白髭神社の稲荷社を真ん中に、右手に寿老神社、左手に天満神社がありました。
寿老神社は、昭和57年に七ヵ所の社寺が集まって結成されました「西近江七福神めぐり」と、新しい高島市の観光名所の一つになったのを記念して建立されました。
寿老神社については、あまり聞いたことがないので、東京都江東区森下の深川神明宮より抜粋させていただきます。
寿老神は、寿老人とも書き、中国道教の神であります。また中国の老子の化身の神ともいわれています。
寿老神は、白髪長寿の老人の姿をして、杖を手にし、杖には人命の長寿を記した巻物を吊し、鹿を伴っています。鹿は、長寿を司る寿老神の神使とされています。寿老神は、人に延命長寿の福徳を授ける福神として、信仰されてきました。
天満神社、御祭神は菅原道真公です。
菅原社社伝に「陽成天皇の御代の天慶七年四月、従五位弐部少輔兼文書博士菅原道真公加賀守に任ぜられ爾来此国に於て仁政を施されしを以て爾今天満宮を尊敬し祀れちと伝ふ」と、記載されており、加賀国(石川県)の国守に任命せられて、赴任の途中に七ヵ所の社寺の一つ、福禄寿天様のある「阿志都弥大明神(阿志都弥神社)」に立ち寄ったとあります。
阿志都弥神社(あしづみじんじゃ)は、社殿を持たなかった時代、この地にあった山桜の木に木花開耶姫命を勧請し「桜花大明神」と称し、長徳4年(998年)に菅原輔正が菅原道真公を勧請し、行過天満天神(ゆきすぎ)を併せ祀ったと伝えられています。また、阿志都弥神社の中に、摂社として白山神社があります。
でも道真公は、いろいろなところでお祀りされてますね。。。
稲荷社のお隣なのは少し、変わってるような?納得のような気がしました。気のせい?
道真と牛の関係は深く、数々の逸話があります。道真公は丑年にお生まれで、牛を愛し常に愛牛に召して庭上を散策され又、薨去の祭には喪車を引いた牛が動かなくなったというような由縁があり、道真公が牛を愛していたことがわかります。
天満宮では必ず神使(祭神の使者)として臥牛の像が置かれています。