あなたの世界の共通言語は?

2012-02-08 23:02:36 | 価値向上
先日からお伝えしている「自分の生き様を自分でコントロールする人と、誰かにコントロールされる人」シリーズを、今回も続けます。前回は、両者の違いについてお伝えしました。以下、左側に「コントロールする人」、右側に「コントロールされる人」の思考や行動を配置しています。
(1)小金でも好きなもので稼ぐ⇔好きでもないものを渋々やる
(2)自身が保有する知識やセンスを誇り、磨く⇔適当な人間関係をそこそこに享け楽しむ
(3)理想を描き、それに自分を近づける⇔その場のそこそこの快楽を享け楽しむ
(4)常に他人を賞賛⇔常に他人を攻撃
(5)「ありがとう」が行きかうコミュニティに属する⇔「バカヤロー」と「スミマセン」が行きかうコミュニティに属する
(6)仕事もオフも楽しくて仕方ない⇔とことんまで忙しく、常時苦痛
そして、前回は、(1)~(3)の「違い」についてお伝えいたしました。今回は、(4)(5)についてお伝えいたします。

まずは、こちらの動画をご覧ください。

世界の共通言語とは?
殿様気取りもほどほどにしませんか?
価値を奪い合い、人々がお互いを疑って生きる世界は、幸せなものですか?
それよりも、喜びを、笑顔を、みんなで共有しませんか?
それこそ、世界の共通言語、ってことじゃありませんか?

仕事自体を楽しみ、自身の理想を描き、それに向けて行動する、すなわち「高みを追求する」ことは、使う言葉をおのずとプラスの言葉に置き換えてくれます。具体的には、自分の理想形に近い人を尊敬し、ほめたたえることができるようになり、人から受けた施しに対して「ありがとう」と素直に言える、謙虚な姿勢が身についてきます。そして、そのような人は、オンもオフも両方を楽しみ、笑顔と喜びに満ちあふれたコミュニティを創り出すことができます。

一方、仕事に楽しみを得られず、そこそこ快適な(生ぬるい)人間関係を享け楽しむ生き方をしていると、使う言葉がマイナスの言葉に置き換わってきます。これは、このような生き方は、満足な現状を維持することが目的となっていて、理想とする人を見るのではなく、見下す相手を常に求めることで、優越感を得ることが習慣となってくるからです。そして、仕事も楽しくないので、お客に差し出せるものも必要最小限、そして次第に少なくなり、先方からは罵られ、こちらは平身低頭…などという、笑顔と喜びが時間とともに減少するコミュニティが出来上がってきます。

好きなことをして稼ぎ、自分も相手も喜べる関係性は、仕事に限らず、ライフスタイルのすべてを、充実したものにしてくれます。また、そのような人の周囲では、笑顔と喜び、そして「価値向上」が共通言語になっていくものです。

こうした生き方を実現するためには、まずご自身の好きなもの、理想を描くことが必要ですが、同時に、
「自分の理想を実現するために行動するのは自分自身。本来、誰も手を貸してはくれない。」
と悟ることが大切です。人にはそれぞれ理想の生き方があり、それぞれがその理想を実現するために行動しているのですから。
そして、この事実を認識することは、
「少しでも手を貸して頂ければ、それは大変ありがたいことだ。」
という、謙虚な心へとつながり、笑顔、喜び、プラスの言葉を周りに循環させることができるのですから。

最新の画像もっと見る