来る者あれば、静かに去る者あり

2012-12-19 23:28:03 | 赤文字雑誌
さて、いよいよ今月もやってきました!皆さん待望の「赤文字雑誌フライングゲット」!

第1号は、新専属モデルがデビューして勢いに乗るOLのバイブル「CanCam」です。

表紙を飾るのは「恋味派」でおなじみ久住小春・山本美月。

巻頭の「Scoop」では、各社の最新アイテムとして、おなじみブランドの小物、ファーアイテム、コスメなどが取り上げられていますが、今回の注目は「Kate Spadeのクルーズライン」。クルーズラインというのは、春夏シーズンに本格的に突入する前の、冬の後半期に展開されるコレクションのことで、Kate Spade以外にも、ディオール、グッチなど多くの世界的名門ブランドが毎年展開しています。今年のKate Spadeでは、マリンボーダー、カモメと波を描いた柄のアイテムが展開されています。掲載されたバッグ、スカーフ以外にも多彩なアイテムが展開されており、来年の夏まで使い続けられるデザインですので、ぜひ一度ご覧になることをオススメいたします。→コチラ

今回のテーマは「冬のビューティ&ファッション / ぬくもり感」。寒さが厳しい冬も、可愛いパワーで乗り切っていきましょう!最初20ページ程度は、石原さとみのインタビュー(ドラマの告知)とメイクに関する記事。今月号の付録「あいくのつけま」も登場します。

「恋味派」連載の今月のテーマは「真冬もミニで脚見せ!細見え!」。底冷えするこの真冬でも、ミニで自慢の脚を見せよう、というのですが、こうも大々的に謳っておきながら、コーディネートの半数が黒タイツって…しかも配色次第では結構重たく見えることもあるんですね。肌色タイツの方が健康的な美脚をお披露目できることうけあいですし、絶対領域見せも楽しめて良いと思います。

その他の特集記事では、黒×ボルドー、ざっくりニット×タンクトップ×ショーパンといった、本誌的には割とオーソドックスなコーディネートもそれなりにありましたが、それ以上に目立ったのが、マキシワンピ、柄ボトムス、「とろみシャツ×デニム×スニーカー」コンボなど、本誌では今まで見かける機会が少なかったスタイリング。アイテム単独で見るとほかの赤文字雑誌にもみられるものもありますので、ここは読み比べ対象ですね。また、厳しい真冬を迎えるにあたって買い足したいバッグやアクセサリー、アウターなどの「即効アイテム」に関する特集もみられました。その他、ベスコス、山本美月フィーチャーなどの特集が続きます。

ページの紙が変わる巻末特集では、伊達友美さんの「食べても食べても太らない」食べ方、パンケーキ&フレンチトーストレシピ、みんなの土日などのテーマが扱われています。ここでの注目は、意外なところですが「男性美容」。読者投稿ページの一部なのですが、読者世代のイケメンの皆さんが愛用しているコスメ、香水、その他の美容グッズが取り上げられています。私もそうですが、いまはコスメポーチを持つ男の子も増えているのだそうです。美に意識を向ける男の子が増えることは、消費刺激にもつながり、ありがたい傾向ではないかと思います。

そして、大変残念なお知らせが…。

6年間専属モデルを務めてきた平山美春が今月で卒業します。関西出身ということで、1ヶ月コーディネート対決「東」徳沢直子VS「西」平山美春という特集が組まれたこともあったのですが、ここ2年ほどは完全に「ちょい役」で、森星や恋味派などの新進モデルに押され気味でした。年齢も考慮しての卒業でしょう。

6年間お疲れ様でした。

総評としては、前半のメイク記事、異色のコーディネート、男性美容などなど、全体的に、いままでの本誌にない斬新な内容の掲載が多かったと思います。300ページを超えないながらも見ごたえがあり、良いと思いました。

次回は「JJ」「ViVi」「Ray」のうち、手に入ったものについてお伝えしたいと思います。

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