とうとう八月も最後の日になりました。
明日からは九月、でもまだまだ暑い日が続きそう。
それでも朝夕はひところより涼しくなり
今朝は久しぶりに霧がでました。
背高に高砂百合も咲きだしました。
手入れも出来ずに草だらけになった庭ですが
それでも毎日花が咲いて
朝の嬉しいプレゼントを届けてくれます。
今日はちょっと長くなりますが
そんな庭をご一緒に歩いていただけませんか?
毎朝楽しみにしている西洋朝顔
東の庭への入口のあたりにいます。
南天の木に絡みついて
先日まで濃い群青色の花ばかりでしたが
今朝はこんな可愛らしい子も咲きました。
この子に見とれていたら
壁の方では雨どいに寄り添うように
グラハムトーマスが一輪
なんて可愛いんでしょう。
その先にはブラッシングノックアウトが
大きく枝を伸ばして咲き続けています。
春も夏も秋も
ずっとこんな姿で咲いてくれるブラッシングノックアウトが好きで
伸ばし放題でしたが
さすがに今度の冬はコンパクトに剪定しようと思っています。
先日はここに絡んで繁茂していたクレマチスを
思いきって片付けました。
壁に繁茂させるのが夢でしたが
繁茂することと美しいことは別物でした(^、^;)
そしてその先にフランシスブレイズ
この子も思いがけず今朝可愛く咲いていて
いつも嬉しくさせてくれるいい子です。
咲けば嬉しくて蕾を探し^^
フランシスはちょっと日当たりが悪い場所なので
背を伸ばしてアーチに添わせようと思っています。
もう充分日光を確保出来る場所まで育ってきました。
そのアーチを見上げると
クレマチスのアバンダンスが綺麗です。
このクレマチスも繰り返し良く咲いてくれますね。
あまりに暑くて
伸びた新梢の先が焦げ焦げになったところもあるんですよ。
それでも生き残った梢にはたわわに蕾がついて。
大切なクレマチスになりました。
そうこうしているうちに日が射してきて
木蔭のルリマツリやホトトギスが
気持ち良さそうに目に映ります。
東の庭には小さな背丈で咲く百日紅を植えていて
先日新潟への旅で
この背丈の小さな百日紅は新潟で開発されたものだと
初めて知りました。
そういうことを知ると、また一つ違った目で
この百日紅が大切に感じたりします。
脇には大きく育ったクサボタン。
なかなか咲かなくて待ち遠しく思っていましたが
やっと小さな蕾が現れてきました。
葉の付け根に粒粒が固まっているでしょう?
淡い淡い紫の小さな花が咲くんですよ。
これも楽しみにしている野葡萄
たくさんの蕾がつきました。
綺麗だなぁ~、と見とれ
見ていると実が…
むむむ・・・
こんなに咲いてもポツンと1個?!
結実率が悪いんだろうか、あの美しい実を期待してるのに
ちょっと心配。。
実と云えば、この東の庭の小屋の脇に育てているイチジク
今年は収穫が遅れていますが
それでも沢山現れてきました。
イチジクの木は小屋ですっかり日陰なので
上へ上へと伸びてもらって
すごく高い場所でなってます。
だから摘むのが大変。
主人が先日朝起きるなり
「イチジクが沢山なってイッパイ収穫する夢を見ちゃった!」と(笑)
夢にまで見てるのかと可笑しくなりました。
正夢になるといいね^^
もうこの場所の上の方はイチジクとポールズヒマラヤンムスクに
占領されてます。
近付くとイチジクの良い香りが…
木全体で香るんですね。
特に夜、このそばに行くと
周り中甘いイチジクの香りで満ちていて
それだけで幸せな気分になれます。
長くなりすぎるので今日はここまで。
お付き合いありがとうございました。
明日は別の場所を一緒に歩いてね^^
柔らかな優しい蕾、グレイスが夏の終わりの花を
この2~3日で一気に開かせてきています。
本当に良く繰り返し咲いて
そしていつも美しくて
私みたいな面倒見の下手な人でも
文句も言わず病気もせず。。。
猛暑の続く中、炎天下にいながら
たくさんの蕾をあげてくれました。
7月だったか、植えていた樽鉢が分解してしまって
暑い中ひと回り大きな鉢に移し替え
その時軽く剪定しました。
お約束通りに芽を出して
蕾をつけて
花を咲かせて
だからバラってステキです。
先日、新潟県長岡市の越後丘陵公園にお邪魔した時
グレイスが美しく咲いているのを見つけ
とっても嬉しくなりました。
育てているとそんなものです。
私のあの子と同じ子が、ここにも居て愛でられている
そんなことすら嬉しいものです。