オープニングというか,序盤のあらすじのようなものです。まだ正式な本文ではないですが,これを読んでもらえればどんな物語なのか分かってくると思います。
ネタ的にはありがちなものなので,オリジナリティーはあまり感じないかと思います。本文を書く際にはなるべくここからオリジナリティーが出せるよう努力するつもりですが……。
ということで,とりあえず読んでみてください。感想等お持ちしてますので,どんどん書いてください。厳しいチェックも大歓迎なのでよろしくお願いします。
シナリオ
――高校最後の夏休み。主人公は幼馴染の少女を河原へと呼び出した。告白するために。
約束の時間よりも早く河原へやってきた主人公。少女を待つうちに雨が降り出した。雨やどりをしながら,雨の日が好きだと言った少女を想う。傘をさして,歩いてくる姿を想像する。告白の台詞を頭で反芻する。胸が高鳴る。
……そうしているうちに約束の時間がやってくる。少女はまだ現れない。
――10分。――20分。――30分。――1時間。
少女は姿を現さない。おかしい。主人公は思う。少女は時間にはきっちりしていた。――いまだ降り止まぬ雨。それを見ながら不安が心を埋めつくす。諦めて帰ろうか,と思い始めたとき。主人公の携帯の着信音が鳴り響く。少女の携帯からだった。
「――もしもし?」
電話に出る主人公。聞こえてきた言葉に頭が真っ白になる。どうにか思考を取り戻すと,濡れることなどかまわずに走り出す。
少女の待つ病院へと――。
主人公のもとへ向かう途中,少女は事故に遭ったという。
――主人公が病院へと辿りついた時,少女は危篤状態で生死の狭間をさまよっていた。主人公に電話をかけてきたのは少女の母親だった。母親は主人公に言う。
「車に――はねられたんですって。あの子――あなたに会うんだって――あんなに嬉しそうに――。どうして――」
(俺が呼び出したりなんてしなければ――)
主人公はやり場のない感情を抱く。
数時間後。手術は終わった。少女は奇跡的に一命を取り止めた。だが医師からは無情な宣告が下った。
「――お嬢さんは植物状態です。残念ですが,二度と意識が回復することはないでしょう……」
その言葉に泣きくずれる母親。主人公はそれを見ながらただ呆然と立ちすくむことしかできなかった――。
四年の歳月が流れた。高校卒業後に上京し,某医大に通っていた主人公は久しぶりに地元へと帰ってきた。
――あの日と同じような雨が降っていた。
下り立ったバス停。主人公は一本の傘を見つける。赤くシンプルなその傘。柄の部分に,少女の名前を見つける主人公。少女のことを想いながら,その傘をさしてバス停を出る。――そこで主人公は,少女とよく似た女性に出会う。微笑みを残し,歩み去る女性。主人公は慌てて後を追うが,既に女性の姿はなかった。
――そうして一夏の淡く切ない物語の幕が開く。
ネタ的にはありがちなものなので,オリジナリティーはあまり感じないかと思います。本文を書く際にはなるべくここからオリジナリティーが出せるよう努力するつもりですが……。
ということで,とりあえず読んでみてください。感想等お持ちしてますので,どんどん書いてください。厳しいチェックも大歓迎なのでよろしくお願いします。
シナリオ
――高校最後の夏休み。主人公は幼馴染の少女を河原へと呼び出した。告白するために。
約束の時間よりも早く河原へやってきた主人公。少女を待つうちに雨が降り出した。雨やどりをしながら,雨の日が好きだと言った少女を想う。傘をさして,歩いてくる姿を想像する。告白の台詞を頭で反芻する。胸が高鳴る。
……そうしているうちに約束の時間がやってくる。少女はまだ現れない。
――10分。――20分。――30分。――1時間。
少女は姿を現さない。おかしい。主人公は思う。少女は時間にはきっちりしていた。――いまだ降り止まぬ雨。それを見ながら不安が心を埋めつくす。諦めて帰ろうか,と思い始めたとき。主人公の携帯の着信音が鳴り響く。少女の携帯からだった。
「――もしもし?」
電話に出る主人公。聞こえてきた言葉に頭が真っ白になる。どうにか思考を取り戻すと,濡れることなどかまわずに走り出す。
少女の待つ病院へと――。
主人公のもとへ向かう途中,少女は事故に遭ったという。
――主人公が病院へと辿りついた時,少女は危篤状態で生死の狭間をさまよっていた。主人公に電話をかけてきたのは少女の母親だった。母親は主人公に言う。
「車に――はねられたんですって。あの子――あなたに会うんだって――あんなに嬉しそうに――。どうして――」
(俺が呼び出したりなんてしなければ――)
主人公はやり場のない感情を抱く。
数時間後。手術は終わった。少女は奇跡的に一命を取り止めた。だが医師からは無情な宣告が下った。
「――お嬢さんは植物状態です。残念ですが,二度と意識が回復することはないでしょう……」
その言葉に泣きくずれる母親。主人公はそれを見ながらただ呆然と立ちすくむことしかできなかった――。
四年の歳月が流れた。高校卒業後に上京し,某医大に通っていた主人公は久しぶりに地元へと帰ってきた。
――あの日と同じような雨が降っていた。
下り立ったバス停。主人公は一本の傘を見つける。赤くシンプルなその傘。柄の部分に,少女の名前を見つける主人公。少女のことを想いながら,その傘をさしてバス停を出る。――そこで主人公は,少女とよく似た女性に出会う。微笑みを残し,歩み去る女性。主人公は慌てて後を追うが,既に女性の姿はなかった。
――そうして一夏の淡く切ない物語の幕が開く。
名前は仮でもいいんで考えたほうが、動くと思います。
あとそれとまた違うことなんですが2点。
1 じぶんとこでこちら、ブックマーク登録させていただきました。
2 こちらのサイトの「目指せ!シナリオライター!!」の表記ですが、"シナリオライター"と"!"マークを半角にしちゃえば、一行に入ります。
「目指せ!シナリオライター!!」
→「目指せ!シナリオライター!!」
こんな感じで。
うわーなんか宣伝くせーw
コメント汚しごめんなさいでした。消してもOKです。
では!
書け書け書け! 出せ出せ出せ! 裏切りまくって落としまくれ! お台場を切なさ色でうずめまくれーッ!