自民新総裁に安倍氏…石破氏を重要ポストで処遇(読売新聞) - goo ニュース
自民党は２６日、総裁選の投開票を行い、新総裁に安倍晋三元首相（５８）（町村派）を選出した。
安倍氏は１回目の投票で２位につけ、１位となった石破茂前政調会長（５５）（無派閥）を決選投票で逆転し、勝利した。任期は２０１５年９月末までの３年間。安倍氏は９月中に党役員人事を決める方針だ。安倍氏は、党員投票で過半数を獲得した石破氏を幹事長などの重要ポストで処遇する考えだ。
総裁選が決選投票にもつれ込んだのは４０年ぶり。決選投票での逆転勝利は、石橋湛山氏が岸信介氏を破った１９５６年以来、５６年ぶりとなる。
自民党は、安倍新総裁のもとで、０９年に野党に転落して以来の政権復帰を目指し、次期衆院選に臨む。安倍氏は、谷垣禎一前総裁が進めた民主、自民、公明３党の協調路線に否定的で、野田政権への対決姿勢を強める構えだ。安倍氏の総裁就任で、野田首相の政権運営は厳しさを増すとの見方も出ている。
安倍氏は、総裁選の投開票後、党本部で記者会見し、野田政権への対応について、「野田首相は『近いうち』の衆院解散を（谷垣前総裁に）約束した。それを果たしてもらうべく、全力を尽くす」と述べ、早期解散を求めていく考えを強調した。党役員人事に関しては、「石破氏が党員票の過半数を取った。重く受け止めなければならない。協力していくことが求められている」と語り、石破氏を党三役などの重要ポストに充てる考えを示唆した。
総裁選の１回目の投票では、石破氏が１９９票でトップ、安倍氏が１４１票で続いた。５人の候補者のいずれも過半数を獲得できず、上位２人が国会議員投票だけで争われる決選投票に進み、安倍氏が１０８票、石破氏が８９票だった。
私は、敢えて安倍氏再選を支持しません。個人的には石破氏を支持していました。その理由は以下の通りです。
まず、安倍氏が首相に「なってしまう」と、アホなマスコミや自民党の一部、民主党から共産党まで、左翼勢力が「反安倍」という点で一致団結し、安倍氏の掲げる政策を潰しにかかることが目に見えて分かるからです。
彼ら左翼は、「安倍晋三」というスイッチが入ると、ポストが赤いのも雨が降っているのも安倍のせいだと言わんばかりに安倍バッシングを始め、その結果、実現できる見込みのある政策まで潰されかねないと危惧しています。
こうしたことは、確かにこういうアホな連中が悪いのですが、連中の負の影響力を考えると、お前らがアホなだけだ！では済まないものがあります。
安倍氏は、マスコミ、とりわけ朝日新聞をテレビや雑誌等で正面切って批判しているため、朝日は躍起になって安倍潰しにかかることでしょう。真実のほどは定かではありませんが、三宅久之氏は、安倍潰しは朝日の社是であると朝日の若宮主幹から聞いたと言われるほどです。
総理となると、一政治家時代のようにただマスコミを叩けばいいわけではなく、嫌いなマスコミをいかに懐柔して手なずけるかというスキルも必要だと思いますが、安倍氏にそのような手腕は期待できません。いかに朝日が腐ったマスコミであるか、以前よりは遥かに知られるところになったとはいえ、その影響力を考えれば、こうした事情は軽視すべきではありません。
また、特にネット上で安倍氏を支持する人たちの多くは、理想ばかりを追い求め、現実との妥協を知らなさ過ぎると思います。どんなにいい政策を並べても、（実現できなかったのが他者の妨害のためだとしても）実現できなければ絵に描いた餅です。
安倍氏の場合、上記のような事情から、今彼が掲げている政策の多くは画餅に帰する可能性が高いのではないかと思います。そしてそうなるとまた保守派が落胆し、安倍氏を支える人がいなくなり、政権基盤が瓦解ということになりかねません。
理想ばかり追い求め、現実を見ようとしないという点では、一部の保守派も護憲派左翼も同じようなものです。
そして、何よりも危惧しているのは、安倍氏が総理になることで民主党が先祖返りしないかという点です。
すなわち、今ようやく砂漠に染み込む雨水程度とはいえ民主党も自民党を叩きおべんちゃらを語るだけでは政権を取ってからのかじ取りに行き詰るということが分かってきたのに、安倍氏が総理になるとその風当りの強さから、また遮二無二に与党を叩き続ければ政権に復帰できると勘違いし、手段と目的が倒錯した元の民主党に戻りかねません。
これに対し、石破氏の場合、敵視するマスコミも少なく、安倍氏に比べたらリベラルとはいえ、保守的政策が実現できる環境が整い、その政策が実現できる可能性が高かったのではないでしょうか。
確かに、一部の政策において石破氏は左派的傾向を帯びていますが、それでも私は、多少の妥協をしても確実性の高い方向を志向するタイプなので、名を捨て実を取るつもりで石破氏を支持しました。
石破氏は、左派的要素があるとはいえ、自分の信念をごり押しするようなタイプには見受けられず、党内や世論の反対があれば柔軟に路線を変更できる人だとも思います。したがって、左派的要素があるとしても、それほど心配する必要はなかったのではないでしょうか。
また何と言っても石破氏は農水から防衛まで精通し、勉強家で非常に頭がいい人です。安倍氏のような「前科」もなく、その意味では世論やマスコミの風当りも厳しくなく、保守的政策を実現するには最良とはいえなくても次善の存在だったのではないでしょうか。
とはいえ、安倍氏が総裁に選ばれた以上、私は安倍内閣ができれば支持はします。その際留意すべきなのは、安倍氏は身内に甘すぎるので、厳しい処分をせずマスコミや野党から批判されることが多々あったので、この点は絶対に改善すべきです。
自民党は２６日、総裁選の投開票を行い、新総裁に安倍晋三元首相（５８）（町村派）を選出した。
安倍氏は１回目の投票で２位につけ、１位となった石破茂前政調会長（５５）（無派閥）を決選投票で逆転し、勝利した。任期は２０１５年９月末までの３年間。安倍氏は９月中に党役員人事を決める方針だ。安倍氏は、党員投票で過半数を獲得した石破氏を幹事長などの重要ポストで処遇する考えだ。
総裁選が決選投票にもつれ込んだのは４０年ぶり。決選投票での逆転勝利は、石橋湛山氏が岸信介氏を破った１９５６年以来、５６年ぶりとなる。
自民党は、安倍新総裁のもとで、０９年に野党に転落して以来の政権復帰を目指し、次期衆院選に臨む。安倍氏は、谷垣禎一前総裁が進めた民主、自民、公明３党の協調路線に否定的で、野田政権への対決姿勢を強める構えだ。安倍氏の総裁就任で、野田首相の政権運営は厳しさを増すとの見方も出ている。
安倍氏は、総裁選の投開票後、党本部で記者会見し、野田政権への対応について、「野田首相は『近いうち』の衆院解散を（谷垣前総裁に）約束した。それを果たしてもらうべく、全力を尽くす」と述べ、早期解散を求めていく考えを強調した。党役員人事に関しては、「石破氏が党員票の過半数を取った。重く受け止めなければならない。協力していくことが求められている」と語り、石破氏を党三役などの重要ポストに充てる考えを示唆した。
総裁選の１回目の投票では、石破氏が１９９票でトップ、安倍氏が１４１票で続いた。５人の候補者のいずれも過半数を獲得できず、上位２人が国会議員投票だけで争われる決選投票に進み、安倍氏が１０８票、石破氏が８９票だった。
私は、敢えて安倍氏再選を支持しません。個人的には石破氏を支持していました。その理由は以下の通りです。
まず、安倍氏が首相に「なってしまう」と、アホなマスコミや自民党の一部、民主党から共産党まで、左翼勢力が「反安倍」という点で一致団結し、安倍氏の掲げる政策を潰しにかかることが目に見えて分かるからです。
彼ら左翼は、「安倍晋三」というスイッチが入ると、ポストが赤いのも雨が降っているのも安倍のせいだと言わんばかりに安倍バッシングを始め、その結果、実現できる見込みのある政策まで潰されかねないと危惧しています。
こうしたことは、確かにこういうアホな連中が悪いのですが、連中の負の影響力を考えると、お前らがアホなだけだ！では済まないものがあります。
安倍氏は、マスコミ、とりわけ朝日新聞をテレビや雑誌等で正面切って批判しているため、朝日は躍起になって安倍潰しにかかることでしょう。真実のほどは定かではありませんが、三宅久之氏は、安倍潰しは朝日の社是であると朝日の若宮主幹から聞いたと言われるほどです。
総理となると、一政治家時代のようにただマスコミを叩けばいいわけではなく、嫌いなマスコミをいかに懐柔して手なずけるかというスキルも必要だと思いますが、安倍氏にそのような手腕は期待できません。いかに朝日が腐ったマスコミであるか、以前よりは遥かに知られるところになったとはいえ、その影響力を考えれば、こうした事情は軽視すべきではありません。
また、特にネット上で安倍氏を支持する人たちの多くは、理想ばかりを追い求め、現実との妥協を知らなさ過ぎると思います。どんなにいい政策を並べても、（実現できなかったのが他者の妨害のためだとしても）実現できなければ絵に描いた餅です。
安倍氏の場合、上記のような事情から、今彼が掲げている政策の多くは画餅に帰する可能性が高いのではないかと思います。そしてそうなるとまた保守派が落胆し、安倍氏を支える人がいなくなり、政権基盤が瓦解ということになりかねません。
理想ばかり追い求め、現実を見ようとしないという点では、一部の保守派も護憲派左翼も同じようなものです。
そして、何よりも危惧しているのは、安倍氏が総理になることで民主党が先祖返りしないかという点です。
すなわち、今ようやく砂漠に染み込む雨水程度とはいえ民主党も自民党を叩きおべんちゃらを語るだけでは政権を取ってからのかじ取りに行き詰るということが分かってきたのに、安倍氏が総理になるとその風当りの強さから、また遮二無二に与党を叩き続ければ政権に復帰できると勘違いし、手段と目的が倒錯した元の民主党に戻りかねません。
これに対し、石破氏の場合、敵視するマスコミも少なく、安倍氏に比べたらリベラルとはいえ、保守的政策が実現できる環境が整い、その政策が実現できる可能性が高かったのではないでしょうか。
確かに、一部の政策において石破氏は左派的傾向を帯びていますが、それでも私は、多少の妥協をしても確実性の高い方向を志向するタイプなので、名を捨て実を取るつもりで石破氏を支持しました。
石破氏は、左派的要素があるとはいえ、自分の信念をごり押しするようなタイプには見受けられず、党内や世論の反対があれば柔軟に路線を変更できる人だとも思います。したがって、左派的要素があるとしても、それほど心配する必要はなかったのではないでしょうか。
また何と言っても石破氏は農水から防衛まで精通し、勉強家で非常に頭がいい人です。安倍氏のような「前科」もなく、その意味では世論やマスコミの風当りも厳しくなく、保守的政策を実現するには最良とはいえなくても次善の存在だったのではないでしょうか。
とはいえ、安倍氏が総裁に選ばれた以上、私は安倍内閣ができれば支持はします。その際留意すべきなのは、安倍氏は身内に甘すぎるので、厳しい処分をせずマスコミや野党から批判されることが多々あったので、この点は絶対に改善すべきです。