながら思います。人が死んで泣くのは当たり前なんで、作家や監督の腕でもなんでもない!!まぁそれはどうでもいいのですが、肝心の沢尻はというと、やっぱ良かったです。途中で上下の唇を合わせる、ちょっとはにかんだような表情をするのですが、それなど最高ですね。ちなみに、エンディングはYuiの歌です。それと、この作品には、万年筆がとても魅力的な小道具として使われていて、彼女は万年筆大使というのに選ばれえたのだそうです(ウィキペディアより)。そうそう、これもウィキペディア情報ですが、この映画の舞台挨拶で不機嫌そうに振る舞い、騒動になったらしいですね。私は現在、メモ形式の5年日誌を万年筆で書いているのですが、劇中の竹内を真似て、何か書いてみようかと思ってしまいました。


ドイツワインの古酒の味わい

2010年03月20日 | 日記・エッセイ・コラム

まずは、フォトアルバム「ラッテ」をご覧下さい。向かって左に写っているのが、1989年産のドイツワインです。白ワインなのですが、薄い茶色で、ポートワインのようです。味もそうで、アルコールの低い(7%)ポートワインのようです。もう10年以上前に、会社の視察旅行でドイツへ行った時に、その年は生産者のセラーで熟成した古いワインを探していたのですが、こんな色のワインをたくさん試したことを思い出しました。このワインのような貴腐葡萄を使ったワインは、もともとかなり色が濃いのですが、せいぜい濃い黄金色。それが、じっくりと熟成することで、こんな見事な薄茶色に変わっていくのです。貴腐菌の作用と時の経過とが作り出す、おおげさに言えば奇跡のような味わいです。

今日は、通院のついでに、新しく出来たというパン屋へ行ってきました。鈴鹿のメリ メロ ショコラという名前の店です。パン オ ショコラなどクロワッサン生地を使ったパンが、とてもおいしいです。トングで掴むと、クシャとつぶれそうになる軽い焼き上がり。こんな風に焼けたら最高ですね。次回は、今回は見るだけだった(笑)、スモークサーモンを挟んだサンドイッチや、カレンズの入った食パンを買ってみたいと思います。

茂木健一郎がブログで、ツイッターを始めてからブログへのアプローチが変わったという意味のことを書いています。そしてブログも変わっていかないと、滅びるのではとも言っています。かつての掲示板やメーリングリストのように。私も私なりにブログに対する感じ方が少し変わったなと思っています。構えなくなったとでもいうのでしょうか。


オオイヌノフグリ

2010年03月17日 | 日記・エッセイ・コラム

おもしろいTV番組がないこともあり(苦笑)、久々に茂木健一郎の英語のブログを読みました。「小さな黒い昆虫たちが青い花のミクロコスモスの間を歩くのを見るとき」というタイトルで、内容は春の兆しについてなんですが、そこに取り上げられていたのが、青い花=Persian speedwells(オオイヌノフグリ)です。イヌノフグリは、「犬のタマタマ(陰嚢)」という意味で、青く小さな花は可憐ですが、成る実がそれを連想させる形状なのだそうです。「オオ」というのは、別に大きい犬のそれというわけではなくて(笑)、イヌフグリという草があり、その大きいものということだそうです。今の季節、舗装されていない、雑草の生えているような道を歩くと見ることが出来ます。この前の日曜日に妻と散歩に出た時に、家の裏を流れる竜川(たつかわ)の土手でたくさん見かけました。TV番組などで盛んに歩くのが健康、特に筋肉の老化防止に良いというので、妻も一緒に歩くようになりました(と言っても、まだ三回目ですが)。そのオオイヌフグリやタンポポなどを見たり、他所のお宅の木蓮のつぼみをチェックしたりしながら歩くのも、なかなか良いものです。正直なところ、「ついに夫婦で散歩するようになったか!!」という感じもありますけどね。

先日、映画「パッチギ」をTVで見ました。そうです、昨日の会見が話題となった沢尻エリカが出演して、評判になった作品です。もっとも見たと言っても、やっているのに気がついたのが遅く、もうほとんど終わりかけのクライマックスシーン(川原での乱闘とか出産の場面)でした。でも、以前1回見ているのでなんとなく話しの流れは分かりました。で、そのバックに流れていたのが、フォーククルセダーズの「イムジン河」でした(映画の中では主人公が歌っています)。そして、タイトルエンド(?)に流れるのがフォーククルセダーズの歌うバージョンの「あの素晴らしい愛をもういちど」でした。もうそれだけでもウルウルです。それはそれとして、沢尻エリカは良かったです(なんか工藤夕貴に雰囲気がなんとなく似ているように思いましたが、気のせい・・・?)。マスコミとのトラブル等々で活動を自粛していたとか聞きますが(普通の生活がしたかったとも言っているみたいですが)、ままありがちなごたごたでしょうから、そんなことでこのような才能や存在感のある素晴らしい女優が活動出来ないというのは、残念というしかありません。ちなみに、今回彼女の事務所がマスコミに要求したHPアクセスのための誓約書の内容を見ましたが、極めて当たり前のことが書かれていて、それを出せないマスコミというのは、出さないことで自分達の取材活動がいかにいい加減で他人の人権を無視した活動をしているか実証しているように思えました。