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日々の工作など

正相型12dBネットワーク 3

2015-06-20 18:53:44 | オーディオ
正相型12dBネットワークを構成するにはツイーターのカットオフ周波数が低めなためツイーターのFsによるインピーダンスの上昇が特性に影響しやすいためインピーダンスの補正回路が必須になり結構コストがかかってしまうのが問題となります。

そこでチャンネルデバイダーの使用ではどうかと自然に思いつきます。ただツイーターのカットオフ周波数とウーファーのカットオフ周波数が異なるため2台のチャンネルデバイダーが必要になりますがSTEREO誌のMOOKのデバイダーは大変お手頃価格で、ちょうど蔦屋のポイントが5000点たまったので追加のチャンネルデバイダーも購入しました。

シミレーションのための計算をします



数値をいれて特性を見ます





特性を見ると



周波数特性のうねりはまあまあ、位相特性は問題ありませんがやはりツイーターの低音部の負荷がやはり厳しい気がします。

そこでもう一段コンデンサーを入れてみました。前段のクロスオーバー周波数と接近すると特性がみだれるので、コンデンサーの容量を3倍以上にとってみました。





特性は少し改善されています。ただ55μFは大容量で特性のすぐれたコンデンサーの用意は大変なので、パワーアンプの前段にいれたらよさそうです。

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