恐怖の生駒越え。 つづき。

　９月１９日からの、つづき。

　怖がりなおまごが　叫び始めた。
　真っ暗やみで、一車線ほそうねうね山道。

　もう　他の車なんか一台も出会わへん。

　なんか、どんどん登っていくで・・
　ってえ事は、いつかは降りるのよね・・？

　そう、ライトに一瞬　照らし出された道標に
　暗（くらがり）峠と書いてある・・。
　私が、山歩きを始めるきっかけになった
　あの暗峠かいな・・・。

　ねいちゃんは小４くらい、おとうとは保育園やった。
　おとうさんは渋々ついて来たわりには、
　「来てよかったな。」なんて言ってた生駒の山。

　あれは、あたたかーい冬の一日でした・・。

　なーんて、思いめぐらせているうちに、

　道はどんどん狭くなり、
　車すれすれ、
　しかも、下り始めた。

　ちょっと　道からはみ出たら、
　溝にタイヤがはまり、そのひょうしにゴキッて倒れたら
　そのまま　山から　お、落ちてしまうやんけえ～～。
　
　角度６０度（くらいに感じるだけ？）の
　下前方に大阪方面の夜景が美しい・・。

　おまごが叫びながらも、
　寝てしまったのが、唯一の救いや。

　車のライトが照らしたトコだけ、　見える。
　でも、すぐ　崖やあ～ん。
　道　みえへんやあ～ん！！

　ずりっずりっと　　　　ず・ずり落ちたら　し、死ぬ・・。

　「ゆ、ゆっくり行きや～。そやそや。」
　　って、私は運転の事、じぇんじぇんわからへんねんけどさ・・。

　「わかってるって・・。
　　これでも、ブレーキ、思いっきり踏んでんねんで。」と　おぼっちゃま。

　え、こ・これで　ブレーキ全開？？
　って、　これって、勝手に　落ちてるってこと？？

　ご、ごわいよおお～～ん
　お、おがあぢゃああん！！

　はっ　　わたしが　おかあちゃんやった・・・。

　い、胃が痛い。
　おまごのように、ぎゃあ～んと叫びたい！！

　んが、
　ここは一族の長老。
　叫ぶわけにはイカンのじゃ。

　ドライバーの後ろの席で、
　（何か上につかまるのん　あるやん。）
　あれに、ぎゅうっとつかまりながら、
　「そう、そう、だいじょぶや・・。」
　と、長老は　いっこもダイジョブと思ってないけど、
　虚勢を張っていた。

　なんと言っても長老やし・・・。

　
　つづく。


　　　　　　突然ですが、熱海の展望台のおりちゃんです。
　　　　　　おぐしが乱れています。
　　　　　　この展望台の横に
　　　　　　あの　おどろおどろしい　ヒホーカンが・・。
　　　　　　（よほど、気に入ったと見えるね・・。）
　　



　　　　　　でも、ヒホーカンの写真わありません。
　　　　　　駅前で買った　おみやげ。
　　　　　　主に　自分用。　へへ。
　　　　　　おいしかったよ～ん！！

つづき・・ではない。

　予定では、今頃　ツーリストのおねいさん・くれちゃんと
　チベットの高原列車の乗って旅しているはずだった・・。
　ちょっとくらい　いい服も着ていくはずであった。

　んが、
　（がちゃこはんのパクリでんがな。）

　あす・あさって　と、
　熱海に仕事関係出張があったのを忘れていたのであった。

　職場のボスの許しを得ることができ、
　（ボスのくせに　部下の出張忘れるなよ、チミ。）
　嬉々として、高山病の心配などしていたのが、夢のようじゃ。

　明日は重い資料を提げて、
　あたみーのーかいがーん　さんぽーするでー。
　よんぽでも、ごほでも、ごーぎゃんでも、ろーとれっくでも
　どーんと来い

　しくしく・・。
　（しくしくって、わてが流行らせたような気がしてんねんけど、
　　ちゃうやろか？？）

　あっ　きょうふの暗（くらがり）峠越えの続き、
　書く時間なくなってもた。　　アジャパー。

　それえじゃあみなあさまさよおなあらあ


　　　　　

　　　　　　　　　






　　　　　　　　　　　　　　しづちゃん、
　　　　　　　　　　　　　　これが　マルバるこうそうです。
　　　　　　　　　　　　　　右のんです。




　　　　　　　　　　　　　　葉っぱは、もみじみたいなんです。
　　　　　　　　　　　　　　これは、花だけ　ちぎって置いてみました。
　　　　　　　　　　　　　　こうして見ると、やぱし　アサガオやろ。




　　　　　　　　　　　　　　知らない人にサイズがわかるように、
　　　　　　　　　　　　　　美しいユビを添えてみました。　うふ。

きょうふの・・・・生駒越え。

とゆうわけで、
９月１０日からのつづきである。

摂津峡で川遊び、生駒でめちゃうまディナーのあと、
りよちゃん一家と別れ、
わてらの車のドライバー（つまり息子）は
ご自慢（？）のナビで我が家への道を検索し
出発した。

多分、「最短」かなんかでね・・。

なんか住宅街の中を走って、
「道　違ってるのんちゃうーん。」なんて言ってる間に
どんどんと山の中に入って行くではないか・・。
家なんか　もう見当たりまへんがな。

わては、車の事に疎いゆえ、
「まあ、そのうち　家に着くでしょ。
　あ、対向車が来たから
　この狭い道でも、だいじょぶ・だいじょぶ。」と
思ってたけんど、
いつまでたっても、広い道に出えへんし、
第一、街灯もないし、真っ暗やで・・。

あり？
今　かんばんに
　　「この先、道幅狭さくにつき、通行止め」って、
書いてなかった？　　　？？

しかし、若者（だからかどうだかは、わからんけど。）は
引き返そうとはしないんだよね、こゆばやい。

そして、通行止めと書いてたわりには
まっくらで細い、うねうね一車線道は続いていくのであった。

わての隣で　おまごが
「きゃあ、こわいやん～。ひゃあ、だいじょ～ぶ～？？」と
騒ぎ始めたぞ・・・。

　　つづく。


　　　　　ここも見てな。

　　　　　↓　　　　　　　
　　　　　　　これが恐怖の生駒越えの、ワテ以外のメンバーである。

　　　　　　　（あ、ココちゃんはちゃうけど。）
　　　　　　　みんなでトランプしてる時も、
　　　　　　　仲間はずれやから、ふてくされてるねんな・・・。

つづきとちゃう。

　んー、もう死ぬかもしれん・・と、
　この夏は何度思いながら、
　働いていたことであろう・・・。

　今日も然り。
　
　ほんとは、あれしてこれして・・と
　仕事の段取りは立てているのだが、
　この暑さで「ま、いいか、来週で・・。」って
　なってもしょうがないで・・。

　おまけにスタッフのひとりが病気で入院。
　後釜にワテやけど、
　現金の引継ぎも何もなしやもんな・・。

　体調悪けりゃ、さっさと
　休養とれっちゅうねん。
　「しんどいねんやったら、休みや～。」と
　言うてくれる職場やねんから。

　けったいな伝票処理しやがって・・
　エエカゲンニセンカイ、ワレ

　仕事っちゅうもんは、
　誰が見ても、わかるようにしとくのんが基本やで。

　自分しかわからへんねんから・・・
　自分はエライ！！
　と思ってるのは大間違い！！

　ボケボケ

　わての　今日の土曜日の午後をカエセー！！
　おきなわをかえせー！！
　お－きなわにかえせ～！！

　あ～、はらたつ。


　ねよ。

摂津峡から生駒へ。

　前回からの　つづき。

　摂津峡で年齢不詳（いや、わかるけど。）で、
　思いっきし　川遊び
　（つまり、浅い流れに身をまかせて流されていくと
　　岩に背骨があたって痛かったりするが、
　　一段低いトコに　ドボドボと落ちるのが、
　　スリルと言えば言えて、むっちゃおもしろい。）の後。

　大阪府を通り抜けて、
　生駒に　おいしい創作料理を食しに行きました。
　（りよちゃん　ご推奨の店。）

　大満足な晩ごはんが終わり、
　再び北摂方面に帰る　りよちゃんたちと別れたその後、
　きょーふのみそしる（ふる？）な　
　暗峠（くらがりとうげ)越えが待っていたのだ。

　　　　つづく。


　　　　　　　　　　りよっぺ、勝手に載せちゃったよ。がはは。
　　　　　　　　　　顔　見えてないから許してちょ。