母親途上

興味のあることは何でもやってみたい大人途上な私が母親になりました。
永遠発展途上な私の海外生活日記

恐怖のねずみ

2009-08-31 | シカゴ生活

シカゴ大学にある図書館。学生のために、休みの間もほぼ無休で解放される図書館は、シカゴ大学に関係している家族も出入りが許可されており、夏の暑さで家での作業が辛いときには、ノートパソコン一式をまとめて大学の図書館に避難しています。


学生と同じように本を借りることは出来なくても、図書館の中はどこでも自由に使って良く、ワイヤレスインターネット完備。おまけにこの図書館には日本語の本が山ほどあり、デイヴに頼んで借りてもらうと、私の中でぱあーっと日本文学への道が開ける感じです。


シカゴ大学には日本人の教授もたくさんいるので、日本語の本のほとんどは教授からの寄付みたいですが、送るととっても輸送費のかかる本は、毎回日本に帰るたびに持って帰りたいのをしぶしぶ諦めるもののひとつ。今までは活字の禁断症状などが出ると、日本食のスーパーに併設される本屋さんに行き、割高の文庫本を物色していました。


そんな私の活字禁断症状を落ち着かせてくれる図書館。今は私の完全な避難場所になっています。


そんな避難場所、残暑もだんだん涼しくなってきたので、図書館へ通う毎日も終わりかな?と思っていたところ。


それがまたしても避難生活に突入の予感・・・。それは家のキッチンにどこからかねずみがやってきたらしいのです!


 


私は実物は確認できませんでしたが、デイヴ曰く、しっぽを入れても5?くらいしかない可愛いねずみだとか。


可愛くても可愛くなくても、衛生的に良くないものが自分のキッチンを走りまわるのはどうしてもどうしても許せない。


幸い、保存してあるお米やナッツ類は全て無事だったものの、ネズミがキッチンを歩いたという事実だけでもう気持ち悪く、我が家のパントリー(保存棚)を1日かかってデイヴがきれいにしてくれました。


若い頃にイギリスに留学していた父は、日本から送ってもらった大事な大事な食料をねずみに食べられ、怒り爆発。数日後に窓際のカーテンを登るねずみを見つけ、ヌンチャクで脅して失神させ、アルコール漬けにして他のねずみへのみせしめにしたらしい・・・。それ以来ねずみが出ることはなかったそうです・・・。


しかし、ヌンチャクもなければ、アルコール漬けなんて私には恐ろしくて出来ません。それどころか、罠にかかって死んだねずみを想像することすら・・・厳しい。


とは言え、ねずみが罠にかからなければ、かかるまで心配する日が続くだろうし、ねずみが出入り出来そうな穴はどこにも見つけられなかったのですが、一応罠をかけてみました。


一晩たって恐る恐る罠を覗いてみましたが、どうやらねずみは戻ってこなかったよう。


 


お願いだからもう戻ってこないで



どこまでも続く本、本、本・・・な大学の図書館(当たり前か・・・)。いやっほーい!


 
こちらがキレイになった我が家のパントリー。罠は一番下にあるブルーのケースの右横にかけてます・・・。


Supper clubの残り物で・・・

2009-08-30 | お料理

毎月1回金曜日には、ハイドパーク内にある地域の教会で行われるSupper clubを手伝っているのですが、今月はシーフードラビオリの残り物をもらい、こんな料理を作ってみました。



フレッシュパスタに、ロブスター、カニ、エビの身、ホタテ、刻んだバジル・チャイブとバターで炒めたほうれん草、そしてゴートチーズを少し、そして塩こしょうで味付けたフィリングを乗せて



こうやって巻いたものを耐熱皿に敷き詰めて



ベシャメルソース(ホワイトソース)に白ワインとレモン、フレッシュハーブを入れて作ったソースをかけて、220度のオーブンにアルミホイルをかぶせて15分、そしてホイルを取って10分、そして表面を焦がすのに温度を上げて7分焼きました。



断面はこんな感じ


フィリングの中身はシーフードだけでなく、肉でも野菜でもOKです!


難点は生パスタじゃないといけないこと。乾燥パスタはくるくる巻けないので、やわらかい生パスタが必要なんですが・・・


生パスタに挑戦する方!パスタマシーンがなくても出来るラザニアや上の料理なら麺棒ひとつで出来ちゃいますよ!


モルトンブラウンの香り

2009-08-29 | きれいへの道

心配事があると眠れなくなる・・・、そんなことは今だかつてほとんど経験のなかった私。でもデイヴは、心配事があると寝付けない体質で、眠たいのに眠れないと夜中の3時や4時にぼーっとTVを眺めている姿を見るのがだんだんと多くなってきました。


現在シカゴ大で哲学のドクターコースを勉強中ですが、博士課程を修了するには本一冊分の論文を書かなければならず、その論文で将来の就職が決まってしまう大事な大事な論文。そんな論文に行き詰ると夜中に眠れなくなることが・・・。


そんなデイヴを心配して、何か気分を変えてくれる、リフレッシュできるものはないかと探していて見つけたのがモルトンブラウン。


軽い気持ちで使い始めたんですが、これが良い!


ユニセックスで使えて香りも嫌みがなく、良い具合にリフレッシュ。そして界面活性剤を使っていないのも大きなポイントで、デイヴは長年悩まされている背中のニキビが消えつつあります。


モルトンブラウンはボディセラピーという、現代のストレスフルな生活で疲れた体と心を癒してくれるシリーズもあり。


この子たちを使い終わったら、今度はボディセラピーデビューを狙ってます!



右から:エナジャイジング シーモス、ウォーミング ユーカリプタス、リラクシング ユアンチーのシャワージェル


父直伝のえびカレー

2009-08-28 | お料理

貿易という仕事柄、出張が多い父。食べることが何よりも好きな父は、かつて日本で日本米が手に入らず、タイ米が日本で売られていたときにタイへ出張に行き、タイ米を買ってきたり、(赤いお米が混ざっていて普通のとは違う高級なパックだったとか)ヨーロッパに行くときはワインやオリーブオイル、その土地でしか手に入らない果物の砂糖漬けなどを買ってきてくれます。


そんな父が作る料理の中でどうしても自分で作ってみたかったのがえびカレー。


頭付のえびのみそとダシがたっぷりのカレーですが、アメリカの真ん中に位置するシカゴで、新鮮な魚介類はなかなか手に入らず断念の繰り返し・・・。シカゴ3年目にしてやっと、ステファニーが連れて行ってくれた新しい業者用?みたいなそっけないスーパーで、こんなエビを見つけました!



手が青いエビと普通のエビ!贅沢に2種類使ってみます。



手?が長いです。



表面をしっかり焼いて



頭とカラはしっかり出汁をとります。頭はちょっとつぶすぐらいにしてミソを出す!


後は、にんにく、玉ねぎ、しょうがなどをじっくり炒めて香辛料を加え、トマトの水煮とえびのジュースを加えて煮立ったらさらに瓶詰のえびみそを入れ、ココナッツミルクを入れ、ぐつぐつ煮込んで最後に剥いておいたエビの身を入れて出来上がり。


 



ぐつぐつ煮込み中。


とっても簡単に見えますが、味はすべてさじ加減次第という、超超難課題。実は1日目は思った味にならずに悩みながら寝て、夢の中でもえびカレーの味を試行錯誤し、起きたらすぐにカレー実験に取り掛かって2日目にしてやっと完成したのでした!



初めて、父のカレーの記憶をたどりたどりしながら作ったにしては上出来だったかな??と言うお味に仕上がりました。夢にまでみて心配したカレー、納得する形に仕上がって本当に良かったー


両親には健康的なものを・・・

2009-08-27 | 相方

義両親が来ると言うことで、2人は健康になって帰ってもらおう!と話していたところなのに・・・


家にある大量のお菓子(デイヴコレクション)は早めに食べて、甘い物をあまり出さないでご飯をしっかり食べてもらおうって言ってたのに・・・


紙を1枚持ってキッチンでごそごそしているかと思ったら、作っていたのはやっぱりお菓子で。



ライスクリスピー(ポン菓子のようなシリアル)にピーカンナッツを炒ったものと混ぜてカラメルを流して型で固めてました・・・。


それを大きなブロックに分けてかぶりついてニンマリ。


いや、確かに美味しいんだけど・・・
その他のお菓子も食べてしまわないといけないのにどうするの~??