お気楽な日々

世界遺産旅行、韓流、にゃんずの話などなど

ロワール古城めぐり・シャンポール城

2015年01月23日 09時48分37秒 | 日記
ロワール川流域を代表する城館シャンボール城。


シャンボール城は16世紀の初め、フランス国王フランソワ1世が情熱を傾けて築いたもので、優雅で繊細な城には365本もの塔が立ち並んでいる。

この塔は煙突で、そのまま暖炉につながっている。


1515年に20歳で即位したフランソワ1世は、即位直後にイタリアに兵を進め、そこでルネサンスを代表する芸術家レオナルド・ダ・ヴィンチと出会う。

まもなくダ・ヴィンチが死ぬと、王は悲しみを癒やすためにシャンボールの森に出かけた。

そして、愛着のある森にダ・ヴィンチの発想を取り入れた城を築く。

城の真ん中には、上がる人と下りる人が出会うことがないよう、二重の螺旋(らせん)階段が作られた。

ダ・ヴィンチが描いた理想の都市の階段を実現させたものだ。

中央の塔には王家の紋章が輝き、中央の塔に向かって右の棟には王の部屋が、左の棟には礼拝堂が築かれた。

王と神が対をなしているのだ。

シュノン城が女性的と言われるのに対し、このシャンポール城は男性的と言われている。

季節の良い時期だったら庭も素晴らしいと思うが季節は冬。

この後、昼食をとりシャルトルへ
昼食はキッシュと魚。
まずまずの昼食だった。