みみサポみやぎ つぶやきブログ

宮城県聴覚障害者情報センター(愛称:みみサポみやぎ)のスタッフが毎日交代であれこれとつぶやくブログです。

地域で安心して暮らすために

2021年02月20日 15時34分44秒 | 日記
13日(土)23時8分、福島県沖を震源地とした地震から1週間経過しました。
その時はテレビを見ていた最中で、マンションで9階建ての7階に住んでいるため、かなり揺れました。
一方、家具等の転倒防止をしっかり施したために大きな被害はありません。

地震がおさまったあと、マンション管理組合理事として即座に行動。
住んでいるマンションは86世帯あり、他の理事と一緒に各世帯を回って安否確認。
全員無事。
翌日には理事長からの依頼でマンション外装の損害状況を全てカメラに収めて報告。

実は私、本年度からマンション管理組合の理事をやっています。
理事就任依頼があった時は聴覚に障害があることで断るつもりでいました。
しかし、情報保障についてマスクを外してゆっくり話していただく、わからないときは書いていただくなど
配慮をつける条件をもとに会計担当理事として引き受けることになったものです。

毎月1回は開催される理事会で最初からコロナ禍の中、ソーシャルデスタンスを保つ、換気をする、その上で
マスクをはずし進行しています。
また、資料が多めに用意されるので、進行の状況がよくわかります。
さらに、手話が少しできる元要約筆記奉仕員だった理事もいて助かっています。

そんな環境があったおかげで、地震発生後、情報保障さえあれば聴覚障害者であっても「マンション住民の
ために動けることができた」と実感。
難しい仕事はしていませんでしたが、地震翌日以降、一人暮らしのおばあちゃんや老夫婦にお会いした時に
お礼を言われた時は嬉しくなりました。

やはり、身近な方々の協力があってこそです。
地域で安心して暮らすためにどうしたらいいか、みんなで考えて欲しいと思い、私の例をあげてみました。
あくまで参考ですので、自分にあった地域とのつながりを作ってみてください。

松本

今日のみみサポみやぎの花壇
寒そうです。それでも咲いています。




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