何となく奈伽塚ミント・純情派

不覚にも連続更新ストップ。
少々夏バテ気味だったし
定期更新に切り替えかも?

そんなこんなで奈伽塚ミント

雑記というか……

2004-06-16 23:48:37 | 雑記
 『連載シナリオ』一日一回分公開……しようと思っていた。けれど,あんまりそれにこだわって話が読みにくいのではダメだろ!と思った。ということで今日はお休み。――なんて本当は私の書く速度が遅いのが問題なのです。もし待っててくれた方いたらゴメンなさい!明日には公開しますので。
 あと『短期連載小説』の方も明日第二回公開しま~す。そちらもどうぞ~。

『短期連載小説』始めました!

2004-06-16 14:31:45 | 『短期連載小説』
    「Dear My Hero」
              (第一回)

 長いようで短い――誰もがそういう中学生活。
 私の周りでも皆そう言っていた。
「三年間なんて,あっと言う間に過ぎちゃうよね」
「そうそう,そんなもんだよな」
「うん。そうだね」
 皆にはそう相槌を打っておいたが,私はそうは思っていなかった。――そう,今日という日を……卒業を迎えるまでは……。

「――卒業生退場」
 その言葉にそれまで出てこなかった涙がせきを切ったように,流れ出した。
 ――私も,こんな風に,泣けたんだ
 “私”を冷静に見つめている自分がいた……。

 私は昔から,どことなく冷めた人間だった。
 上辺だけで人付き合いをして勉強も運動も何をするにも一生懸命になんてなれなかった。
 そんな生活をしていた私は,友達も思い出も作らないままに小学校生活を送り,当然一滴の涙も流すこともなく卒業式を終えた。
 皆が涙を流している中で,一人浮いていた私。
 それでも何の感慨も抱かなかった私。
 ――何でこうなんだろ……? そんな風に“私”を見つめる自分に気づいていた。だけど……
             ドッチガホントノワタシ?

 私の中で何かが変わり始めたのはきっと,中学生活がスタートしてから。

 新しい学校。
 新しい先生。
 新しい教室。
 新しいクラスメート。
 変わらない私……。

 数週間と経たないうちに,私はクラスから浮き始めていた。
 初めのうちは話しかけてくる子もいたけれど,私の冷めた態度に今ではせいぜい挨拶程度。
 でも一人だけ……たった一人だけ――
「おはよう,瀬戸さん。今日はどんな本読んでるの?」
 そう言って,毎日話しかけてくる子がいた。
 私が相手にしなくても,毎日毎日話しかけてきて,
「遼,いい加減止めとけよ。それよりこっちこいって」
「そうそう,放っておけばいいのよ」
 周りから何を言われたって気にする素振りもなく,
「ああ。でも今,瀬戸さんと話してるからもう少し待ってくれ」
 ――私はそんな彼に何も言えなかった……。

 彼は――長野君というのだけれど――いたって平凡な中学生だった。
 勉強も運動も目立ってできるわけじゃなくて,これといってずば抜けた特技なんかがあるわけじゃなくて,クラスとかで中心にいるわけじゃなくて……。
 でも彼は私と違って何にでも一生懸命だった。みんなからも好かれていた。
 だから私は,そんな彼が毎日話しかけてくることが不思議でならなかった。――(続く)(2へ)

 ――ということで『短期連載小説』です。なんかこの記事のタイトルって,冷やし中華始めましたを思い出すなぁ。……それはいいとして,とりあえずこの長さで切ってみたのですが,どうでしょう? ちなみに下の記事の『連載シナリオ』過去三回分のまとめとほぼ同じ長さです。そこでも書いているんですが,やはりこれぐらいの長さがちょうどいいんでしょうかね? その辺りについてコメントいただきたいと思います(長いとか短いとかこれでいいとか)。それによって今後のシナリオの一回の公開の長さを決めたいと思いますので,よろしくお願いします。
 この小説はこの長さで行くと,後2~3回続く予定です。よければお付き合い願います。それでは。

/prologue――ここまでのまとめ

2004-06-16 13:26:36 | 『連載シナリオ』
        /prologue
              (これまでの三回)
『――ミーン,ミンミンミン,ミーン』
 肌を焼くような強い日差しの中。蝉の声がこだまする。壊れたラジカセから流れているかのように,ひどくうるさいBGM。聞いているだけで,体感温度が上昇していく気さえする。それでなくとも今日は暑い。サウナの中に厚着でじっとしているような。あるいは赤道直下の砂漠で延々と走り続けているような。事実,ただ歩いているだけだというのに全身から滝のように汗が流れ出ている。それが体中にまとわりつき,粘つくような感触を残す。自分の中で不快指数が増加するのを感じる。

 七月下旬。月の入れ替わりが近づくこの日。記録的な猛暑が町を襲っていた。

「――なぁ,あれって陽炎?」
 隣から聞こえる声。前方に目をやると確かに湯気が立ち上っているように見える。この猛暑はアスファルトをも焦がし,犠牲者に変えているのだろうか?
 そんなことを思う俺の耳に再び響く声。
「珍しいよな。……なんか鉄板の上で焼かれる肉にでもなった気がしないか? なぁ,渉?」
 あぁ,確かにそれはうまい表現だ。俺――葛西 渉(カサイ ワタル)はそう感じた。
 隣を歩く人物に目を向ける。中肉中背で髪を茶系に染め上げたその男――瀧上 昇(タキガミ ノボル)は俺の視線に気づくと,人がよさそうな笑みを浮かべた。
「けどさ,どうせ見えるなら陽炎なんかよりも可愛い女の子とかの蜃気楼のほうがいいよな」
 俺に笑みをむけながら,本気とも冗談ともつかないことを言う。けれどそれは前の台詞よりも昇に適しているように聞こえた。普段からこういった発言が多いせいだろうか? それとも俺がこの昔からの友人に対して,そういう偏見を抱いているからだろうか?
 ……まぁ,どうでもいいか。考えてみたところで所詮は一時の感情。次に同じことを聞けばまた別な思いを抱くことだろう。
俺は思考に没入していきそうな頭を切り替えるかのように,昇に言った。
「お前って本当にそういうことばかり考えてるんだな。今年は受験だっていうのに……。そんなんでいいのか?」
「いいの,いいの。高校最後の夏だぜ? どうせなら目一杯楽しみたいだろ?」
「……まあ,な」
 確かにその意見には賛同できる。だがこいつはいささか楽しみすぎているのではなかろうか?
 俺がそれを言ってやろうとした時。昇は急に真面目ぶった顔つきになった。そしていかにも重大な話をするといった様子で,こう言うのだった。
「――それで。お前,本当にこれから澪に告白するのか?」
「あぁ。告白するよ」
 俺は頷き,はっきりとそれを口にした。すると昇は再び表情を緩め,あの笑みを浮かべた。
「そうか。――それにしても。ホント,ようやくって感じだよな」
「何がだよ?」
「何が? ってそりゃあ言うまでもなく分かってるだろ? お前が告白することだよ」
「確かにようやくって感じだな」
 それは俺も感じていたことだった。今まで告白していなかったということが,自分でも不思議なくらいだ――。(続く)

 ――これまでの三回が,一回辺りが短くて読みにくい!という話があったのでまとめてみました。これぐらいでちょうどいいのかな? その辺りについてコメントもらえるとありがたいです。それによって今後,どれくらいの長さで一回辺りを公開していくか決めたいと思いますので。どうかよろしく。では。

ちなみに……

2004-06-16 03:16:17 | 雑記
 前の記事の純メロンパンとはどういうものをいうんだ~? という方へ。純メロンパンとは,表面に網網がかかっていて中にはクリームもメロン果汁も何も入っていない,ふっつ~うのメロンパンのことを言うのです(私はね)。これでも分からない方はコメント下さい。
 あとそういえば昨日のアクセス数が303pvということで,今までの100ちょっとから比べるとおよそ倍増です。一体何が……? 今日もそれが続けば少しは人気が出始まってきたということなんだろうか? なんて期待を抱いてみたり。
 そういえば,誰かメロンパン好きな方で,いやそうでなくてもいいんですけど,変わったメロンパン紹介してくれる方いないですかねぇ。もしいたら,売っていた店と,商品の正式名称,値段明記でコメントしてください。是非探しに行かせてもらいます。どこのメロンパンがおいしかった~,とかでもいいですよ~。とにかくメロンパン情報求む!ってことで。いっそ,メロンパン同盟でも設立……(以下妄想の為伏せ)。っと,危ない危ない。意識はしっかり保とうね,私。
 

メロンパン

2004-06-16 02:59:11 | 雑記
 唐突な話だが,私はメロンパンが好きだ。どれぐらい好きかって,そりゃあ『三度の飯よりメロンパン!』『一日一個食べないと禁断症状が……』etc……ってぐらい好きだ。ほんとの話で。
 ただ,単にメロンパンならなんでもいいかというとそうではない。一種のポリシーのようなものがあって。それは『純粋なメロンパン以外はメロンパンにあらず!』というものなのだけど。――ちなみにとある本から影響を受けていることは言うまでもない。余談だがとある本が何か分かったら↓までメールしてみては? というかして下さい。何かメールで添付できそうな賞品を出すとか出さないとか。
               mintonakatuka@mail.goo.ne.jp

 で,話は戻って二時間ほど前。前の雑記にも書いた通りなのだけど,コンビニに出かけてきた。
 まずは一番近いローソン。自転車で行ったのだが,10分ぐらいかかるかと思ったら意外にも5分弱で着いてしまった。案外近かったようだ。そこで購入したのはメロンパン3つ。いや,正確には違うのだけどとりあえずそういうことにしておく。内訳は『メロンパン ¥105』『四角な富良野メロンパン ¥126』『夕張メロンクリーム入りつるつるメロンパン ¥126』也。
 普段は基本的に普通のメロンパンしか食べないのだけど,本日は「メロンパン祭り」だ~!!ということで,夕張メロンクリーム入りなんていう私の中では邪道に他ならないものまで購入。
 注目は,『四角な富良野メロンパン』。富良野と言えば,北の国からで有名なあの富良野を思い浮かべる。そして名前のとおり四角いのだ。――初めて見た,四角いメロンパン。なんか感激してしまった。まだ食べてない。というかまだ眺めていたくて食べられない。……こりゃあ重症だな,私。メロンパンマニアか? なんて。
 で,案外ローソンまで早く着いて余裕があったのと,もっとメロンパンを買いたかったので,そこからまた5分ほどかけてミニストップに行った。そこでも3つ購入。『メロンパン(バター風味) ¥105』『大きなチョコチップメロン ¥105』『クリームミニメロン ¥100』也。
 思ったことは,チョコチップメロンは大きいのにメロンパンと同額ということで,やはりメロンパンの方が格上なのだぁ!はっはっはっ!ってな不思議な優越感。まともに考えるとチョコが入っているうえに大きいんだからお得ですね!なんてことが浮かびそうなんだけど……。それと『クリームミニメロン』も変り種で結構見た目がいい。手のひらサイズのメロンパンの中にクリームが入っているというものだ。食べてみたのだが,まぁ悪くない。けどやはり純メロンパンだ!純メロンパン最高理論。
 その後,合計6個のパンを手に意気揚揚と家に帰ってきた私なのだが,お腹が減っていたにもかかわらず食べたのは4つ入りの『クリームミニメロン』のうちの3つだけ。やっぱり見ていると食べるのがもったいなくなってきたのだ。けれどそうも言ってられない。何しろ消費期限というものが存在している。食べてしまうのは惜しいけれど,やっぱり食べてしまおう!と決意。……したはいいが今だ食べてない。その辺り,メロンパン好きというかもはや,メロンパン愛だろ!ダメじゃん,私!とかって思わなくもないけど,いいのだ!だって好きなものは好きなんだから仕方がないのだあぁぁああぁぁああああぁ!!!
 ということで,これからもメロンパンの世界にどっぷりとつかっていくことだろう。
 話は変わるが,自転車で出かけて思ったのは6月とはいえ福島の夜は寒かったということ。手が冷たくなってしまった。まあ,薄着ででかけたせいもあるのかもしれないが。東京なんかは暖かいんだろうか? 沖縄辺りまで行くと既に暖かいどころか暑いんだろうけど。
 ……ふぅ。なんか久しぶりに長文。シナリオもこの勢いで書ければいいんだけどなぁ。まぁ,メロンパン片手に頑張ろう!ではこの辺で。