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このお菓子は、旦那のお父さんが山梨の実家に帰って、買ってきてくれたお土産の桔梗屋の「信玄餅」です。風呂敷を模したビニールに包まれた容器きな粉にまぶされた小さな餅が3切れ入っていて、それに付属の黒蜜をかけて食べるのですが、とっても美味しいです。
「信玄」は山梨県の象徴的人物の武田信玄に因んでいますが、山梨ではお盆になると、仏前に安倍川餅を供えるという習慣があり、桔梗信玄餅はこれにヒントを得て黒蜜の独特な舌触りと、添加物を一切使用しないお餅を用いて作られています。
和菓子のオリンピックと言われる全国菓子大博覧会の第19回博覧会(静岡県静岡市開催)において当時の名誉総裁・高松宮宣仁親王から名誉総裁高松宮賞を受賞し、第13回から名誉総裁は高松宮宣仁親王夫妻が歴任されておられましたが、桔梗信玄餅が受賞した第19回には秩父宮妃勢津子様もこの時だけ名を列し皇族三名を名誉総裁に迎えての受賞でした。
また、新潟県上越市にも上杉謙信にちなんだ「出陣餅」という菓子があり、福岡県博多区にも黒田如水にちなんだ如水庵の「筑紫もち」という菓子があり、いずれも戦国時代の名将に因んでいるそうです。
旦那のお父さんは、8人兄弟の末っ子で2番目のお兄さんが亡くなったので葬儀のために帰省しました。その葬儀が創価学会だったから「疲れたよ~」ってぼやいてました。慣れないやり方は疲れるのでしょうね。せっかく参列したのにね。長旅でただでさえ大変なのに肩こっただろうなぁ。じいちゃん。お疲れ様なり。
この信玄餅の存在を知ったのは、お嫁に来てからだけど丁度、妊娠中に20個入りをもらって、賞味期限の12日間内で子供もいないから旦那と二人で思う存分食べてました。
でも、今は子供がいるからもらってもあっという間になくなっちゃう。
チビ雄さんにあげると、きな粉をそこらじゅうにこぼして食べるから世話がかかります。ビニールの風呂敷をひいて食べたらいいのに、お構いなしで食べ始めるので目が離せません。子供たちは黒蜜がどうしても余ってしまうので、お餅を食べたらきな粉と黒蜜をぐるぐるにして食べてます。
今日、テレビを観てたら「くず餅プリン」というのもあるらしく、食べたAKB48のメンバーが「信玄餅みたい!」って言ってました。私はそのプリンが食べてみたくて検索してみました。。。おいしそう。http://www.rakuten.ne.jp/gold/kuzumochi/index.html
近年、新しい商品で「吟造り」と賞味期限が5日の物も出ました。山梨ですから、富士山周辺のお土産屋さんやサービスエリア、都内のデパートでも売ってるみたいです。
機会があればお試しくださいね。
http://www.kikyouya.co.jp/
つづく