今月は、マーケティングリサーチの調査対象誌が普段にもまして多かったうえ、さらに過去の雑誌を月初めに60冊近く処理していたこともあり、今月発売の本来の業務は、かなり粗が目立つものとなってしまいました。そして、マーケティングの上司からは、いつも通りに(?)手厳しい叱責。
「何だよ!100冊の追加には何も手を貸してくれなかったくせに、人のミスはこうも厳しく追及するなんて!」
別の先輩社員に不満をぶちまけていたところ、営業の先輩であるSさんからは、さらに厳しい一言。
「何を言ってるんだ!マーケティングはデータの揃いがすべてなんだ!この程度じゃ、手ぬるい!前にキツイものをこなしてる…っていうのなら、それでもデータが揃えられる方法を考えろ!」
そして、その後、営業の後輩K君が、イベント会場の予約に難航していることや、その他の業務でのミスを、そのSさんから、私以上に厳しく指摘され、怒鳴り散らされていました。
私は、これを見て、
「これは他人事じゃない。K君が注意されていることを、自分も教訓にしなければ。」
と、ノートを取り出して、私自身が仕事に取り組むにあたって考えるべきこと、心がけるべきことを、メモに残しました。
そして、話を聞きながらメモをとっていると、同じ仕事上のミスを指摘されているといっても、私とK君では決定的な違いがあるということがわかりました。それが、しばらく前に取り上げた
「相手の利益になるように、1ミリでも心がけているかどうか。」
ということ。
私の業務でのミスは、
「大体データがそろっているのに、抜けている部分がある。これではお客の求めるレベルにたどりついていない。改善に向けた努力も、なかなか長続きしない。」
というものでしたが、K君の場合は、
「会場の申請をするにしても、提案資料にしても、はじめから、相手の利益というところを念頭においていない。これでお客が喜ぶわけないだろう。」
ということだったのです。もっと端的に言うならば、「価値貢献に向けた努力の有無」ということです。
このことに気付いた私は、(Sさんに厳しくお説教された者同士?ということもあり 汗)K君に
「一度食事を一緒にして、お互いの問題点を話し合う場をつくろう。」
と提案しました。そして、それを見たSさんは、
「M(私)、成長したね。マーケティングの仕事のキツさは、私もわかってるし、いつもMは頑張って仕事を片付けてる。マーケティングは今じゃMがいないと回らない、それぐらい大切なポジションなんだよ。もっと誇りを持ちな。」
私は、
「小さなミスをこうしてやたらと厳しく指摘されているのは、主力のスター選手であればこそ味わわざるをえない痛みなのだろうか。」
と思うと同時に、
「スター選手とは、これほどの大きな痛みと、日々格闘していかなければならないものなのだ。」
という、世界の現実を思い知らされることになったのです。
「何だよ!100冊の追加には何も手を貸してくれなかったくせに、人のミスはこうも厳しく追及するなんて!」
別の先輩社員に不満をぶちまけていたところ、営業の先輩であるSさんからは、さらに厳しい一言。
「何を言ってるんだ!マーケティングはデータの揃いがすべてなんだ!この程度じゃ、手ぬるい!前にキツイものをこなしてる…っていうのなら、それでもデータが揃えられる方法を考えろ!」
そして、その後、営業の後輩K君が、イベント会場の予約に難航していることや、その他の業務でのミスを、そのSさんから、私以上に厳しく指摘され、怒鳴り散らされていました。
私は、これを見て、
「これは他人事じゃない。K君が注意されていることを、自分も教訓にしなければ。」
と、ノートを取り出して、私自身が仕事に取り組むにあたって考えるべきこと、心がけるべきことを、メモに残しました。
そして、話を聞きながらメモをとっていると、同じ仕事上のミスを指摘されているといっても、私とK君では決定的な違いがあるということがわかりました。それが、しばらく前に取り上げた
「相手の利益になるように、1ミリでも心がけているかどうか。」
ということ。
私の業務でのミスは、
「大体データがそろっているのに、抜けている部分がある。これではお客の求めるレベルにたどりついていない。改善に向けた努力も、なかなか長続きしない。」
というものでしたが、K君の場合は、
「会場の申請をするにしても、提案資料にしても、はじめから、相手の利益というところを念頭においていない。これでお客が喜ぶわけないだろう。」
ということだったのです。もっと端的に言うならば、「価値貢献に向けた努力の有無」ということです。
このことに気付いた私は、(Sさんに厳しくお説教された者同士?ということもあり 汗)K君に
「一度食事を一緒にして、お互いの問題点を話し合う場をつくろう。」
と提案しました。そして、それを見たSさんは、
「M(私)、成長したね。マーケティングの仕事のキツさは、私もわかってるし、いつもMは頑張って仕事を片付けてる。マーケティングは今じゃMがいないと回らない、それぐらい大切なポジションなんだよ。もっと誇りを持ちな。」
私は、
「小さなミスをこうしてやたらと厳しく指摘されているのは、主力のスター選手であればこそ味わわざるをえない痛みなのだろうか。」
と思うと同時に、
「スター選手とは、これほどの大きな痛みと、日々格闘していかなければならないものなのだ。」
という、世界の現実を思い知らされることになったのです。