2013年、日本のガールをさらに可愛く!

2012-12-21 23:42:44 | 赤文字雑誌
1日空きましたが、「赤文字雑誌フライングゲット」を今日も続けてまいります。

今回は残り3誌一気にご紹介。それぞれに見どころが盛りだくさんです。

(1)JJ
表紙はレプロ所属のアイドリング!!!20号・大川藍が飾ります。

目次前にある「ひなの」のテーマは「ミラ・ショーンのペールカラーアイテム」。産んだばかりで胸が大きくなっていますが、あまり谷間には期待しないように(笑)。続いて、目次をはさんで欧米ラグジュアリーブランドの新作バッグ・小物の掲載記事が続きます。先日ライン名を改めた「サン・ローラン」からは、長年不動のアイコン「カバス・シック」をリニューアルした「Yライン」が発表されています。シルエットはほぼそのままに、Yをかたどったモチーフを金具以外廃して、スッキリとした、しかしアイコニックなルックの一品となっています。YSLファンのガールの皆さん、なかなか高額ではありますが、ぜひ手に取ってみられてはどうでしょうか。

特集第1テーマは「9月入学vs女マネ」。以前にもこのテーマの特集がありましたが、シーズンの違いもあり、前のものとはまた異なった内容となっています。辛口いい女・「9月入学」さんは早稲田大学国際教養学部在学中のニコル、甘いカワイイ系・「女マネ」さんは表紙を飾る大川藍。私は、ひたすら甘い、コーデによっては甘ったるいともいえる「女マネ」さんより、辛口でメリハリのある「9月入学」さんの方がスタイリッシュで良いと思いました。(※個人の感想です!)

続く特集は「JJモデルの私服スナップ」。めったに見かけない、2年以上購読していなければまず名前を知らないレベルの人がちらほら見受けられますが、現在の布陣はこうだと、ここでまとめて覚えてしまいましょう。私服のアイテムに、ちらほらと「どこぞのインチキ国家」の文字が見受けられるのはあまり気分のいいものではありませんが、どうせその国は妙な食い意地と広告宣伝での税金の無駄遣いで自滅する運命にありますので(笑)、あまり気にしないでおきましょう。それはさておき、それぞれにトレンドアイテム、可愛い系×ロックテイストなどの「異色コンボ」などなど、個性的なスタイルが見受けられ、なかなか見ごたえのある特集であったと思います。

続いて…長年の功労者を1人見送った某誌とは対照的に、こちらではさらに新専属モデルがデビュー。TGCでも登場した日・フィリピンミックスのディーバ・ラブリ。別名は白濱ラブリで、インタビューでは触れられていませんが、弟はLDH所属の俳優・白濱亜嵐です。

専属モデルに限らず、読者モデルのスナップ特集も充実。「イマイチ可愛くない読モがナントカレンジャーの力でちょっと可愛くなる」程度の某誌の連載とは違う、といわんばかりに、東名阪3都市圏の読モ美女を結集させてきています。私服には直近3ヶ月以内に発売された号でフィーチャーされたトレンドアイテムが勢揃い。IT企業に内定したというミス中央殿堂入り・冨張愛も健在です。

メイク特集にはなんと「Popteen」でおなじみの「くみっきー」が初登場!Popteenよりもお姉さんで、高級でエレガントな彼女の表情をご覧ください!

で、ブロモやら4女と1女やら、何かいつものアレが続いて、最後にこの時期のガールの皆さん注目の記事が。そう、「就活特集」です。まさに「就活に強い」某誌が今月やらなかったそのタイミングに。小○館と何か示し合わせたか?社会人ガールの皆さんへのインタビュー記事、エントリーシートのイロハ、イイ写真を撮ってくれる写真館、就活メイク、スーツスタイルのアレンジなど、分量が少ない割になかなかボリューム満点。

なお、今回の号は、先月で退任した篠原恒木前編集長に代わって就任した原さやか編集長のもとでの第1号です。それに伴ってか、先月のような「バブリーにはっちゃけ感満載」の内容と大きく異なった、どちらかといえば身の丈に合ったテイストの内容となりました。3分の1程度がどこぞのライバル誌と入れ替わったような、そんな印象を受けました。

(2)ViVi
先月からスタートした創刊30周年シリーズの第2号。第2号ということで、それらしいテイストがようやく本格的に誌面に出てきます。今月の「モデルフィーチャー」袋とじは、表紙も飾る鳥取タダさんことトリンドル玲奈をフィーチャーします。6カ月前に「専属モデルを卒業した」ローラが表紙を飾っていますので、半年越しの逆襲というべきか。

巻頭のインタビュー記事には(某D社配下のマスコミ連合の)世界のマエアツこと前田敦子さんが登場。ロックもギャルもモードも含んだ「ViVi」テイストの衣装をまとった彼女、結構カッコイイ!ペケポン!

目次手前にはフェンディ、ミュウミュウの新作バッグも登場。2面ともに大英帝国の血筋を継ぐディーバ・エリーローズが誌面を飾ります。

目次後の特集もトップバッターはトソソドル…もといトリンドル玲奈。各社の花柄ワンピをまとって誌面を飾っています。と、ここで皆さんにキャンペーンのお知らせです!入れパイはやめましょう!サイズがAでも詰めて増やさず、小ぶりなサイズを愛しましょう!(意味が分からないよ)
続いて、連載も持っている加藤ミリヤ、ViViモデル一同、その他芸能人やスタイリストの皆さん、さらには選ばれし読モ達の私服やお気に入りアイテムが公開されます。ここには30年間の誌面の変遷と流行アイテム、さらには各時代の売れっ子芸能人など、ViViという雑誌が歩んだ時代を振り返るアーカイブ特集も掲載されています。現在のようにギャル色の強い雑誌になるまでには、かなりいろいろな変化があったようで、創刊初期~80年代にかけては現在の「25ans」や「MISS」のようなテイストであったとか。

ファッション特集については、シーズンが2012-13秋冬と2013春夏の両方にまたがっていることもあり、どちらにも対応した特集が組まれています。秋冬編でクローズアップされているのは、シーズンが変わっても使い続けられる「真冬のラス買いアイテム」と、各社コレクションショーでも見受けられた「ギークトレーナー」やハイテクスニーカーなどの「90年代リバイバル」。一方、今月より掲載がスタートした2013春夏のアイテムは、先ほどの花柄ワンピをはじめ、ミルキーカラー、透けレイヤード、塩ビクリアアイテム、ストライプなど。各アイテムを使用したコレクションショーの写真が各ページに掲載されています。

ファッション、メイク関連の記事が一通り出揃ったあとの巻末特集では、ゲッタマンの肩甲骨ダイエットエクササイズ法、男性芸能人などが取り上げられます。

読者投稿の内容が毎回強烈な白黒ページのテーマは「ネガティブ&ポジティブ人生相談」。ネガティブ、ポジティブそれぞれのキャラクターでワイドショーをにぎわす栗原類、鈴木奈々が読者の悩みにそれぞれのキャラクターで答えます。

ViViに関してはどの号もそうですが、1号ごとの統一テーマが基本的に定められておらず、コレはこういう意図で掲載されている、コレが見どころといったポイントがなかなかつかみにくいです。ただ、今回に関して言えば、そこまで「男の子目線」は意識していないのではないか、それよりはシーズンの変わり目をまたぐこともあって、トレンド優先という色が強く出ているのではないかと思いました。

(3)Ray
いつでもガールはお姫様。Rayとはそういう雑誌です。お姫様扱いしてくれない男の子にはキツイおしおきがまっていますよ!

表紙は、特段告知もないのに、お友達が権力の座に返り咲いてイケイケな(そうかそうか!そういうことか。)石原さとみが飾っています。アナタ達はこの国にもう必要とされてないというのに。(ン?誰か来たようだ…)

上2誌と同じく、巻頭にラグジュアリーブランドの掲載が必ずあるのもお約束。今回のブランドは上2誌にも掲載のあったミュウミュウ。ただし、今回はバッグと財布のみが掲載され、以前にあったような「香里奈がまとう」ではありません。なお、今回は表紙の石原さとみが本誌モデルではなくゲストですので、そちらのインタビュー記事が先行しました。

特集第1テーマは「RayガールズNew Girly宣言」。愛されスタイルテク、香里奈スタイル、各社のブランド福袋など、Rayモデルそれぞれの「2013年も可愛く!モテ子!」を意識した内容となっています。春ヘア関連の記事も掲載されているのですが、美優(安座間ではないです)の「無造作アップ」がなかなかカワイイと思いました。

可愛い表情が毎回見どころの連載「マーキュリー泉里香の1ヶ月コーディネート」も注目。今回登場するコーデの半数以上が同誌では定番の「絶対領域見せ」パターンで、それ以外にもタイツの色が黒、茶色、ボーダー柄などいろいろありましたが、やはり絶対領域見せがズバ抜けています。ひざから下をブーツやニーソで隠し、太ももの限られた部分だけを見せるこの方法は、太ももの見えている部分が最高にセクシーに見える、脚にコンプレックスのあるガールにはまさに救いの手というほかない方法ですので注目ですね。なお、今回は特大版として「鹿沼憂妃編」もあります。

ところで、この時期のコーディネートって、どうしてもアウターありきで考えてしまいがちですよね。しかし、いつでもお姫様なガールとして、アウターを脱いだらイマイチというのはいただけません。そんな問題をどう解決しよう?いろいろな答えがあると思います。

後半にはランジェリーを扱った記事もありましたが、1面だけで、モデル撮りはなく、ViViに掲載されるようなセクシー度の高いものもみられませんでした。クリスマスまで1ヶ月あるとかではなく、数日前に発売されるので当然といえば当然ですが…。

ViViと並んで投稿の内容に定評のある白黒面のテーマは「HAPPY体質になるための心の大掃除」。会話術、思考法、デトックス活動、偉人の言葉などなど、実に多種多様。あれもこれもと欲張っているアナタ、ぜひ「心の大掃除」を行ってみては?

全体的に、シーズンがまたがっているわけでもなく、極端に普段と違うものが掲載されているわけでもないので、ファッション、コーディネート関連では「コレ!」といった見どころは特に挙げません。ただ、あえて言えば、「モデルのセクシーショット目当てに見ると物足りない」ということと、「脚の見せ方を考えるには最適」ということでしょう。マーキュリー泉里香の掲載記事もあまり多い方ではないので、来月以降、2013年春夏のアイテムが本格的に掲載される時期に期待したいところです。

以上、明日22日発売の赤文字雑誌についてコメントしてきましたが、いかがでしたでしょうか?
今回も各誌固有のテイストが前面に出る一方、就活特集が「CanCam」には掲載されず「JJ」に掲載されるという異例の動き、各誌モデルのデビューと卒業、そして「JJ」では新編集長体制の始動と、なかなか大きな動きがありました。各誌ともに注目記事が満載ですので、すべてご覧になることをオススメいたします。

2013年も、赤文字雑誌は、各出版社、各媒体ごとにテイストや方向性が違うとはいいつつも、「日本の女のコを1人でも、少しでも可愛くする」ことを共通目標に情報を発信し続けていくでしょう。

以上、赤文字雑誌は、明日22日、いよいよ発売されます!皆さんお楽しみに!

来る者あれば、静かに去る者あり

2012-12-19 23:28:03 | 赤文字雑誌
さて、いよいよ今月もやってきました!皆さん待望の「赤文字雑誌フライングゲット」!

第1号は、新専属モデルがデビューして勢いに乗るOLのバイブル「CanCam」です。

表紙を飾るのは「恋味派」でおなじみ久住小春・山本美月。

巻頭の「Scoop」では、各社の最新アイテムとして、おなじみブランドの小物、ファーアイテム、コスメなどが取り上げられていますが、今回の注目は「Kate Spadeのクルーズライン」。クルーズラインというのは、春夏シーズンに本格的に突入する前の、冬の後半期に展開されるコレクションのことで、Kate Spade以外にも、ディオール、グッチなど多くの世界的名門ブランドが毎年展開しています。今年のKate Spadeでは、マリンボーダー、カモメと波を描いた柄のアイテムが展開されています。掲載されたバッグ、スカーフ以外にも多彩なアイテムが展開されており、来年の夏まで使い続けられるデザインですので、ぜひ一度ご覧になることをオススメいたします。→コチラ

今回のテーマは「冬のビューティ&ファッション / ぬくもり感」。寒さが厳しい冬も、可愛いパワーで乗り切っていきましょう!最初20ページ程度は、石原さとみのインタビュー(ドラマの告知)とメイクに関する記事。今月号の付録「あいくのつけま」も登場します。

「恋味派」連載の今月のテーマは「真冬もミニで脚見せ!細見え!」。底冷えするこの真冬でも、ミニで自慢の脚を見せよう、というのですが、こうも大々的に謳っておきながら、コーディネートの半数が黒タイツって…しかも配色次第では結構重たく見えることもあるんですね。肌色タイツの方が健康的な美脚をお披露目できることうけあいですし、絶対領域見せも楽しめて良いと思います。

その他の特集記事では、黒×ボルドー、ざっくりニット×タンクトップ×ショーパンといった、本誌的には割とオーソドックスなコーディネートもそれなりにありましたが、それ以上に目立ったのが、マキシワンピ、柄ボトムス、「とろみシャツ×デニム×スニーカー」コンボなど、本誌では今まで見かける機会が少なかったスタイリング。アイテム単独で見るとほかの赤文字雑誌にもみられるものもありますので、ここは読み比べ対象ですね。また、厳しい真冬を迎えるにあたって買い足したいバッグやアクセサリー、アウターなどの「即効アイテム」に関する特集もみられました。その他、ベスコス、山本美月フィーチャーなどの特集が続きます。

ページの紙が変わる巻末特集では、伊達友美さんの「食べても食べても太らない」食べ方、パンケーキ&フレンチトーストレシピ、みんなの土日などのテーマが扱われています。ここでの注目は、意外なところですが「男性美容」。読者投稿ページの一部なのですが、読者世代のイケメンの皆さんが愛用しているコスメ、香水、その他の美容グッズが取り上げられています。私もそうですが、いまはコスメポーチを持つ男の子も増えているのだそうです。美に意識を向ける男の子が増えることは、消費刺激にもつながり、ありがたい傾向ではないかと思います。

そして、大変残念なお知らせが…。

6年間専属モデルを務めてきた平山美春が今月で卒業します。関西出身ということで、1ヶ月コーディネート対決「東」徳沢直子VS「西」平山美春という特集が組まれたこともあったのですが、ここ2年ほどは完全に「ちょい役」で、森星や恋味派などの新進モデルに押され気味でした。年齢も考慮しての卒業でしょう。

6年間お疲れ様でした。

総評としては、前半のメイク記事、異色のコーディネート、男性美容などなど、全体的に、いままでの本誌にない斬新な内容の掲載が多かったと思います。300ページを超えないながらも見ごたえがあり、良いと思いました。

次回は「JJ」「ViVi」「Ray」のうち、手に入ったものについてお伝えしたいと思います。

ViViは手に入りませんでしたが…

2012-11-21 23:55:46 | 赤文字雑誌
昨日よりスタートした「赤文字雑誌フライングゲット」ですが、明日発売のViViは流通のスケジュール等の関係で入手できず。フライングゲットはなりませんでした。

代わりに、別の取引先の業務を担当している同僚に「Ray」を見せてもらったので、15分程度でパラパラとめくった限りで気になった点についてお伝えします。

明日発売の「Ray」では、香里奈・今井りか・泉里香が表紙を飾るほか、泉里香に関する特集が組まれ、melonでモデルデビュー→セーラーマーキュリーとして一世を風靡→一時芸能界から引退→明治大学に通う女子大生モデルとして復活→そして現在に至る、という、彼女のこれまでの経歴、「ペット系女子」というキャッチフレーズ、ビューティ・ライフスタイルなど、様々な角度から彼女をフィーチャーしています。

フェンディ、クロエなど、ガールの憧れブランドの冬バッグに関する特集も組まれています。こちらでは「Oggi」卒業後快進撃を続ける韓国娘・ヨンアが登場。

当然のごとく、私も朝一で購入し、すぐに目を通しておきたいと思います。

なお、「ViVi」の表紙は安室奈美恵さんが飾っているようです。中身も見たかったなぁ…

以上、「赤文字雑誌」は4誌ともに明日22日に発売されます。ファッション、トレンド、ビューティに敏感なガールの皆さんは言わずもがな、モテ意識の高い男性諸君にとっても必見です!ついでにカワイイ女の子が飽きるほど見られるというのですから、これほどお得な話もありません!
1誌だけでも、大いに欲張って4誌すべてでも構いませんので、皆さん、明日発売の「赤文字雑誌」をぜひご覧ください。

禁断のアレ、解禁!

2012-11-20 23:41:02 | 赤文字雑誌
さあさあ、いよいよ今月もやってきましたよ!みんな大好き(?)赤文字雑誌フライングゲットの季節が!!

今回は、「JJ」と「CanCam」の内容をちょっとだけお伝えいたします。

2誌ともに、発売日は22日(祝日よけのため前倒し)で、2013年1月号です。

(1)JJ
今回のテーマは「社会人のカレ」。表紙はいまやすっかりJJのアイコン的存在となったオードリー亜谷香が飾ります。意外にも、単独表紙は今回が初めてで、収録に臨んだ際の心境を巻頭のインタビュー特集で語っています。

「社会人のカレ」というテーマを掲げる特集では、読者モデルスナップ、男性ビジネスマンの「大学生ガールに期待すること」、「大学生だからこそ着られる服」、相手が社会人であればこそ楽しめるデートプランなどを取り上げます。
真っ先に目に入った見どころは、読モ界のトップスターとしておなじみの2011年ミス中央グランプリ、冨張愛さん。なんと!まさかの!彼氏一般公開!中央大学の皆さん、ぜひ手に取ってお読みください。続く見どころは、特集中ほどの「ホテルでデート」記事にあります。およそ一級ファッション誌とは思えない、ムフフな内容なのですが…詳細は本誌をご覧ください!
特集の後半には、各大学のイケメン達も登場。ガールの皆さん、彼らイケメンとエアクリスマスデートなんてして、12月24日までに彼氏に逃げられないようにご注意ください。(←余計なお世話じゃ)

時間の都合上(届いたのが夕方16:30)、コーデ、アイテムなどはあまり詳細にお伝えできなかったのが残念ですが、テーマが全体で一貫しているということもあり、今回の見どころチェックはこの通りコンパクトに収めたいと思います。240ページ程度と、割と分量は少なめながらも、読みごたえのある面白い内容であったと思います。

(2)CanCam
今回のテーマは「創刊31周年」。1年前に創刊30周年を迎えたので、あながち間違いではありませんが、「31」とは中途半端な…分量は400ページ前後と結構多めです。

巻頭の「Scoop」では、人気ブランドの時計に注目。ベゼルが交換できるフォリフォリ、レザーベルトで大人っぽいフルラなど、各社それぞれの個性が見えてきます。

今月から専属モデルに東野佑美さんが仲間入りします。BLENDA卒業から1か月半、そちらのインタビューで伝えられていたCanCamデビューが早くも実現しました。

掲載されたアイテムは、その大部分が黒、ピンク、ベージュなど冬の定番カラーのアイテム。ペプラム、ゆるニット、ストールなどのトレンドアイテムにもこのあたりの色が多く見られます。ただし、定番とはいいつつも、組み合わせ次第で可愛くも、大人っぽくも、セクシーにも見せられ、キャンパス、オフィス、女子会などさまざまなシチュエーションに合わせたコーディネートが紹介されていますので、ぜひ一度ご覧下さい。各社より発売のパーティドレスにも、黒、ピンクははずせません。カワイイ系から色っぽめまで、実にバリエーション豊富です。

31周年記念ということで、これまでのアーカイブとともに、みんなにとっての「カワイイ」を考えるという特集もあります。CanCamを赤文字雑誌の代表にのし上げたアイコン・蛯原友里さんのインタビューも掲載されています。

今回は「non-no」にみられるような「小さいページ」があり、専属モデル・近藤しづかさんの「セクシーBODY&BEAUTY」特集が掲載されています。28歳でしかも主力陣ではないので、もう卒業が近いのかもしれませんね。インパクトが強烈すぎて、彼氏には見せられない?!

巻末のカルチャー・ライフスタイルページには、「モノの捨て方」特集のほか、小さいページで映画公開中(O事務所所属・武井○主演)の「今日、恋をはじめます」の原作漫画のダイジェストが掲載されています。「モノの捨て方」特集は割とマジで注目です。

アイテム・コーディネートなど、割といつも通りの内容で、東野佑美さんのインタビューを除けば特段ズバ抜けて注目な記事があるわけでもなく、生脚を見せたコーディネートも前号より大幅に削減されているので、見どころはコレ、というのがなかなか決めがたい内容であったと思います。ただ、ストッキングをはいても舞川あいくの脚はたまらなく色っぽいですね。(結局それかい!笑)

明日は、手に入れば「ViVi」についてお伝えしたいと思います。

明るい未来を描き、可愛く日々を送る

2012-11-05 23:46:14 | 赤文字雑誌
小ブログで毎月の「フライングゲット」をはじめ、たびたび話題に挙げている「赤文字雑誌」。
いうまでもなく、毎月23日に発売され、20歳前後の女子大生の皆さんを主なターゲットとする「JJ」「CanCam」「ViVi」「Ray」の4誌(逆にこれ以外は含まれません)を指すのですが、
「ほかのファッション雑誌とどう違うの?」
と思われる方は多かろうと思います。そこで、今日は、これらの雑誌の特徴について、おおざっぱに説明していきたいと思います。

(1)男の子ウケを狙ったファッション
ストリート・裏原宿系、別名「青系」と一番違うのがココ。お嬢様スタイルの「JJ」、デキる女系「CanCam」、大人ギャル系「ViVi」、お姫様カワイイ系「Ray」と、それぞれにスタイリングの系統は異なりますが、いずれも男の子から見て好印象なコーディネートを主に紹介しています。1ヶ月コーディネートの物語設定に「デート」というキーワードが登場する機会も多いです。
小花柄ブラウスにショーパン×ニーハイなど、単調ではなく変化のあるコーディネートがみられるのも良いと思います。

(2)登場モデルがお茶の間の人気者揃い
安座間美優、神戸蘭子、加藤夏希、ローラなど、誰もが一度はTVで見たことのある人が、赤文字雑誌でモデルを務めています。つまり、「あのコが出てる!」と誰にでも親しみやすい雑誌なのです。

(3)カルチャー・ライフスタイル系記事が充実している
雑誌によっては結構エグい内容の多い読者投稿の「白黒ページ」をはじめ、ファッション・メイク関係以外の、最新芸能ニュースやインテリア、就職、恋愛などライフスタイルに関する記事も充実しています。特に「CanCam」は就職関連の情報量に定評があり、結果的に本来の対象年齢を大きく超えた27歳までターゲットを広げています。
読者の皆さんにとって、「こんな仕事につきたい」「○年後はこうありたい」「こんなロマンチックな恋がしたい」などなど、将来のビジョンについて考える機会を与えてくれる雑誌といえます。

「可愛く、楽しく今を生きつつ、明るい未来を描き、ひたすらそれに自分を近づける。」

結局、4誌に共通したテーマというのは、こういうことではないかと思います。

…ちなみに、5年ほどで廃刊になった「PINKY」という雑誌がありましたが、これも大体こんな感じでした。
えみちぃ、優樹菜など、かなり「モデルで売ってる」ところはありましたが。