最近、名古屋場所が始まったので、たまーに相撲を見てます。
(いやいや。前から好きでよく見てたんだけどね/笑)
近頃はあまり見る機会もなくなって来ていたので、
幕内にこんなに外国籍力士がたくさんいることに気がついてませんでした(苦笑)
んで。外国籍力士が増えるたびに思っていたこと。
「外国の力士が、日本の古いしきたりと、縦社会に順応できるのか。」ということ。
特に相撲の世界は、他より厳しい気がするのに。と。
で。
<昨日の一件>から、理事会が出した結論も納得できるといえば、できるが。
以下のニュース文を読んで、高見山の時代をちょっと思い出した。
やはり、外国籍力士が日本人と同じ感覚で相撲をとるのは難しいことなのだろうか?
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<露鵬処分の背景 外国人力士が出世頭の小部屋で>(msnニュース@7/16付)
北の湖理事長は当初不問に付すつもりだった。だが場外乱闘なんてリングで戦う格闘技でもあるまい。しかも関係者以外を巻き込む前代未聞の不祥事に事なかれは許されなかった。
騒ぎが広がった16日はたまたま理事会開催日。理事の中から厳しい措置を求める声が上がった。処分にはまだ甘すぎるという声もあったという。
すべてがそうだとは言わないが、このところの角界の不祥事には外国出身力士に関わるものが目立つ。増える一方の外国出身力士については総人員40人の規制から02年2月から1部屋1人に変更した。結果、多くの部屋に分散。レスリングなどで名をなした力のあるアスリートたちは小部屋でたちまち出世頭になった。いわゆる部屋頭だ。
部屋のリーダーともなれば師匠といえども簡単には口出しできない。自然と角界の秩序やしきたり、伝統が壊れていく。 「外国人関取のなかには目が合ってもあいさつもしないのがいる」と嘆く親方もいる。横綱、大関に対する尊敬の念の薄いのは彼らの勝利至上主義のせいでもある。そうした面で指導しなければ今後も同じような騒動が起きるだろう。
魂の入らない仏を作ってきた結果だから今回の不祥事は露鵬だけに帰する問題でもなさそうだ。 34年前の1972年のこの日、高見山が名古屋場所千秋楽で外国出身力士として初めて優勝している。厳しいけいこで声帯がつぶれ、今かすれ声になっている東関親方だ。辛いけいこで流した涙を「目から出た汗」と語った愛される人柄にだれもが拍手喝さいを送った。だから当時のニクソン米大統領も祝電を寄せている。そんな謙虚で親しまれた力士のいた日が懐かしい。