病院で薬を飲みすぎる傾向がでてきたことを正直に話した。
主治医の第一声は、「ひどい顔してるね」。
ほんと、口が悪いんだよ、ガマガエル先生。
私がこう呼んでいるのがバレたかな?
希望するなら、すぐに入院先の紹介をしてくれるという。
すべてから解放されてみたいと思ったことはある。
でも、こんな形じゃない。
「希望しないのなら?」と尋ねてみた。
「あんたは強いから大丈夫。」とガマガエル先生。
弱いから病気になったんじゃないの?
とりあえず、大量服薬をしないことを約束して、少し考えることにした。
私の強さって?
脳出血を克服するので、もう使いきった気もする・・・
なんともいえないフクザツな気分で帰路についた。
また空のきれいなこと・・・
上らないことには帰れない。
情けない、息がきれるようになってきた。
実は、まだこの先にも階段があるのよね~
そう、私は山の上に住む魔女、坂と階段がいっぱい。
あれ? 空飛ぶ箒は??
人間だとしたら、タクシーなんて便利なのも走ってるじゃない。
そんなもの考えずに、歩いているよ、私。
立ち止まって、足の感覚をたしかめてみた。
ちゃんと立っているじゃないのさ。
街を見下ろせる!
入院話が出ているというのに、今夜もまた東風ライブに行ってきた。
「やりたいことをやる」
「周囲を気にしすぎない」
これが治療の方針だし。。。
駅から外に出ると小雨が降っていた。
タクシーの列もあった。
しかし、目もくれず、ここを上って、帰った。
小雨が冷たいような、ほってった顔に気持ちのいいような・・・
めずらしいことに、夫が先に帰っていた。
明るい部屋に帰るのは、めったにないが、本当に気分がいい。
メルピノが勢いよく走ってきた。
残念ながら夫は入浴中だったが、久しぶりに「自分の帰る場所」を確認できた。
もう一度、ガマガエル先生と一緒に自力でやっていってみようと思った。
東風さん、今日もステキな音楽ありがとう。
言花ありがとう。
また、ときどきへばっちゃうかもしれないけれど、私も、ちばるよ~
こっちーさん、パワー分けてくれてありがとう!