『ゲド戦記』の3作目の紹介をしたいと思います。
僕が小学生の時、一気に読んだのはこの3作目まででした。
『さいはての島へ』は、『こわれた腕環』から20年くらい経過しており、ゲドは『竜王』(竜と対等に話すことが出来る者)と『大賢人』として、崇拝される立場になっています。
そんなゲドのところに、一国の王子である『アレン』が、「世界より魔法が失われつつある」と助けを求めてやってくることより物語は始まります。
そして、ゲドと『アレン』は『世界の均衡』を取り戻す旅に出かけることとなるのです。
この作品の主人公は、またもやゲドではなく『アレン』です。
若き青年王子の視点により、語られます。
青年王子の内面的葛藤・成長に惹き込まれてしまうでしょう。
是非是非、読んでみてください!!
1・2作目同様、きっと、何か感じるものがあると思います。
ところで、この『ゲド戦記』ですが、な~んと国語の教科書に載っているらしいです。
本当にびっくりです。
「やるじゃないか!!文部省!!」と、思ってしまいました。
より多くの人に読んでもらいたいと、切実に願っております。
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