花はなぷりんのささやき

わたしのかんさつ日記

もんじゅぼさつ

2011-06-30 16:50:15 | その他

国狭槌神は、豊受大神と同一であり、熊野信仰の本地仏では、文殊菩薩です。国狭槌神は、熊野速玉大社の神と見られています。

国狭槌神は志摩では伊雑宮の御田に関係する地域に祀られ、磯部町五知、桧山は伊雑宮の祭事を行う六郷のうちの二つが磯部神社に合祀されています。

五知の名前はこの神様に由来していると見られ、五知は文殊菩薩の剣も表すらしいです。(右手に持っている智恵を象徴する五智の剣にちなんでいると思われます)

文殊菩薩の、智慧の高さをあらわす言葉に「三人寄れば文殊の智恵」という言葉があるように、日本には三大文殊(安倍文殊・切戸文殊・亀岡文殊)があります。
安倍文殊は騎士像として彫られていて、獅子にまたがり右手にを持ち、左手には蓮華を持っている姿に彫られ、これは一般的に渡海文殊と言われています。

渡海文殊とは獅子にまたがり、海を渡ってくる文殊を表したものです。

切戸文殊は九世戸文殊、知恵の文殊とも呼ばれており獅子にまたがり、インドから中国へ旅をした姿に表わされています。
亀岡文殊は807年に勅令で徳一という人物が文殊菩薩を大聖寺に安置したと言われており、文殊寺とも最初は名乗っていたほどであり、江戸時代には朱印状が与えられるほど文殊菩薩が信仰されていたそうです。

文殊というと、原発の名前についた、福井県敦賀市にある「高速増殖炉”もんじゅ”」の名前で今は割と有名になっています。
日本に高速増殖炉は、茨城県那珂郡東海村に開発の第1段階である実験炉「常陽」、福井県の「もんじゅ」 がありますが、プルトニウムは、わずか1グラムで何百万人も殺せる猛毒で、しかも同時に新たなプルトニウムを生み出すという、特殊な原子炉です。

「もんじゅ」の名前の由来は、文殊菩薩から来ていて、なぜこんな危険な施設の名前に使用されているのかわかりません。どちらかと言うと問授母殺みたいです。

母なる海や大地の危険を脅かしたり、殺すような問題を次々と授けられてます。
この、もんじゅのある福井県には、「文殊山」という頂上は海抜365m山があります。養老元年に 泰澄大師が開山した、白山信仰が広がり、泰澄大師の生誕地のここは古くから多くの信徒で賑っていてきました。
登山道からは奥越山塊の上に白山も見え、福井平野も一望できます。

文殊山の名は昔から著名で、越前五山のひとつとして、また角原地区からの眺めが富士山に似ているというので別名「角原富士」として崇められてきました。
さらに、山頂には陰陽五行の青龍、白虎、玄武、朱雀、黒龍などを示す五神の岩や石が 配置されていてるそうです。

また、文殊山は越前五山の一つで中心に位置していて、東に白山、南に日野山、西に越智山、北東に吉野ケ岳と五つで越前五山となります。

山上の本堂(大文殊)には泰澄大師ご自作、文殊菩薩、奥之院堂(大汝)には正観世音菩薩を、室堂(小文殊)には阿弥陀如来像が安置されており、毎年4月25日文殊祭りもあり、前夜の24日夜は 山頂に文殊菩薩の「文」の文字を電飾で描く「児の火(ちごのひ)」が 点灯されます。

大文殊には「金剛岩」、奥の院には「胎内くぐり」の大岩があり、金剛界・ 胎蔵界の両曼荼羅世界を表しているとみられる。 西行が当地を行脚した際「越しに来て富士とやいはん角原の文殊が岳の雲のあけぼの」と詠んでいます。

なんとなく、ここは伊勢の志摩のようです。文殊菩薩は、国狭槌神・正観世音菩薩は豊玉姫の子供・阿弥陀如来が国常之立神の化身とされるのですが、三柱の神様がいて、磯部町の五知の剣ような山があり、獅子が鮫となり、渡海しました。
しかし、一柱の神様を傷つけたことが腹ただしくて、原子炉の[もんじゅ]が設置されました。機織りの姫の化身が漁師により殺されたの怨みのような感じ…。

日本は二度も、アメリカ合衆国によって、第二次世界大戦で核爆弾を落とされていて、その核の恐ろしさと悲劇は、未来の平和のために風化させることなく、伝えて行こうとしている国です。
こんなに被害にあい、悲しい目に遭っているのに、懲りないんだなぁ。
本当は、一番、強く反対してもおかしくない国です。日本にしか、できないかもしれないです。
しかも、プルトニウムはヨウ素・ウランの数万倍危険といわれて、その強い毒性は多くの学者に指摘しており、「かつて人類が遭遇した物質のうちでも最高の毒性を持つ」と、言われています。
あのフランスも高速増殖炉の開発は諦めているくらいです。
1945年8月9日にプルトニウムを原料にして長崎に投下された、原子爆弾により亡くなった方は、わかっているだけで約7万3千9百人、負傷者約7万4千9百人、その後も原爆症に悩まされた人おり、広島に投下された原爆により亡くなられた方は、、9万人~12万人、合わせて約26万8千8百人と言いますから、その被害は、甚大です。

福井県は「越の大徳とも称される、泰澄上人の生誕の地で白山信仰が盛んな土地でもあります。

二度も起きた、もんじゅでの事故や20km圏内にある、敦賀原発では93年3月と96年12月に、二度にわたって一次冷却水漏出事故を起こしたり、99年7月に配管の亀裂事故が起きています。最近の事故では2号機排気筒から微量の放射性ガスが通る配管に33カ所の微小な穴が開いていて漏れていたことを明らかにしていますし、2004年8月25日に美浜原発3号機で蒸気噴出事故で5人の方が亡くなっています。

この事故は何か意味のあるものかもしれません。

正直いうと自分の家の近くに、原発はなかったし、考えることもありませんでした。
震災が起きてから危険だと、わかりました。
核実験や核爆弾の製造には、注意しよう、根絶しようと呼びかけたりしたのに、材料のウランやプルトニウムが使用されている、原発のことは、今回の震災を受けてからのことでした。絶対の安全は、福島原発の例を見てわからないですよね。
もう、原子力による発電ではなく別の方法を考える時期なのだと思います。

特に、地球を自然をこれ以上、汚したりいじめたりしないでほしいです。ものを言わない自然はただただ、私たちに与えて、私たちはそれに今まで、甘えて、深く考えずに、よく話し合いをせずにに進めて来たように思います。
1956年に初めて東海村に原子力発電所ができましたが、もう、55年も経っています。80年代にしても、30年近く経っているのですから、今の時間の経過の速さからすると、とても古いもので、それにしがみついて新しいことを起こしたくないのかもしれません。
でもそれじゃ、ダメなんでしょう。時代に合わせたやり方を考えて、生きていくようにしなくては、私達は神から、自然も人間も公平な条件もとで、共に、この世に生かされているのですものね。
人間だけの好き勝手には出来ませんよね。多分…

子供たちの時代には、どうなっているのか心配でもあります。
廃炉は難しいという声もありますが、諦めず、山や草花、水、土、など自然を愛する心を思い出して、触れてみましょう。
正しい目には、正しい芽が宿り成長し、愛が実と思います。正しい心は、きっと人へも伝播します。その愛があれば、きっと大丈夫です。
地球を愛する心を大切にし宇宙のような広い心でいたいものです。

以前、敦賀に行ったとき、帰り道は、若狭までドライブして通って帰ってきました。潮風が気持ちよくて、海がキレイでした。日本海は海の色が一層、青いようです。
敦賀で泊まった、旅館の名前は忘れもしません。本当は漢字で書きますが、カタカナでは、ジ○ベイです。鮫の種類でもありますね。
お墓があることは、書くとお客さんの入り悪くなりますよね。だから、これも縁かな?って思うけど、雑誌って写真の載せ方上手です。じゃら○にはやられた(;^_^A
私達が、夏にこの旅館に泊まったのは、2001年のお盆です。
その9月11日にニューヨークで同時多発テロがありました。そのすざまじい映像は、目に焼きついています。
同時多発テロを思い出すと、その前日の10日に、独身時代にとても仲良くしてくれた会社の先輩に赤ちゃんが生まれて、嬉しかったのも思い出します。
綺麗で優しくて面白い、高樹澪に似てるお姉さんでした。私と同じ年に結婚したのだけど、赤ちゃんが、なかなかできなくてやっと生まれた男の子でした。
本当だったら私も同じ年の子供が生まれるはずだったのだけど、私の赤ちゃんの分まで元気に育ってほしいと…図々しく思い、お姉さんに生まれて本当によかったって、喜びました。
お姉さんの旦那さんは、コメディアン?俳優のきたろうさんに似てて、産後お姉さんメールできないからって、旦那さんが代わりにメールをくれました。
「敬愛するお姉さんに、赤ちゃんが出来て私も嬉しいってメールしました。」
敬愛って大袈裟かな?と思ったけど、本当に好きだったんだよね。
姉がいないから、憧れていたんだろうか?私っていつもお姉さんがキャラの友人のパターンが多い?
お姉さん、この後で静岡の浜松に転勤して、あんまり会えなくなったけど、昨年末に、また石川に戻り白山市に住んでいます。
また、会いに行こうっと。
今日もご訪問をありがとうございます。


Lady Gaga - Born This Way

2011-06-29 11:52:51 | 音楽(女性vo)

Lady Gaga - Born This Way (GRAMMYs on CBS)

歌詞の意味はこちらです

Lady Gaga は、アメリカ・ニューヨーク出身のイタリア系アメリカ人25歳です。4歳で楽譜なしでピアノが演奏できるようになり、13歳になるころには初のピアノ・バラードを作曲、11歳でマンハッタンのカトリック系の私立学校、Convent of the Sacred Heart(聖心女子学院)に通っていたそうです。

14歳からニューヨークのクラブでパフォーマンスを開始して、17歳で、これまで世界で20人しか早期入学が許されていないニューヨークにあるティッシュ・スクール・オブ・アート(ニューヨーク大学の芸術学部)に入学しました。

そこで音楽を本格的に学び、エッセイや論文を書くことによって作詞作曲技術を改善。

大学1年生のときにニューヨーク大学を休学して芸術活動に専念したそうです。

ガガは19歳の時、デフ・ジャム・レコーディングスとの間で契約を結び、同じころ、親元を離れストリップクラブで働いていました。このことは特に隠さず、「ストリップクラブで働いていた。私のような裕福なイタリア系の家庭の出では珍しいことだ」と述べ、ストリッパーとして生計を立てていたことを明かしています。

ストリッパーとして人気があったようで、ステージでヘアスプレイに火を付けて、狂ったように踊り、家族の助けなしに生活することで自由を実感したと語るが、家族は認めてくれなかったそうです。

その他、ドラァグ・クイーンとゴーゴーダンサーとパフォーマンスを行うためにクラブに出入りして、このことを知った父は大変なショックを受け、ガガ本人も「あのとき、2、3カ月の間、父は私を直視することが出来なかった」と認めています。

バイセクシュアルとしてカミングアウトしており、ゲイのコミュニティからの絶大な支援をうけています。それらが彼女をスーパースターに押し上げたという経緯もあります。

父親からは認めてもらえず、それがガガにはとても悲しかったと、この間、観たMTVで語っていました。ストリッパーですから、そりゃあ、抵抗があったでしょう。それ、ガガも言っていました。

ガガは何よりも、家族を大切に思っています。昨年、亡くなった祖父も父の姉の伯母も自分の心の中で生きていると言っていました。

特に伯母には、特別の気持ちがあり、あったことはないけれど私には、私と伯母の2つの魂が宿っていると言っています。

10代でのとき、音楽活動の限界を感じてか、SDとコカイン漬けになり、かなり重度な中毒状態に陥り、部屋にこもって薬漬けになっていたようで、かなり危険な状態であったらしいのですが、19歳のときに亡くなった伯母ジョアンに強い影響を受け、「彼女の仕事を終わらせなければ」とひらめいたといいます。

「彼女は画家で詩人だった。彼女のメッセージを伝えなくては」と啓示を受けて、立ち直っていったそうです。

今は、父親も認めてくれて(もちろんでしょうけど)いるそうです。

若くて、急速な激しい25年だったようで、ここまでに至るまでは苦悩と混迷や挫折を味わっている人です。 特に薬については、「ミック・ジャガーやアンディ・ウォーホルのようにわたしが愛したアーティストたちと同じようにしたかったの。わたしは、繰り返し薬を使用して、もう死ぬのだと思っていた」と語るほどですから、何か心的に思いつめて使用したかのようです。どん底の絶望を経験したからこそ、強く生きたり、命と時を大切に思って、伯母さんの分まで画家として意を表現したりしてるのかもしれません。力強いパーフォーマンスが人の心に訴えかけてきます。

こうした、自分のことを包み隠さず話してくれるところも、ファンから共感を得ているように思います。

親日家でもあり、日本とアメリカを結ぶStarですね。日本に来て頂けて元気がもらえそうですね。

 


その気

2011-06-28 14:43:04 | 日記

こんにちは。今日は夏日でしょうか。汗がタラタラと出ます。こんな日でも、Kは部活です。外で。めっちゃ暑いやろな~。水筒は2本持たせてます。でも、足りるかなぁ。

Kは本当は文化部の方がよかったのかもしれないと思うこの頃です。若いときは運動が体を作るから運動部を勧めたのだけど、そんなの得意じゃないからついていくのが大変な感じです。Kは平和主義だから、勝ち負けとかはっきりするの好きじゃないのもあるし、どうしても勝ちたいとかも思わないようなタイプです。だから、のほほーんとしてて、浮きやすい?積極的じゃないか、受け身が多いから余計です。

変に我慢するところがあって、熱があっても言わないこともあるし、様子見ればわかりますけど、口で大丈夫と言って、実は大丈夫じゃないこともあったりで、様子がおかしい時は、要観察な人なんです。w

09年8月末に女子中学生が抱き合ったまま、飛び降り自殺したっていう事件がありましたよね。。。

これは、そんなぁと思う事件で記憶があったのだけど、Kが近所でいつも仲良しの子の言うことをよく聞いてばっかりいて、親からしたら振り回されてる感じがあって、髪の毛を切らない契約!?とか言うのをしてたことがあって「そこまで束縛されて嫌じゃないの?」ってちょっと口論になり、「付き合うのやめたら」って言ったら「◯◯と一緒におられへんなら、死んだ方がマシ。髪切ったら、◯◯との約束破るから、死んだ方がマシ」とか、パニック気味に言うからびっくり。。。長い方が可愛いから、伸ばしたらという気持ちからの約束だったみたいけど、契約書まで書いたというから、寒くって。

春だったから、クラスの友達とも薄い関係な時期だったから余計に◯◯ちゃんに依存してたのかもしれない。でも◯◯ちゃんはKが思うほど親密な気持ちはないと思って、私からすると心酔してように観えて、危険~と思った。本当のところは今もよくわからない。

Kは私と同じようなところがあり、思いつめると「その気」がありやすいと思う。「その気」って、自殺。Yは割と立ち直りが早い。叱られると、「だってー」と理由を言い、自分の非を突っ込まれると拗ねたり泣いたり、ドアをキツく閉めたりで今の自分の気持ちを出すのだけど、Kは拗ねない。自分に非があるときは、わかってる。すぐにごめんって謝る。本当に悪くなくても責任を負いやすい。親に言われた嫌なこと?は聞き流してるようだけど、他はこっちが聞かない限り、話さない。気にしてないのかもしれないけど一人で「大丈夫」って言うから、怖い。子供なんだから、不満を言ってもおかしくないのに言わない。

だから、叱咤激励も様子をみないと下手に言えない人。成長と共に、大らかになるかと思ってるけど、長女で年子だから「お母さんは妹の世話で忙しい」や「姉だから」っていうのが、沁みついてるのか甘えない。Yより距離があるような、今頃になって、少し距離を感じてる。

難しいのだけど、これが角度を変えると甘やかしてる風にもなるらしい。。。だけど、幼い子の自殺もあるからホンマに怖い。

自殺する、小中学生は、いじめや学校のことをなぜ、身近な親に相談しないのかと、親もどうして学校を的に責任を問うのかいつも不思議だったけど、自分がこういう状況になってから少しわかる。

親の側に長くいる、洞察力が鋭くて、優しい子は親に心配させたくないし、自分が学校であった惨めな気持ちでいるのは知られたくない。

また、親に相談して大事になるパターン(親がことを大きくする)を懸念したり、親を信じられないから相談しても無駄と思い込んだり、相談しても軽くとられたり、否定されるとかパターンもあるかもしれない。

親の前と友達の前、一人でいる時、と、顔が違う子もいると思う。誰にでも少なからずあっても、思春期の不安定さから、突飛なことになったら大変。。。

だから、中学に入る前に言った「まずないと思うケド、万が一やけど、いじめとかで学校に行くの嫌になったら、学校行かなくていいから。」なんちゅうことを・・・って思うけど、ホンマ今は、究極の選択、学校行かんでもフリースクールとか大検とかいろんな道があるから、どうしても学校いかなあかんことないと思ってる。私。

自殺とかして命を亡くすくらいなら、働いて自分の道を探してから、後で、夜間でも学校行けばいい。世間体とかで無理に登校させて、死にたいとか思われるくらいなら・・・って思う。と、極論も言った。どうやってでも生きてほしいという意味。死ななければ、どうやってでもやり直しができるってことなんだけど。。。命を粗末にしてほしくないし、親の私も親からKに繋げる責任があるというか・・・絶やしたくないから。

逃げ道があると思うと、逃げ癖もついて、その言い方も難しいけど、子供によりけり、ケースバイケース。

旦那は逆に冷静に見て叱咤激励するタイプだから、冷温効果!?ちょうどいいのかもしれない。

だけど、子供から出てくる何気ない言葉には観察が必要だと思う。口数が少ないと尚更かな。

やっぱりコミュにケーションでしょうか。。。

今日もご訪問ありがとうございます。

 

 

 

 

 


Lady GaGa performing The Egde Of Glory

2011-06-27 16:19:10 | 音楽(女性vo)

Le Grand Journal Lady GaGa performing The Egde Of Glory (15062011).wmv

フランスのテレビ番組『ル・グラン・ジュルナル』で出演したときのもの。90年代のブラウスを着て人魚に変身してます。Lady Gagaは2010年9月に祖父が他界した後、『The Edge of Glory』(ジ・エッジ・オブ・グローリー)を作りあげました。「この曲はこの世の最後の瞬間、真実の瞬間、この世を去る前の瞬間についての曲なの。」と語っています。

歌詞の意味はこちらです。

25日のMTVでは、蜘蛛の巣で動けない苦境も情熱で乗り越えられることを表現していました。

彼女は幼い頃からピアノをならって、一度聞いた音はピアノで表現できる、いわゆる絶対音感の持ち主です。

PVやパフォーマンスは実に芸術的です。ひとつの物語として描いています。

派手な?肌の露出が多いのは、私は母性の表現だと思っています。誰にでもできることではないです。

今後も楽しみです。

 


御田植祭り・わらじ祭り・潮かけ祭り

2011-06-27 15:27:01 | 神社・神話

伊雑宮のこの御田植祭りは、大島神社の潮かけ祭り波切神社の わらじ祭りで一柱の神様の一年の行事なのだそうです。
この三つのお祭りは、別々の祭りに見えるのですが、一柱の神様が共通しているそうです。

初夏、伊雑宮の上空へ的矢湾から織姫星(玉柱屋比売命)が登り、伊雑宮では天照大神を表す「太一」の大団扇を立てます。(太一は星の世界では北極星を表し、天御中主神に例えられます。)天照大神の化身が天御中主神と言う事になり、太一の団扇が田に倒されることにより、天上世界が伊雑宮の水田に移り、玉柱屋比売命の住まいが天上から水田へと移るそうです。

※国狭槌神は御田植えで天上世界から、稲に宿る神様で、稲は生長し、穂は刈り取られ、伊勢神宮へ奉納、天照大御神にささげられます。このままでは玉柱屋比売命は天上に戻ることが出来ないので、次ぎに来る祭りがわらじ祭りで、この残った藁で、一畳の大きさの草鞋を編み、海に流します。このわらじ祭りで、玉柱屋比売命は海の向こうに帰ることになります。この神様、倭姫命を出迎える際に口伝えで出る場合と出ない場合があるそうです!?
この草鞋の大きさは伊雑宮に登ってくる群れの鮫の大きさと同じで、草鞋は沖に流され、海中に没します。玉柱屋比売命は七夕の織り姫でもあるので、七夕の笹を海に流す風習と同じなのだそうです。

海に流された次ぎの祭りが潮かけ祭りで、わらじ祭りより50年程度あとに始まった祭りで、この神様は海の中に行くと市杵島姫命と名前を変え、向かう先は海の中の龍宮でそして、また初夏が訪れると、神様はとなり、伊雑宮へと戻ることになぞらえています。

わらじ祭りの草鞋は、この神様の御神体と一ということになり、波切の古名「菜切」はこの神様の天上の姿(織姫の台所と呼ばれる)、織姫星の傍らの平行四辺形が菜切星、波切の古名の由来の一つとも伝えられています。夏の夜、織姫と寄り添う小さな星とで三角形と平行四辺形がつくれますが、三角の二つが七夕の子どもで四辺形が瓜畑。V字に結ぶと織姫星の固有名ヴェガの語源=落ちる鷲となります。

神様の名前がたくさん、出てきて難しいですが、太字と下線でわかりやすくしているつもりです^^;

伊雑宮では、中世末以降は伊雑(佐波)登美命玉柱屋比売命の2座を祀っていたと考えられ明治以降、伊雑宮の祭神は天照大神御魂だけとされていますが、伊雑登美命は、「磯部の浦から登る美しい神()」のことで豊玉姫の事です。
玉柱屋姫命は、伊雑宮で倭姫命を出迎えた豊受社の神様です。玉はとすると、屋はとなり、「星のの夜の」という意味にり、天の川のお姫様で比治の真名井の話に合わせれば弟棚機のこと。豊受大神、※国狭槌神、という事になります。

伊雑宮では、玉柱屋比売命、安乗神社、波切神社、立石神社では国狭槌神、船越神社では豊受大神、これらの神様は同一と考えるとわかりやすいです。

玉柱屋比売命はの上の神様、国狭槌神はの上の神様、市杵島姫命はの中の神様という具合になります。
この 伊雑登美命・玉柱屋姫命・神様達は、同じ神様らしく、伊雑登美神は同一神が市杵島姫命で、天の川の姫=弟棚機になります。弟棚機と言うと、同一神が豊受大神となります。弟は年下という意味です。

丹波、丹後などの各地方で、玉柱屋姫命のもう一つの姿が豊受大神、海の中の姿が市杵島比売命、その姉7人が空では北斗七星となり、志摩で数多くの民話の根幹を成す神様なのだそうです。海では7匹の鮫は玉柱屋姫命の姉に当たります。

また、国狭槌神は、熊野信仰では「文殊菩薩」の化身とされます。

簡単にまとめると、天照大御神の御霊が団扇で伊雑宮のお田植えの水田に移り、星となって登って来た豊玉姫の住まいが天上から水田に移る。水を吸って稲に宿り、穂は刈り取られて、奉納されます。そしてこの藁で草鞋を作り、豊玉姫は海に帰り、また、初夏にやって来るという感じです。

ものごとには、何でも循環ということがありますけど、神様もこうしてお祭りで循環されているのですね。空から陸へそして海、宇宙の一つを体現しているかのようなお祭りです。

わらじ祭りは福島でも8月6日に「福島わらじ祭り」があります。こちらは、昭和45年から夏祭り「福島わらじまつり」として市民の間に定着していて、信夫三山(熊野山、羽黒山、羽山)の羽黒神社にそびえ立つ長さ12メートルの大わらじは毎年2月に行われる「信夫三山暁参り」と8月に奉納が行われているそうです。

志摩のわらじ祭り(9月14日(水)と9月17日(土)より早く行われますね。
福島が元気になるお祭りになりますように。

ご訪問ありがとうございます。