愛犬くんとのゆったりライフ

温厚な愛犬くんとの日常を気ままに綴ります。
郷土の武将・武石胤盛さんに関するレポートもございます。

飼い主の『座右の銘』

2019年02月13日 | 日記・エッセイ・コラム

こんにちは!ブログの筆者・飼い主です。

今回は、飼い主の『座右の銘』をご紹介いたします。

のんびり過ごしている飼い主ですが、進むべき道の選択・目前に迫ったやるべき雑事などに悩むこともあります。

そんな時に励まされ慰められる言葉が、飼い主にとっての『座右の銘』です。


『待てば海路の日和あり』

『果報は寝て待て』

この二つは、飼い主にとって非常にありがたい言葉です。

念のために、大まかな意味を記します。

『待てば海路の日和あり』

あせらずに待っていれば、近いうちに幸運が到来する

『果報は寝て待て』

幸運は人の力ではどうすることもできないので、あせらず静かに時機が到来するのを待っていればよい

結果を急いでいる時、何もせずにぼ~っと過ごしてしまった時、やるべきことがあったのに睡魔に負けてお昼寝してしまった時…この言葉を思い出すと安心します!


そして、結果を求めたり、努力して頑張った割に成果が上がらなかった時に思い浮かべる言葉は、これです!

『人間万事塞翁が馬』

人生は、何が幸運で何が不幸なのかは予測できない。

良いと思ったことがそうでもなかったり、悪いと思ったことが良い方向に進んだりする。

《故事の内容》

北の辺境の砦の近くに住んでいた、おじいさんのお話です。

飼育していた馬が逃げてしまいましたが、北方の駿馬を連れて戻って来ました。

喜んで駿馬に乗った息子さんは落馬して足を骨折してしまいました。

しばらくすると、北方の大軍が侵攻してきて多くの戦士が亡くなりました。

息子さんは骨折していたので戦士にならず、命を長らえることができました。


言葉に慰められつつ、自分を労わっていると、何もせずにゴロゴロと無為に過ごす時間が増えていきます。

そういう時は、次の言葉に叱咤されます。

『撒かぬ種は生えぬ』

原因がなければ結果は生じない。

何もしないで良い結果を期待しても、それは無理である。

胸にビシッと突き刺さる言葉です。

何もしなければ仕事は進みませんし、現状打破も出来ません。

何か種を撒いておくのは大事なことだと思い至ります。


でも、今から種を撒いても遅いんじゃないだろうか?

そんな時に頼りになるのが、次の言葉です。

『埋もれ木に花が咲く』

長い間、不遇だった人に意外な幸運が訪れること。

また、長い間の下積みの苦労が認められること。

今は仮に不遇でも、いつか花が咲く!

…かも知れません。

自分に花が咲かなくても、長い下積みの末に成功した人をテレビで見たりすると大いに励まされます。


そして!

再び『待てば海路の日和あり』『果報は寝て待て』に戻ります。

…というループを繰り返している飼い主です

愛猫くん、寒い日はよく眠っています

 

【参考文献】

『広辞苑 第六版』

『名鏡 ことわざ成句使い方辞典』

コメント
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