ひとり井戸端会議

主に政治・社会・法に関する話題を自分の視点から考察していきます。

皇室のささやかな抵抗

2009年12月15日 | 天皇、皇室
宮内庁に意見1千件超、羽毛田長官支持が多数(読売新聞) - goo ニュース

 天皇陛下と中国の習近平国家副主席との会見が特例扱いで決まった問題は、「二度とあってほしくない」と苦言を呈した宮内庁の 羽毛田 ( はけた ) 信吾長官に対し、民主党の小沢幹事長が14日、「辞表を出して言うべきだ」と応酬し、さらなる波紋を広げている。
 同庁には羽毛田長官を支持する声が相次ぎ、識者からは小沢幹事長の発言を疑問視する意見も聞かれた。
 羽毛田長官は14日夜、天皇陛下のお住まいの御所から宮内庁の長官室に戻った後、待ち構えていた報道陣に応対。「これまでの(1か月)ルールで会見をお断りした国に、『うちは政治的に重要でないのか』と言われた時、どう答えたらいいのか」と、改めて陛下と習副主席の会見の設定に苦言を呈した。
 同庁によると、政府内で申し合わせて「1か月ルール」を厳守することになった2004年以降、例外が認められたのは1度だけ。05年1月にタイから上院議長の会見希望が寄せられた時で、1か月前という期限を1日過ぎていたが、同国は直前のインド洋大津波で被災していたため、「やむをえない」と政府が判断して会見が実現した。



 今回は手短に書きたい。

 今回の日本政府の天皇陛下に対する横柄な対応にうんざりし、また中国の無礼ぶりに怒りを感じた人も多いだろう。しかし、皇室(宮内庁か?)はそんなならず者たちに対する抗議の意思をしっかりと表していたのだ。それがこの画像である。

 一見すると何の変哲のないような画像に見えるが、中央にある黄色いバラに注目してもらいたい。この黄色いバラの花言葉をご存知だろうか。


 黄色いバラの花言葉「あなたには誠意がありません」


 これは、私としては皇室のささやかな抗議の意思と受け取りたい。中国や民主党に対する怒りを、皇室の方たちも共有されていると信じたい。 

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2 コメント

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それは愉快 (gunkanatago)
2009-12-19 20:01:04
 なるほど、それは面白いですね。中国をかばう気はサラサラありませんが、韓国のボケに比べるとまだ中国には日本の皇室に対する思慕のようなものを感じます。甘い見方でしょうが、習君は心の底から嬉しかったのでは。
 何にしても、小沢、こんなヤツが国政を切り盛りしているとは情けないことになりました。天皇陛下の韓国訪問など未来永劫あってはなりません。韓国・北朝鮮が「日本時代」の恩義に目覚め、心から悔い改めるならば別ですが、連中が自滅するまでそれはないでしょうから。
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gunkanatagoさん (管理人)
2009-12-25 00:02:13
お返事が大変遅くなり、申し訳ございません。

>習君は心の底から嬉しかったのでは。
実はこれには私も同感です。
というのは、天皇陛下と会見ができるとなれば、中国における政治闘争において確実に有利に働くからです。とは言うものの、私も彼「個人として」天皇陛下と謁見できたことを喜んでいるのでは、と思いました。

あのカメラマンの中嶋氏ではないですが、与党の一幹事長ごときが天皇陛下をアゴで使えると国際社会にメッセージを発信してしまったのは、日本の国政史上最大の汚点だと思いますね。
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