花はなぷりんのささやき

わたしのかんさつ日記

天王寺動物園

2010-11-11 10:26:46 | 日本
6日は姉妹とチビ雄、RちゃんとNちゃんと子供5人で、電車に乗って天王寺動物園に行って来ました。北浜で動物園前に乗り換え、じゃんじゃん横丁を通って新世界ゲートから入りしました。動物園は京都にもあって距離的にそっちの方が近いのかもしれないけど、大きい方が見応えがあります。天王寺動物園は面積約11ヘクタールの園内に、約230種1,000点の動物が飼育されている大阪市立の動物園で1915年1月1日日本で3番目の動物園として開園しました。平成16年7月16日に、総有料入園者数が1億人を超え、国内では上野動物園に次いで2番目となっています。有料入園数というのは、大人500円で中学生以下、65歳以上(大阪市在住の方のみ)、身体障害者の方は無料となっているからで、実際はもっとたくさんの人が入場しているようです。歴史のある市立動物園ならではで、誰でも親しんで入場できるようになっています。kちゃんとyちゃんが、阿倍野にいた頃の幼稚園の親子遠足でここに来て以来で、つい子供たちに「阿倍野動物園に行くから」と言ってしまいました。でもkもyもここに来た記憶なんてさっぱりないらしく、はじめて来るような新鮮な感じだったみたいです。動物園は午前中に来ると動物達の動きが軽やかでいいらしいです。でも、ライオンのコーナーに行ったときはもう既にこんな感じで。。。この日は通信教育教材のベネッセがアンケート調査を兼ねてスタンプラリーを実施していて、一家族に一枚の用紙をチビ雄とyちゃんで取り合いしたりしてました。
このキリンの写真はアミメキリンなのかな?背が高くてのんびりしてるから優雅な感じですよね。キリンは漢字で書くと「麒麟」となりますが、中国で麒麟は伝説上の動物で鳥類の長である鳳凰と並んで、獣類の長とされいます。形は鹿に似て大きく背丈は5mあり、顔は龍に似て、牛の尾と馬の蹄をもち、雄は頭に角をもつとも言われており背毛は五色に彩られ、毛は黄色く頭に角があります、本来は1本角であることから、西洋のユニコーンと比較されることもあるそうです。
また、鳥取県や兵庫県に伝わる民俗芸能で獅子舞の一種麒麟がモチーフになっている麒麟獅子というものがあります。通常の獅子舞よりも面長な獅子頭で、色は金色、一本角があり、耳が逆立ち胴幌は赤色で、背筋の部分は黒色となっているそうです。

ライオン、でっかい猫みたいですよね。可愛いく感じます。チビ雄さんは物足りなかったようで夜行性動物がいる建物の中でヒョウをガラス越しで見かけると、すごんでニラメッコしてました。ヒョウもチビ雄に向ってガラス越しにカリカリして、後で「僕、ワザと変顔してーん」と言ってました。なんでチビ雄の居る所にカリカリしに来るのか不思議だったけど、顔みてわかりました。古代ローマの逸話ではヒョウの息は芳香を持ち、動物たちはこれに魅了され、ヒョウに狩られてしまうと信じられていて、この香りに張り合うことができるのはユニコーンだけであったとか。これが転じてキリスト教では、人々をキリストに導く伝道者の象徴とされたというお話もあるそうですが、肉球が柔らかそうで触ってみたかったなぁ。。。

白クマは正しくは「ホッキョククマ」と言いホッキョクグマの体毛は光を透過し、内部が空洞になった特殊な構造のために、散乱光によって白く輝いて見え、陽光の通過を妨げず、陽光は体毛の奥にある皮膚にまで届き、そこで初めて熱をもたらす。もたらされた熱はぶ厚い体毛に保護され、容易に失われることはないそうです。いいなぁ。温かそうで。。。
この天王寺動物園で飼育されているホッキョクグマのゴーゴ(オス、5歳)は、ゴーゴ用の遊び道具として置いてある棒やプラスチック製の筒を使って、ぶら下げてある餌の肉を落して食べたりするのだそうです。カナダ環境省野生動物研究所のイアン・スターリングは「長年シロクマの観察を続けているが野生でも道具を使っているような例は見たことがない。非常に興味深い事例」と語り、また、北海道大学の坪田敏男氏は「クマは知能が高いとされているが、道具を使ってエサを取るというのは初めて聞いた」ということです。
この日、行ったときはゴーゴーは同じ場所を行ったり来たりしてました。

動物園の動物にとってここにいることが幸せなのかどうかはよくわからないけど、日頃、観ることができない動物を近くで観ることが出来て子供たちにとっては有難い限りです。
しかも、こんな町中で500円で楽しめるなんて「いいの?」と思って入ったので、動物触れあいコーナーでは餌を買って子供たちは、羊とヤギに餌を手からあげてました。羊は毛がモワモワで口が柔らかいから、手に餌を乗っけてあげても痛くないしペロっと餌を食べるので子供たちも楽しそうで、ヤギはヨダレが凄いからと羊に餌をたくさんあげてました。羊って近くで見ると目の玉が黄色っぽくて琥珀みたくてでも、何処見てるかわからない感じがしました。

そしてアシカのコーナーでも餌やりができたので子供たちに100円あげて餌やり(イワシ?アジ?)に挑戦です。プールから離れているからちゃんと投げないとアシカちゃんが食べられません。チビ雄くん2回成功して一回は上から外れた魚をサギが狙って食べられてしまいってました。こんな町中にわざわざお客さんが投げる魚を狙ってサギがいるのが、何だか変な感じでしたけど、天王寺動物園は広くて動物の種類も多くて楽しかったけど、よく歩きました。

kとyが子供の頃の思い出がいっぱいのところなんだけど、記憶がないのがちょっと残念。わたがしの機械でわたがし作って食べたんだよ~と言ってもピンとこないらしい。
持って押しながら歩くと、ちょうちょの羽がパタパタする玩具もここで買って、公園に行くたびに持って歩いてたお気に入りの玩具もまだ売ってたけど、全く覚えてない様子。
ここで遠足に来たとき、お友達とお弁当食べたじゃんか~といっても、母だけの記憶。

きっともっと大きくなって行くと、行った場所がどんどんと懐かしくなるんだろうな~と思いつつこういった家族が触れあう思い出が作れる貴重な場所なんだなぁ。動物園ってと思います。

幼い頃の思い出はないかもしれないけど、この日、動物園にRちゃんとNちゃんと行ったことは忘れないでしょう。
あ~疲れたけど、楽しかった。動物園の動物さん、どうもありがとう。

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