与える姿勢を常に持ち続けよう

2011-09-22 23:49:33 | 社会人ライフ
昨日は、今年に入ってからこれまでに我が国を襲った2大災害である台風と震災の実例を挙げ、

「ライフラインや通信手段が寸断しても、昨日まであった仕事が急に無くなっても、生き延びられる仕組みをつくろう。」

というお話をいたしました。

では、具体的に、私達は、どのようにしてそんな仕組みをつくり出せるのでしょうか?

必要なものは、以下の通り。
1. 常に人を喜ばせようという心掛け
2. 「何が好きで、何が得意か?」の認識
3. 自己満足と押し売りを徹底的に排除する心の強さ

1. については、もはや言うまでもありませんね。この世界は、価値の循環、言い換えれば喜びの循環で成り立っているもの。そうである以上、私達一人ひとりが、誰かを喜ばせようと取り組まなければいけません。

2. については、お客さんとWIN-WINの関係性を実現するためにこれが必要になります。「自分が好きなもので、人に喜ばれてこそ、商売は長続きするもの。」ということです。好きでもないものを、義務感やら何やらでやったところで、自分が違和感を覚えるだけです。

3. については、これが結構難しいところですが、ひとつ簡単にできることとしては、
「相手に喜んでいただこうとして自分が行ったことで、仮に先方にその思いが伝わらなかったとしても、その事実に関して先方を非難しない。」
ということがあると思います。どのような取り組みであれ、それをありがたいと思い、喜んでくださるかどうかは、相手の価値観次第ですから、こちらの価値観を押し付ける態度は許されません。いまの私達の社会は、本当に多様な、一人ひとりまったく異なる価値観で構成されていますので、
「この人にとっては、これは有り難くなかったのだな。」
と、事実を謙虚に受け止める心が必要です。
「これは有り難いと思われてしかるべきだ、そう思われなければおかしい。」
なんていうのは、思い上がりもはなはだしいところです。

…というわけで、具体的に解説をしたつもりが、まだまだ抽象的な解説にとどまってしまいましたね。ここで終えてしまっては、まさに「自己満足のレベルでしかない!」との非難を免れないものと思われますので、私自身の仕事、業務に対する取り組み方を例に挙げて、明日以降さらに展開していこうと思います。

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