* m's small garden * <milky-mamaの小さな庭>

*** 植物育てが運んでくれる小さな幸せ ***

冬の庭に咲くバラは

2009-12-28 17:30:53 | ・オールドブラッシュと原種系のバラ



年の暮れも押し迫って、まだ綺麗に咲いているのは
ポリアンサローズのマザーズデイ。

霜にあたってもなんのその
美しく咲いています。


こちらもポリアンサローズの名無しさん。



日陰になってしまった東の庭でそっと咲いたまま
そっと蕾も育ってます。


そしてもう一つ、ポリアンサローズのシュネー・プリンセス。



まだ小さな株ですが、それでも全身に花をつけて
クリスマス前から満開です。




ポリアンサローズってどうしてこんなに冬に元気なんでしょうね?

その秘密は、やっぱり血統にあると思いませんか?


ポリアンサローズは日本のノイバラ(ロサ・ムルチフローラ)と
オールドブラッシュ(ロサ・キネンシスの一種)との交配で
生まれたそうです。

そう聞くと納得ですよね。


今年、庭の様子を見て、ますますそれを実感しています。



ロサ・キネンシス・バラエティ

また蕾を開きだしました。


 

チャイナローズは冬眠しないって話をブログのお友達から聞きました。
この様子を見てると、確かにそうかもしれない。





この子たち、毎年夏に葉を落として静かになりますが
もしかして夏に寝てるのかもしれませんね。
これは私の勝手な想像ですけど。。。


そしてオールドブラッシュはますます元気に。



冬の今は、やっと30分位日の射す場所で
私の心配はよそに着々と育っていく蕾。




いつもより、さらに赤の色素を濃くして




なんていいバラなんでしょうね。


日の当たる南の庭のオールドブラッシュも



コロンと丸く一輪。
蕾はたっぷり。





ロサ・キネンシスの血筋たち。


いったいいつから君たちは
こうやって冬に花を咲かせ続けてきたんだろう。


中国に自生していたバラ…数百年、命を繋げてきているんでしょうね。
ロマンを感じますね。





粉粧楼の冬の花

2009-12-28 17:11:02 | ・紛粧楼、葡萄紅

*** 追記しました:2009.12.28 ***



お部屋に入った粉粧楼は、とっても嬉しかったらしく
こんなにぷっくりしてきました。





可愛いでしょう?!
これが粉粧楼の本当の姿ですよね。

小さな蕾がなぜこんなに真ん丸く
大きく膨らんでくるんでしょうね?

重くなって、ますます枝が枝垂れてきています。




どこから見ても真ん丸い…ボールのような可愛い蕾。
これだもの、やっぱり夢中になります。


柔らかな薄い花びらが無数にこの中に詰まってるんですよね。
色もふんわり染まって


いいなぁ!やっぱり


また追記しますね





*** 以下2009.12.26記 ***





粉粧楼の蕾です。
デッキに置いてあったのですが
やっぱりこの蕾を咲かせたくて
とうとう部屋に入れました。





大きな素焼き鉢で、苔むしちゃってるけど
もうこの際いいや、なんてね。

少し高い位置になるよう台に乗せてあります。




冬に向けて、どんどん元気になって行く不思議なバラ。
やはり粉粧楼は秋冬のバラなんですね。

生き生きした葉が綺麗です。





昨年冬は我慢して外で暮させましたけど
せっかくの冬の花ですもの、咲かせましょう、今年は。


外で一年暮らしたおかげか
粉粧楼特有のうどん粉病も出なくなり
雨に打たれてもボウリングが少なくなり
健康な株になった気がします。




蕾は全部で11個。
まずはこの3つがお楽しみ。


チャイナ系は冬に強いんですね。
オールドブラッシュも野生のキネンシスも
外で蕾を育てています。


お正月に咲くバラかもしれません。


もし粉粧楼の育ち方にご興味のある方は

粉粧楼

この記事にまとめてあります。