花の名前を知るという事は・・。

　たとえば　私のおばあちゃんくらいの年齢の人は
　オレンジ色も　赤も　「赤」
　青も緑も　「青」と言っていることが　ありました。

　これって、言葉で

　「この色は青っていうんですよ、
　　こちらの葉っぱはね　緑っていうのよ。」
　
　って、教えてもらって　初めて、色の違いを認識できるんだって。

　人間は　そういう風に
　言葉でもって、様々なことを
　学習するっていうか、認識するっていうか、
　そういうもんなんだって、昔　本で読んだことがあるんだよね。

　おお～、なるほどー！！と思ったことでしたが・・。


　私にとって、
　花の名前を知ることは、博学になることとは違う。

　たとえば　この　美しい白い花。
　アナモネにも似て、はかなげで
　きっと　キンポウゲ科の植物に違いないと思い
　調べていたのですが・・。

　どうも、白ヤマブキ　みたい。
　んが、花びらの枚数が違うのである。

イチリンソウのも似てる。　かわいいなあ・・。

　んが！！　決定的には、葉っぱがでんでんちゃうし・・。

　ガーデニングの職業訓練校に通ってたときに
　テキストとして購入した　「花色図鑑」　や　ネットで検索してみました。

　正しくは、ばら科の　「草いちご」　という名の植物なのでした。

　

　あ、あんた　ばらの仲間やったん。
　薔薇って、なんか　花の女王みたいな顔してるのん多いけど、
　あんたみたいに可愛い子もいてるねんなあ・・。
　
　そいえば、いちごも　ばら科やなあ。
　うちの鉢植えのイチゴの花、ピンクでむっちゃかわいいねんで。

　そおか・そおか。
　そおいえば、薔薇も　一重の花の奥ゆかしいのん
　ありましたわなあ・・。

　なーんて、
　私は草いちごの写真と話してるんです。

　こんど、山の中で出会ったときも
　きっと、いろいろ　おしゃべりすることでしょう。



　で、この子は　
　「どっかで見たな～。」と思ってたら、

　そうそう　今月号の花の雑誌に取り上げられていた
　「イカリソウ」です。





　これは　ショウジョウバカマ。
　聞いた事　あるよね。
　そーか、これが　ショウジョウバカマなんやー。
　こんなに　かわいい花やってんなあ・・。





　これはキブシ？
　実は　まだ　調べてないんです。

　こういう木の実（じゃなくて花です。）も　大好きなんです、実は。

　タラーンとして、ゴージャスでしょう？





　これは　ぴちゃん正解の
　上が　すかんぽ。
　下がヤマブキです。

　一緒に摘んだ　カドちゃんが　炊いてくれてんけど、
　居眠りして　焦がしてしまったのです。
　
　残念ながら、食べられませんでした・・。