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先日、姉と電話した。「お互い、自分を表現してないね。」と嘆き合った。と、いうことで始めたブログです。

別府旅行記(『地獄』というより…)

2007-05-06 22:32:08 | 旅行記
ご無沙汰しております…

最近、妙に忙しくて…



さて、4月の27日から別府に行って参りました!!



そもそもの発端は、大学時代の友人であるKちゃん(女性)が宮崎県延岡市で結婚するというので、その式に参列する!!というものであったのですが、「せっかく九州に行くのだから、一日振休を取得して観光してやろう!!」と考えたことです。

九州の中で何故に別府を選択したかというと、大学時代の陸上部の友人であるO君の出身地であったため…

別府行きの1週間くらい前にO君に連絡をしてみたところ…


僕   「今週の金曜に別府に行くんじゃけど、O君暇?」

O君  「minoonさん、俺、その日、父兄やら地域の方やらとの懇親会があって(O君は小学校の先生なのです)、残念だけど会えないよ…」

僕   「それは残念だなぁ…、じゃ、翌日に会えませんか?」

O君  「翌日なら、大丈夫だと思う…。う~ん、せっかく別府に来てもらえるんじゃしなぁ…。夜9時とかでもいいのなら、頑張ったら一緒に飲めるかも…」

僕   「全然、構わんよ!!じゃ、金曜日の9時に…」

O君  「それでは、金曜に…」


と、すこうし無理を言うかたちになってしまいましたが、たまに会う友人にはすこうしくらい無理言っても良いのではないでしょうか?



そして、27日列車と新幹線を乗り継いで別府までたどり着いたのが午後1時頃…

前日、職場の飲み会で3時くらいまで飲み上げていた僕は二日酔いで弱り切っていました。

弱り切っていたのですが、駅を降り立つと「ここが別府かぁ…」と揚々たる気持ちになりました。

まず最初に予約していた旅館に向かうことにいたしました。

旅館に向かう途中に気付いたのですが、なにやら別府の皆様は随分と薄着です。

やはり、温かいためでしょうか?

あやうく、胸元が開いた服を着た女性の後をついて行きそうになってしまいましたよ…



旅館に到着するとまだチェックインの時間ではなかったので、荷物だけ預けて、観光に行くことにいたしました。

向かった先は地獄!!

かの有名な『地獄巡り』に行くことにしたのです!!



バスに飛び乗り、『地獄巡り』があるという鉄輪地区を目指します。

鉄輪地区ではいたるところで温泉の湯気が立ち昇っていました。

その光景を見ると、「あぁ、ここは温泉街なのだなぁ…」としみじみと実感いたしました。



そんな感慨を抱きつつ、到達した最初の地獄は『海地獄』!!


鮮やかな水色のお湯を持つ地獄です。

98℃もあるというお湯からはもうもうと湯気が立ちあがり、地獄というに相応しいものに思えました。



名物の温泉玉子もお湯の中につけてありました。



その次に行った地獄は『坊主地獄』。

ドロドロの白濁泥から「ボコンボコン」と坊主の頭のような気泡が沸いておりました。



めったやたらに熱そうに見えました。



次の地獄は『山地獄』。

山から蒸気がガンガン出ていました。

この辺に来ると、もう蒸気程度では驚かなくなっています。

「ふ~ん」と言って、次の地獄に向かおうとするのですが、驚くべきことにカバやらゾウやらがいるではありませんか!!



カバは僕の想像よりもずっと大きかったです。

エサをやっていた親子連れの子どもが「恐い恐い!!」と叫んでいたのも仕方ないように感じました。

あんな大きな口を開かれたら、「自分も食べられてしまうのでは?」と心配したのではないでしょうか?



ゾウもやっぱり大きかった…

案の定、カバを見て「恐い恐い!!」と泣いていた子どもはゾウを見ても「恐い恐い!!」と泣いていました。



次なる地獄は『かまど地獄』。



なにやらかまどに向けてマッチやらタバコやらの煙を吹きかけると、その煙が何十倍にもなるという不思議な地獄であるとのこと…

タバコを吸わない僕としては、それを試す術はなく通り過ぎるしかなかったんですけどね…

さて、ここでの名物は温泉ピータン!!

…そもそも、ピータンって何?

「購入してみようかな?」と考えたのですが、売り場に山程いる人にうんざりして、すぐさま移動してしまいました。



次なる地獄は『鬼山地獄』。



ワニがいっぱいいる地獄であるとのこと…

この頃になると、ちょっとした疑問が頭に浮かんできます…


「これって『地獄』というより、動物園なのでは…?」


たくさんワニがいましたが、ピクリともしないので、さっさと移動いたしました。



多少小腹が空いたのと、歩くのに疲れた僕は目の前にある食べ物屋によりました。

そこで注文したのは大分名物という『だんご汁』。

だんごの生地を薄く延ばしたものを味噌味のスープに入れて煮込んだもの。



なかなか優しい味で、二日酔いの僕にはとてもありがたかったです…



おまけで温泉玉子もついて来ました!!



次なる地獄は『白池地獄』。



白い池のようなお湯もあるにはあったのですが、メインはピラニアやらピラルクやらの熱帯魚。

ここで僕の疑いは確信に変わります。


「やっぱり、『地獄』というより動物園じゃん!!」



“アマゾンの大王魚 ピラルク”この安っぽいキャッチフレーズが何とも言えません。

とか、思っていたのですが、



剥製を正面から見たら、結構恐かったです…

侮ってスイマセン…



ここで、夕方5時になってしまい時間切れ。

『血の池地獄』と『竜巻地獄』には行くことができませんでした…



それでも、結構いろいろ見れて「観光したなぁ…」と感じることができました。

満ち足りた気分でバスに乗って、旅館に帰ったのですが…

いかんせん、この時点で未だに二日酔い!!



教訓:旅行の前日には飲み会に行かない。


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